EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.7.20(Fri)

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  • イニエスタやトーレスとも対戦経験豊富な東京V・ロティーナ監督、日本の暑さ対策は”夜練習”?

    イニエスタやトーレスとも対戦経験豊富な東京V・ロティーナ監督、日本の暑さ対策は”夜練習”?

     約1ヵ月に及んだW杯はフランスの優勝によって幕を閉じ、水曜日にはようやくJ1も再開した。J2も含め、夏の移籍ウインドーも本日オープン。各チームにすでに合流している選手のほとんどが登録され、今週末から行われる試合に出場可能になる。

     J2では東京Vが泉澤仁とレアンドロを獲得して話題となっているが、この夏の補強選手でやはり最大の注目は神戸のアンドレス・イニエスタ、そして鳥栖のフェルナンド・トーレスに譲るだろう。片やバルセロナを象徴する選手であり、片やアトレティコ・マドリーやリバプールを渡り歩いたストライカー。彼らをよく知る東京Vのロティーナ監督は、「彼らが日本サッカーにもたらすものは大きい」と断言する。

    「彼らは素晴らしい経歴を持っているし、まだ十二分にプレーできる状態にある。人間としても素晴らしい。サッカー選手としてのキャラクターは違うが、2人ともサッカーが大好きで、サッカーにすべてを捧げ、その捧げることを楽しむことができる。私としても非常に楽しみにしています」

     スペインでクラブチームを率いて「彼らとは何度も対戦したことがある」というロティーナ監督。イニエスタについては「今でも世界のベストの中盤の選手の一人」と評価。「彼のクオリティーを生かして神戸に適応していけるはずだし、逆に神戸も彼の能力をできるだけ引き出すために、彼に適応していく必要がある。重要となるのは、お互いが適応していくこと」と、活躍のためのポイントを語った。さらにトーレスについても、「彼は素晴らしいストライカー。彼に良いボールを配球できる選手がいれば多くのゴールを決めるはずだ」と太鼓判を押した。

     二人とも22日の試合出場に意欲を示しているとされるが、トーレスは出場が濃厚なものの、イニエスタはコンディション面から微妙との一部報道もある。彼らの当面の敵は、ピッチ内ではなく今年の日本の異常な猛暑かもしれない。実際、東京Vではここ数日、練習時間を10時開始の予定から18時に変更している。「湿気と混じって、とてもたえがたい暑さだ。スペインも暑いことは暑いが、これくらい暑いときはスペインでもこの時間にトレーニングします」と、げんなりした顔で語るロティーナ監督。日本では1年先輩として、日本の夏を乗り切る秘訣をアドバイスする機会もあるかもしれない。

    文:芥川和久(エルゴラッソ東京V担当)

  • 鳥栖のフェルナンド・トーレス、いざJデビュー。シュート練習では味方から感嘆の声

    鳥栖のフェルナンド・トーレス、いざJデビュー。シュート練習では味方から感嘆の声

     今週末での、フェルナンド・トーレスのJリーグデビューが確実となった。

     今夏、鳥栖に加入したフェルナンド・トーレス。15日に来日し、翌16日からチームに合流してトレーニングを重ねている。7月20日に発表されたJリーグの選手登録でも無事に手続きが完了したことが明らかとなり、あとは22日のJ1第17節・仙台戦を待つばかりとなっている。

     チーム関係者によれば、合流してから精力的にトレーニングをこなしており、シュート練習ではワールドクラスの技術を見せているという。シュート練習の際にはほかの選手たちが思わず見入ってしまっているようで、その的確にミートポイントをとらえるシュートスキルの高さには感嘆の声が上がったそうだ。コンディションも上々。週末の試合でのメンバー入りは確実な情勢だ。

     来日会見で「何分間でもいいので試合に出られれば」と仙台戦でのデビューに意欲的な姿勢を見せていたトーレス。マッシモ・フィッカデンティ監督もこれまで加入した選手は積極的に起用してきただけに、トーレスも仙台戦でのJリーグデビューの可能性は極めて高いと言えるだろう。

     鳥栖サポーターのみならず、Jリーグファンにとっても注目となる一戦になることは間違いない。見逃せない瞬間が訪れるのは確実だ。

    文:杉山文宣(エルゴラッソ鳥栖担当)
    写真は会見時のもの 写真:菊地正典

  • 日本女子サッカーリーグとラ・リーガが連携を締結。女子サッカー、なでしこリーグの魅力向上も視野に

    日本女子サッカーリーグとラ・リーガが連携を締結。女子サッカー、なでしこリーグの魅力向上も視野に

    (写真)馬渕明子日本女子サッカーリーグ理事長(左)とペドロ・マラデア ラ・リーガ・フェメニーナダイレクター(中央)


     20日、日本サッカー協会で日本女子サッカーリーグとラ・リーガとの連携協定発表記者会見が行われた。

     ラ・リーガの女子部門(イベルドローラ)は近年、リーグとしての魅力を徐々に高めつつあり、TV中継試合数も年々増加。大きなスタジアムでの試合も行われるようになっている。また、ラ・リーガを構成する42クラブのうち、31クラブが女子チームを抱えるなど、リーグとして女子部門を発展させようとする動きも活発になっている。

     会見に参加したラ・リーガ・フェメニーナダイレクターのペドロ・マラデア氏は「日本の女子サッカーリーグとの提携は名誉なこと」とした上で、「女子サッカーとの商品としての価値を広めていきたいという思いがあったし、メディア、スポンサー、観客に働きかけてきた。これからも女子サッカーをプロの事業として広めていきたいし、女子サッカーは大きな可能性を秘めている」と、ラ・リーガ・イベルドローラが発展を遂げた要因やさらなる発展への意欲を語った。

     また、日本女子サッカーリーグ理事長・馬渕明子氏は「日本とスペインの外交樹立150周年、日本女子サッカーリーグ30周年の節目の年に両国の女子サッカーの発展に寄与できること、世界トップクラスのラ・リーガとの提携協定を結ぶことができたのはうれしい。グローバル化する世の中で、世界に通用する選手を育てていきたい」と、この連携の意味に触れた。

     Jリーグはラ・リーガをはじめ各国との提携を進めているが、日本女子サッカーリーグと海外リーグとの提携は今回が初めて。今後は①トップから育成年代までのフレンドリーマッチ&トーナメント等の交流②指導者交流による知識・情報交換③ワークショップ、ミーティングなどを通じての知識交換などを行い、リーグとしてのさらなる魅力向上、発展を図っていく予定だ。

  • リヴァプールのクロップ監督「世界最高のGKと契約できた」新守護神アリソン獲得に歓喜

    リヴァプールのクロップ監督「世界最高のGKと契約できた」新守護神アリソン獲得に歓喜

    ブラジル代表の正GKアリソンが、リヴァプールと正式契約を結んだ。実績のある新GK獲得を受けて、ユルゲン・クロップ監督が喜びのコメントを発した。続きは…(提供元:goal.com)
  • クルトゥワのレアル・マドリー行きはチェルシーの代役確保次第で進展か

    クルトゥワのレアル・マドリー行きはチェルシーの代役確保次第で進展か

    レアル・マドリーへの移籍が目前とうわさされているGKティボー・クルトゥワの去就は、チェルシーの代役探し次第となっているようだ。続きは…(提供元:goal.com)
  • チェルシー加入のジョルジーニョ「自分はプレミアリーグにいないタイプ」新天地での活躍に意気込み

    チェルシー加入のジョルジーニョ「自分はプレミアリーグにいないタイプ」新天地での活躍に意気込み

    チェルシーのジョルジーニョは、プレミアリーグに新しい風を吹き込めると考えているようだ。続きは…(提供元:goal.com)