EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.8.3(Fri)

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  • U-21日本代表選出の新潟・原輝綺、「うれしい。ホッとした」

    U-21日本代表選出の新潟・原輝綺、「うれしい。ホッとした」

     新潟の原輝綺が3日、14日からインドネシアで開催される第18回アジア競技大会メンバーに臨むU-21日本代表に選出された。年代別代表は1月のAFC U-23選手権以来、7ヵ月ぶり。「うれしいです。ホッとしました」と報道陣に笑顔を見せた。

     3月のパラグアイ遠征には選ばれず、5月のトゥーロン国際大会はチーム事情により参加辞退となったが「代表スタッフから、いろんな選手が見たいという説明も受けていたので、落ち込まずにやってこられた」と受け止め、チームで出場経験を重ねてきた。今季、新潟ではボランチ、右サイドバック、センターバックと守備的ポジションで重宝され、明治安田J2リーグは第26節を終えて23試合に出場し、2アシストを記録している。

     市立船橋高校時代から意識してきた状況判断は、原の武器としてプロの舞台でも生かされている。ただ新潟で取り組んでいる高い位置からの守備では、背後をとられて失点するなど、苦戦する場面もあった。「チームの守備戦術はあっても、最後は1対1の局面。早い判断で自分で止められた方がいいという場面もあった。得たものはたくさんある」と、DFとして重ねてきた経験を生かしてインドネシアでの躍動を誓う。

     森保一監督体制となって初めて参加した1月のAFC U-23選手権では3バックの右が主戦場。状況に応じてボランチの横までポジションを上げ、攻撃に厚みを加えるなど、アイデアも発揮した。「森保さんも理解してくれているし、よさを存分に発揮できるようにしたい」と意気込む。

     J2は最大3試合を留守にすることになるが、鈴木政一監督は「彼のスピードと高さは最終ラインに必要なもの。サイドバックの背後のカバーリングも良いものがある。日本代表でも活躍してくれると思う」とエールを送る。原は「(ソン・)ジュフンやけが人も戻ってきたし、勝ってくれると思う。代表に選ばれたぶん、切り替えて頑張ってきたい」とコメント。2年後の東京五輪を見据え、まずはアジアの舞台で存在感を示す。
    文・写真:野本桂子(エルゴラッソ新潟担当)

  • 鳥栖に加わったレバノン代表CBジョアン・オマリ。特徴については「チームに幅をもたせる動きができると言われる」

    鳥栖に加わったレバノン代表CBジョアン・オマリ。特徴については「チームに幅をもたせる動きができると言われる」

     3日、鳥栖は鳥栖市内でDFジョアン・オマリの加入会見を行った。

     2日に加入が発表されたジョアン・オマリは現役のレバノン代表で15試合2得点を記録する左利きのCB。レバノン代表ながらドイツ生まれ、ドイツ育ちでドイツの国籍も有している。チョン・スンヒョンが鹿島に移籍したことで層が薄くなったCBに、頼もしい選手が加わることになった。

     加入に際してオマリは「自分の長所を自分で話すのはあまり、好きじゃない」と前置きしたうえで「よく言われるのはリーダーシップがあってチームを助ける意欲がある。そして、チームに幅を持たせる、そういう動きができると言われています」と自身の持ち味について語っている。これまでドイツ、トルコ、UAEでのプレー経験を持つ経験豊富なCBにとっても日本でのプレーは新たなチャレンジになる。移籍を決断した理由については「日本が良い国であるということ。日本が良いレベルのサッカーだということは実際に自分もW杯を見て、感じました。だから、日本に来ることを決断しました。他のチームから多くのオファーや興味を受けていましたが鳥栖に来ることを決めた理由としては監督から良い印象を持たれているということを実際に話してみてわかったからです」とW杯での日本代表の活躍により、関心を持ったことも背景にあったようだ。

     すでに来日して1週間ほど経っており、その間に行われたJリーグの試合もチェック済み。「見て思った印象としてはすごく速いサッカーをしている。そして、走っても疲れない、そういう選手が多いなと思いました。非常に強くて良いリーグだなという印象を持っています」とJリーグの印象について語ったオマリ。会見中は終始、笑顔を見せるなど明るい性格の持ち主であることをうかがわせた。降格圏に沈むチームを救うことができるか。週末のC大阪戦からメンバー入りが期待されるオマリに注目したい。

    文・写真:杉山文宣(エルゴラッソ鳥栖担当)

  • 柏の新加入DFナタン・ヒベイロ、札幌戦でデビューか。ドーム型スタジアムも「慣れている」

    柏の新加入DFナタン・ヒベイロ、札幌戦でデビューか。ドーム型スタジアムも「慣れている」

     今節・札幌戦で新加入のDFナタン・ヒベイロが柏デビューする可能性が出てきた。

     3日の練習では、その最後に行われたクロス対応のトレーニングでナタン・ヒベイロが主力組に入りプレーする機会があった。加藤望監督は「自分たちの戦い方を含めてメンバーはまだ決めてないですね」と明言はしなかったが、「(コンディションは)100%ではないけど上がってきているとは思う。彼と話してやっていきたい」と話した。

     ナタン自身も「チャンスが来たらそれに応えられるようにやっている。最近は結果が出ていないけど、誰のせいではなく、家族としてお互いに助け合いながらチームとして上を目指していければ良いと思う。自分のコンディションは上がってきているし、準備はできているので、機会がくれば活躍できると思う」と意気込み、「札幌が空中戦に強いことは理解しているけど、そこだけでなくてセカンドボールをどれだけ拾えるかで試合の流れも変わってくる。セカンドボールをいかに落ち着かせるか、自分たちのペースでボールを運べるかで勝敗が決まってくると思う」と試合を見据えた。

     今節は日本ではJ1唯一のドーム型スタジアムである札幌ドームが会場。長らくカタールでプレーしていたブラジル人CBはドーム型スタジアムでプレーした経験を持っており、「エアコンが効いているところでプレーしたこともあるので慣れている。札幌は天気予報見ると気温が低いので、自分にとっては特に優位に左右すると思う」と笑顔を浮かべた。

     柏は現在4連敗中と苦しんでおり、その4試合で喫した失点は『10』と守備の立て直しは急務。「選手一人ひとりの自信につながるプレーやコーチングの部分でみんなが自信を持ってプレーできるように経験を生かしてチームに貢献できれば」と話す背番号3がチームの救世主となるか。

    文:須賀大輔(エルゴラッソ柏担当)

  • スパイクから名前まで、山形と何かと縁のある(?)新加入・楠神順平

    スパイクから名前まで、山形と何かと縁のある(?)新加入・楠神順平

     7月31日にクラブから二人の新加入が発表され、8月1日からチーム練習に合流している。名古屋から期限付き移籍の内田健太とともに山形の一員となったのは、清水から期限付き移籍の楠神順平。愛媛でプレーし、木山隆之監督の指導も受けている内田と違い、楠神は山形との縁が薄いのではないかと思われたが、どうやらそんなことはなかったようだ。

     まず、旧知の選手。「児玉(剛)は大学の時から知ってるし、坂井(達弥)も鳥栖でやってるし、古部(健太)くんも大学から知ってる」。単身豪州に渡った経験もある楠神だが、知っている選手が複数いることで、人見知りでもすんなり溶け込めそうだ。

     契約しているスパイクが、山形のサプライヤーでもあるニューバランス。「3年前ぐらい、セレッソの時からニューバランスなので。鳥栖の時(16年)もニューバランスだったんですよ」とのこと。

     そして、デビュー戦が等々力での山形戦。同志社大から川崎Fの特別指定選手となった09年、J1第23節の88分、中村憲剛と代わってピッチに入ったのが、デビュー戦だった。「強化指定の時かなあ。確か、そうだったですかね。(川崎Fの)ホームで」と対戦相手の記憶は曖昧だが、記録にはしっかり残っていた。

     さらに、なんと言っても名前に「神」が付いていること。モンテディオの「ディオ」は「神」を意味するイタリア語だが、名前に「神」が付く選手の在籍はおそらくチーム史上初。しかし、それを聞かされた当の楠神はそんな意識はなかったようで、「いま初めて知りました。意識していきます」と答えていた。

     そんな山形と縁多い楠神だが、「チームとしてJ1に昇格というのが絶対にしたい目標なので、そのために個人としてもどんどん試合に出て、得点なりアシストなりして貢献できればなと思います」と新たにできた結びつきを最高の形にする決意も話していた。

    文・写真:佐藤円(エルゴラッソ山形担当)

  • ついに比嘉画伯グッズ発売。東京V・比嘉祐介のヴェルディ君イラストを元に商品化

    ついに比嘉画伯グッズ発売。東京V・比嘉祐介のヴェルディ君イラストを元に商品化

     東京Vは8月4日開催のホーム・味の素スタジアム、大宮戦の会場で、比嘉祐介の絵から生まれたスペシャルグッズを発売すると発表した。

     この企画の始まりは2カ月前。サポーターの一般投票で選ばれた“絵心のありそうな選手”がチームマスコットのヴェルディ君を、写真も実物も見ずに記憶だけで描いた絵の出来栄えを競い、見事1位に輝いた絵をグッズ化するというものだった。結果は見事に「絵心には自信がある」という比嘉が優勝。ただ、ほかの3人は「まったく絵心はない」と認めていたため、順当な勝利だったと言えなくもない。

     そのグッズが今週、ついに出来上がった。自らもデザインされたキーホルダー、バッジ、トートバッグ、Tシャツと対面した比嘉は「俺もいるじゃん! 普通にいいじゃん! カッコ良くない?」とご満悦。ノリノリで販促VTRの撮影に挑んだ。そこに通りかかった選手たちからも、「あのクソみたいな絵が! めっちゃ可愛くなってるやん、ふざけんな!」(梶川諒太)、「お金払うから着てって言われても絶対着ない」(若狭大志)と絶賛(?)の嵐を浴びていた。

     大宮戦からスタジアム内オフィシャルグッズ売店のみでの販売となり、完売した場合にWebショップでは販売はないという。果たして売り切れるのか…。見どころ満載のこのグッズ、ぜひとも注目してもらいたい。

    文:芥川和久(エルゴラッソ東京V担当)
    ※写真はクラブYouTube動画より

    ついに比嘉画伯グッズ発売。東京V・比嘉祐介のヴェルディ君イラストを元に商品化

  • 松田直樹さんの命日となる今節・千葉戦、松本はリーグ戦4連勝なるか

    松田直樹さんの命日となる今節・千葉戦、松本はリーグ戦4連勝なるか

     松本にとっての今節・千葉戦は、2011年8月4日に34歳の若さで亡くなった松田直樹さんの命日にあたる。前節・甲府戦でも、松本の選手たちは試合終了後に『背番号3』のシャツへ袖を通してアルウィンを周った。

    「自分自身は松田さんと直接関わっていないが、一緒にやってきた選手やスタッフ、サポーターの皆さんにとっては大切な人だと思う」とは試合後に語ったのは高崎寛之。そのうえで「僕たちとしては、そういう思いも胸に秘めながら、全力で戦っていきたい」と今後の戦いへ、あらためて気持ちを高める。

     試合前日の3日午前にはチーム全員で黙とうを行い、試合会場となる千葉へと向かう。敵地で今季初となるリーグ戦4連勝を飾って、松田さんに吉報を届けられるか。

    文:多岐太宿(エルゴラッソ松本担当)

  • 母校・折尾愛真高校(北福岡代表)の甲子園初出場にエールを送る徳島・島屋八徳

    母校・折尾愛真高校(北福岡代表)の甲子園初出場にエールを送る徳島・島屋八徳

     自身のツイッターで母校・折尾愛真高校(北福岡代表)の甲子園初出場をお祝いしていた島屋八徳に対して、8/3に本大会の組み合わせが発表されたタイミングを見計らい、あらためて取材を試みた。

    「サッカー部でしたけどうれしいですよ! 僕は男女共学になった1期生なんですけど、野球部は当時5名ほどしかいませんでした。学科は違いましたけど、面識はありました。野球部もサッカー部も初年度は人数が少なく、練習施設もちゃんとしたところがなくて。2年目以降に野球部もサッカー部も部員が増え、専用の練習場も徐々に整っていきました。(甲子園初出場は)全国で名前を売るチャンスというか、夢に見た舞台だと思うのでのびのび楽しんで欲しいです」

     当時を振り返りながら、母校の球児に熱いエールを送った島屋。強豪・日大三高(西東京代表)との初戦については「いいんじゃないですか! そういうところに勝つと旋風が巻き起こるんで。まずは初戦突破を! 時間が合えば絶対に観ます!」と締めくくった。

     天候などの影響もなく、試合が順調に進めば8/10(金)の12時ごろにプレイボール予定。同日、徳島の練習スケジュールは17時スタート。どうやらテレビを観ながら、熱い応援を届けられそうだ。

    文:柏原敏(エルゴラッソ徳島担当)

  • [本日のエルゴラッソ1面]浦和が来た!

    [本日のエルゴラッソ1面]浦和が来た!

    [本日のエルゴラッソ1面]浦和が来た!

    [明治安田J1第19節 マッチレポート]
    ■浦和 vs 川崎F
    上位を連続撃破。浦和の逆襲、本格化

    [明治安田J1第19節 マッチレポート]
    ■横浜FM vs 広島
    広島が見せた強さ。堅守とカウンターとセットプレー

    [明治安田J2第27節 プレビュー]
    ■千葉 vs 松本
    千葉の22番・工藤。松本イレブンと35日ぶりの再会

    詳しくはコチラ・・・