EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.8.8(Wed)

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  • 鈴木政一監督解任を受け、片渕浩一郎ヘッドコーチが3年連続で新潟の暫定指揮官に

    鈴木政一監督解任を受け、片渕浩一郎ヘッドコーチが3年連続で新潟の暫定指揮官に

     8日、新潟は鈴木政一監督との契約を、8月7日付けで解除したことを発表した。後任監督決定までの間、暫定的に片渕浩一郎ヘッドコーチが指揮を執る。

     今季から15年ぶりにJ2で戦う新潟は、「1年でのJ1復帰」を目標に掲げ、鈴木監督とともに新たなスタートを切った。だが第27節・大分戦(0●4)を終え、今季2度目の3連敗を喫して19位に低迷している。この日、聖籠町のクラブハウスで取材に応じた中野幸夫社長は「すべては私の責任。鈴木監督は一生懸命やってくれたが、19位という立ち位置や地域の声を考えて、私の意志で決めた」と解任の理由を明かした。

     新潟は16年の吉田達磨氏、17年の三浦文丈氏(現・岡山コーチ)に続き、3年連続でシーズン途中の監督交代。過去2シーズンと同様、3度目の監督代行を務める片渕ヘッドコーチは「僕がトップチームに関わって3年連続で引き受けることになり、自分の力のなさを感じる。私だけ残るのは申し訳ないと思うが、責任をとるチャンスは得られたととらえ、全うしたい」と使命を果たす決意を語った。

     11日には、ホームで第28節・栃木戦が控えている。「鈴木監督がやってきたことは間違っていると思わない。トライされていたところは引き継いで、まずは守備を整理したい。切り替えや球際、運動量。サッカーの原点にこだわる」。まずはここ3試合で10失点している守備の改善に着手する。

    文・写真:野本桂子(エルゴラッソ新潟担当)

  • 期限付き移籍で熊本に加入した横山知伸、「理解を深め、勝点をとるために貢献したい」

    期限付き移籍で熊本に加入した横山知伸、「理解を深め、勝点をとるために貢献したい」

     熊本は6日、DF横山知伸の期限付き移籍加入を発表。横山は7日から早速練習に合流して汗を流している。今回の移籍はオファーから発表までも迅速で、12試合勝ちなしでJ3降格圏に沈む現状を受け、守備の強化を意図したもの。

     「とにかく札幌との気温差に驚いている」という横山だが、熊本は開幕前のキャンプでも滞在経験があり、旧知の選手も少なくない。本人は「夏場の移籍は初めてで、学ばなければいけないことが多い」というが、大宮時代には渋谷監督の下でもプレーしており、練習を見ていても早くも馴染んでいる様子。

     「サッカーは一人でやるものではないし、周りとのコミュニケーションでいいものを作っていくもの。意見をすり合わせて、お互いがやりやすいようにやっていきたい。いま、失点が多いようなので、球際の強さとか高さでは負けたくないと思っています」とのこと。

     自身にとってもチャレンジとなる決断。残り15試合とシーズンは終盤に入っていくなか、1戦ずつ勝点を重ねていくことを目指す。

    文・写真:井芹貴志(エルゴラッソ熊本担当)

  • 金沢の柳下正明監督が警戒する甲府の選手は「クセ者」金園英学

    金沢の柳下正明監督が警戒する甲府の選手は「クセ者」金園英学

     「クセ者は金園」

     金沢は今節、ホームで甲府と対戦する。金沢の柳下正明監督は、磐田時代に指導した甲府のFW金園英学を「クセ者」と表現した。

     「自分からアクションを起こしてというのではないんだけど、リアクションがものすごく速いんだよね。例えばクロス(への入り方)にしても、マークしていてもボールがちょっとズレると、そこへの反応が速い。あるいはセカンドボールも。そういうのでスッとかっさらっていく。そのあたりでチャンスを作ったり、点をとったりしている」(柳下監督)。

     また、仙台から金沢に期限付き移籍中の藤村慶太も金園のプレーを知る一人。藤村は「ゾノさんは体が強いし、ゴール前での駆け引きとかもうまい。しっかり頑張れる選手なので、守備でも貢献できる」と話し、「ゴール前に入っていく感覚もあり、ヘディングとかも強い。そういうのはしっかりCBとかに伝えて、抑えられるようにしたい」と、特徴を守備陣に共有するとのこと。

     甲府戦に臨むにあたり、金園を封じることも大きなポイントになりそうだ。

    文:野中拓也(エルゴラッソ金沢担当)

  • 葛藤の末に長崎移籍を決断。磯村亮太が新チームでの抱負を語る

    葛藤の末に長崎移籍を決断。磯村亮太が新チームでの抱負を語る

     磯村亮太が新天地での決意を語った。

     先週、新潟から長崎への加入が発表された磯村。選手登録が完了した直後のJ1第20節・浦和戦では後半途中から出場し、早速、長崎でのデビューを飾った。新潟では主将を務めながら長崎への移籍を決めただけにその決意は強い。

     「名古屋のユースからトップチームに上がって長い期間をグランパスで過ごしました。そこから新潟に初めて移籍をしてみて、サッカー選手としての時間というのは限りあるものだと危機感をすごく感じました。ただ、主将という立場があったし、新潟も苦しいシーズンを過ごしていた。そこの責任もすごく感じていたので悩みましたけど、チャレンジしたいなと最後は思って決めました。本当に悩みました。悩んだし、自分自身、どうしたらいいのか分からなかったというのが正直なところ」

    と、かなりの葛藤があった末の決断だったようだ。新潟ではJ1昇格を目指すシーズンだったが、新天地となった長崎では目下の目標はJ1残留。違った形でのチャレンジとなる。

     「長崎は一体感があるチームだなと感じますし、去年のイメージよりもすごくボールを大事に保持して攻めていくのが印象的です。自分が入って何か、いい変化をつけないといけないと思うし、そのためにどういうプレーが必要なのかは、いろいろあると思います。まだ来て間もないので自分自身も長崎のサッカーをすべて理解できたわけでもない。しっかり整理しながら、自分のプレーをしっかり表現できるようにしたいです」

     長崎での抱負をそう語った磯村。J1残留に向けてここから厳しい終盤戦に向かっていく長崎にどういったものをもたらせるのか。磯村に懸かる期待は小さくない。

    文・写真:杉山文宣(エルゴラッソ長崎担当)

  • ケニア人ストライカー、マイケル・オルンガが柏の練習に参加

    ケニア人ストライカー、マイケル・オルンガが柏の練習に参加

     8日、柏への加入が決定的となっているケニア代表のマイケル・オルンガが全体練習に参加した。

     台風が近づいていることもあり、強い横殴りの雨が降る中、オルンガは約1時間のメニューをすべて消化。6vs6のミニゲームでは1本目の開始早々にファーストタッチで早速ゴールを決めると、2本目では自ら積極的にボールを呼び込みスルーパスを受け、ワントラップから利き足ではない右足で強烈なシュートを叩きこむなど存在感を示した。

     オルンガは「センターフォワードが欲しい」という加藤望監督のリクエストのもと、ブラジルや東欧の選手などを何人かリストアップをした中の一人で、最後は190㎝近くある存在感が決定打になって練習に参加。映像では確認済みだったチーム関係者も、初めて生で見たプレーに「ワクワクする」と絶賛。スペイン1部のジローナをはじめ中国やスウェーデンでもプレーした過去があり、国際経験は豊富だ。

     そして、この日の練習でともにプレーした選手の評判も上々。同じチームでプレーした中川寛斗が「生粋のストライカー。あのストライドは日本人には絶対ないでしょ」と話せば、マッチアップした中川創は「体が強くて、懐に入ったときはなかなか(ボールを)とれなかった」と述べた。さらに、南米でのプレー経験が長い澤昌克は「スペインでプレーしていたと聞いたからスペイン語が話せるのかなと思ったら話せなかったので日本語を叩き込む(笑)」とジョークを交えながらも、「ペルーでアフリカの選手とチームメートになったことはあるけど、ケニア人選手は初めてなので楽しみ」と語った。

     選手登録の都合上、今週末のJ1第21節・仙台戦への出場は難しそうだが、登録が順調に進めば第23節・磐田戦からは出場が可能に。英語でコミュニケーションをとりながらチームメートからは“ミカ”と呼ばれるなど、早くもチームに溶け込もうとする姿勢を見せている。24歳のケニア人ストライカーが柏に新風を吹かせそうだ。

    文・写真:須賀大輔(エルゴラッソ柏担当)

  • 大記録も通過点。浦和の阿部勇樹、次節にも史上最年少でのJ1通算550試合出場達成へ

    大記録も通過点。浦和の阿部勇樹、次節にも史上最年少でのJ1通算550試合出場達成へ

     11日に開催される、J1第21節・鳥栖vs浦和。この試合で一つの記録が生まれそうだ。浦和のシンボル、阿部勇樹がこの試合に出場すれば、いまから20年前に刻んだJ1デビュー(98年8月5日Jリーグ1st第16節、市原vsG大阪。当時16歳333日)から数えてJ1通算550試合目となる。これまで楢﨑正剛(名古屋)、中澤佑二(横浜FM)、遠藤保仁(G大阪)が達成してきた記録だが、阿部がこのラインを超えれば最年少(36歳11カ月5日)での達成だ。

     高3当時、千葉県浦安市にあった市原の練習場で先輩たちに日々叱咤されながらも、左CBのレギュラーとして残留争いを戦い抜いた少年は、コンスタントに毎年出場機会を重ね、いまやすっかり大ベテランの域だ。今季は先発出場こそ少なくなったものの、オズワルド・オリヴェイラ監督にも重宝され、最近はどんな状況でも交代カードの1枚目として投入されている。ピッチでは、チームの歯車をちゃちゃっと調整して円滑に回す役割を担う。その仕事の意味は実に大きい。

     彼の姿を間近で見てきた2歳年上の平川忠亮は、「試合に出る選手はいろいろなケガとつき合わないといけないが、彼は我慢しながら、コントロールしながら、そしてケアしながら、ここまでずっとやってきた。苦労してきたのも見てきた。彼からは心の強さ、続けられる強さを感じる。年下だけどリスペクトしている」と話した。積み重ねた550試合の裏には、550試合ぶんの膨大な準備が隠れている。主将の任を解かれた今季も、それは変わらず続けてきた。

     鳥栖戦でも、きっと阿部の力が必要になるだろう。そのためにルーティンを一つひとつ消化し、試合前日練習のあとには大原サッカー場の坂道を淡々とダッシュしているはずだ。阿部は550試合目をいつもどおり戦い、これを一つの区切りとしてまた次の試合へのサイクルを始める。

    文・写真:田中直希(エルゴラッソ浦和担当)

  • 川崎Fに噂の190cm超えブラジル人MF加入へ。7日、チームに挨拶

    川崎Fに噂の190cm超えブラジル人MF加入へ。7日、チームに挨拶

     昨季のJ1王者・川崎Fに、新たな選手が加入することになりそうだ。ブラジル3部のトンベンセから加入予定の、23歳のブラジル人MFカイオ・セザールが来日。7日にクラブハウスを訪れ、チームに対して挨拶を行った。

     セザールは身長190cmを超える長身MFで、中盤ならどこでもこなせるユーティリティープレーヤー。長身ながら足元の技術に長け、リーチの長さを生かしたボールキープやドリブル、パスにも秀でたものを持つ。細かいパス交換も得意なようで、川崎Fのスタイルへの早期フィットが期待される。

     7日にはチームに対して「ここに来るチャンスをいただいて感謝している」と挨拶を行い、初めての顔合わせを終えた。近日中に正式契約を結ぶ見通しで、新戦力を加えた川崎Fは、逆転での連覇に向け歩みを加速させる。

    文・写真:林遼平(エルゴラッソ川崎F担当)

  • オフを返上してスルチャン出場に意欲を見せるソウザ。ターンオーバーが予想される中、メンバー入りなるか

    オフを返上してスルチャン出場に意欲を見せるソウザ。ターンオーバーが予想される中、メンバー入りなるか

     7日、スルガ銀行チャンピオンシップの前日会見がヤンマースタジアム長居にて行われた。

     今回、Jリーグを代表して出場するのは、昨季のJリーグYBCルヴァンカップ王者であるC大阪。昨季は天皇杯を含む2冠を獲得し、今季の開幕前にはゼロックス・スーパーカップも制したC大阪にとって、初めて挑む大会、初めて狙う国際タイトルとあって、今大会に臨むチーム、選手のモチベーションは高い。

     前日会見に出席したユン・ジョンファン監督も、「最近のリーグ戦ではいい結果を出せていませんが、少しでもいい雰囲気にしていくために、明日は勝つ必要があると思っています。最善を尽くして頑張ります」と試合に向けた抱負を語った。中断が明けてからのリーグ戦は3分3敗と勝利がないだけに、「ここで勝つことによって、チームの雰囲気もまたよくなる。チーム全員でしっかりと戦いたい」と、この試合を転換点とすべく意気込みを述べたのは、選手を代表して登壇した秋山大地だ。

     アウェイでのリーグ戦に挟まれた過密日程ということもあり、出場選手は直近のJ1第20節・鳥栖戦から完全ターンオーバーが予想される。スルガ銀行チャンピオンシップ前日の練習は、鳥栖戦に先発したメンバーはオフが与えられた。ただし、その中で自主的に練習に加わったのがソウザ。日ごろから「チームの力になりたい」と話す彼にとって、アルゼンチンの強豪との対戦を前に、居ても立っても居られなくなったようだ。鳥栖戦では控えに回った選手たち、そして、U-23の若手によるメンバー構成が予想される中、明日の試合で背番号11がメンバー入りなるかも注目される。

    文・写真:小田尚史(エルゴラッソC大阪担当)

    オフを返上してスルチャン出場に意欲を見せるソウザ。ターンオーバーが予想される中、メンバー入りなるか

  • [本日のエルゴラッソ1面]青赤猛追!

    [本日のエルゴラッソ1面]青赤猛追!

    [明治安田J1第20節 マッチレポート]
    ■FC東京 vs 神戸
    勝ち切る青赤。首位の背中はすぐそこ

    [明治安田J1第20節 マッチレポート]
    ■名古屋 vs G大阪
    ヒーローは名古屋が誇る“世界のジョーさん”

    [スルガ銀行チャンピオンシップ2018](共通版のみ)
    ■C大阪 vs インデペンディエンテ
    “本物”に挑む桜。狙うは冠と総力UP

    詳しくはコチラ・・・