大分のFW三平和司が、2試合3ゴールと好調アピール中だ。明治安田Ｊ２第26節・岐阜戦で10試合ぶりに先発出場すると1得点、続く第27節・新潟戦でも2得点を挙げた。

　力み過ぎ感満載のゴールパフォーマンスもさることながら、チームの2連勝にも貢献して登壇したヒーローインタビューでもハジけまくり。岐阜戦後のインタビューでは、丸谷拓也のミドルシュートをゴール前でさらにシュートするという“珍プレー”について「マル（丸谷）とあれしか練習してなかったので決まったよかったです」とボケてみせたのだが、ピッチリポーターが思わず本気にしてしまい、「…すいません、嘘です」とダダ滑りに終わった。

　新潟戦はホームゲームだったため、三平の扱いに慣れている成尾佳代ピッチリポーターがスルースキルをフル稼働してことなきを得たが、アウェイで三平のボケを過不足なく拾ってくれるリポーターがいるとしたら、かつて京都を担当していた和田りつ子さんくらいではないだろうか。

　今節もホーム連戦。三平に岡山の堅守をこじ開けてもらい、3戦連続インタビューでJリーグを盛り上げてほしい。

文・写真：ひぐらしひなつ（エルゴラッソ大分担当）