EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.8.15(Wed)

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  • ユース上がり1年目の大宮・奥抜侃志、大宮ユースの目覚ましい活躍に刺激

    ユース上がり1年目の大宮・奥抜侃志、大宮ユースの目覚ましい活躍に刺激

     先日のクラブユース選手権では大宮ユースが決勝進出を果たし(結果は準優勝)、16日にスタートするSBSカップ国際ユースサッカーに臨むU-18日本代表に吉永昇偉、同じく16日スタートのU-17日本代表のチェコ遠征には高田颯也が参加するなど、アカデミーの活躍が目覚ましい。ユース所属選手のトップチームトレーニング参加も、今季は例年に比べて頻度が高くなっている。

     その中で、ユース上がり1年目の奥抜侃志は「いい刺激をもらえます」と話す。クラブユース選手権の決勝も観戦し、「いい選手がいっぱいいるので、自分も負けていられないな」と思いを新たにして、トップチームの一員として日々励んでいる。

     レギュラーとして公式戦に絡む時期もあった奥抜だが、負傷離脱などもあって現在はベンチ外が続く。ただ、一時は周囲に合わせ過ぎてドリブルという唯一無二の特長を見失いかけることもあったが、現在は迷いも消えた。トレーニングでもガンガン仕掛ける姿勢には勢いがある。

     最大の課題として認識するのは、スタミナ面。「昔からスタミナがない」と自覚し、全体練習後にはみっちり走り込んで体力強化に努めている。石井正忠監督率いるトップチームでは攻撃陣にも守備面での言い訳は許されない。守備を妥協なくこなしても、攻撃に移行した際にパワーを使えるようになっていくことが“再ブレイク”へのカギ。後輩たちから受けた刺激を、公式戦での活躍という結果につなげたい。

    文・写真:片村光博(エルゴラッソ大宮担当)

  • 自分を追い込む福岡の篠原弘次郎。栃木戦で発揮される半端ない集中力に注目

    自分を追い込む福岡の篠原弘次郎。栃木戦で発揮される半端ない集中力に注目

     3連勝がかかった今節、福岡の相手は7戦負けなしと好調で、そのうちの5試合が無失点という堅守が武器の栃木だ。その堅い守備ブロックを崩すためには、前回対戦(第7節/2〇1)のときのように相手のスキを突いてチャンスに作り出すため、また栃木の威力抜群のセットプレーを抑えるためにと、攻守それぞれで“高い集中力”が求められる。

     そしていま、チームの中で抜群の集中力を発揮できる選手がいる。篠原弘次郎だ。

     第5節の東京V戦から第20節の大分戦までCBとして16試合連続で先発していた篠原は大分戦での行為が「乱暴な行為」と「極めた反スポーツ的な行為」とされ、2試合の出場停止処分が下された。その処分対象となった第21節の町田戦と第23節の讃岐戦以降、篠原が先発したのは第25節・徳島戦の1試合のみとなっている。

     そして前節の水戸戦で岩下敬輔の負傷交代によって途中出場、約30分をプレーして無失点勝利に貢献した。岩下のケガの具合にもよるが、水戸戦での働きを含めて考えると篠原の今節・栃木戦での先発出場の可能性は十分にある。そんな状況の中で話を聞くと、篠原は厳しい表情でこう語った。

    「あれからというもの、自分に自分でかなりのプレッシャーをかけながら日々を過ごしている。何としてもはい上がりたいから。そして訪れたチャンスは何が何でもモノにしたい」

     前回対戦時には、動き出しの鋭さにある栃木の大黒将志を高い集中力を維持して見事に抑えた。そして現在、自分を追い込みながら信頼の回復に努めようとする中で発揮される集中力もまた半端ないレベルのものとなるはず。好調・栃木との一戦、ぜひ篠原のプレーに注目してもらいたい。

    文・写真:島田徹(エルゴラッソ福岡担当)

  • チェコ遠征に臨むU-17日本代表選出の金沢U-18・GK上田樹、「いつもどおり、自分らしく」

    チェコ遠征に臨むU-17日本代表選出の金沢U-18・GK上田樹、「いつもどおり、自分らしく」

     今月16日よりチェコ遠征に臨むU-17日本代表に、金沢U-18に所属するGK上田樹が選出された。世代別代表の一員として、第25回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメントを戦う。

     上田は石川県出身の高校2年生。内灘SSS、金沢U-15を経てU-18に在籍。今季は2種登録されており、トップチームの練習にも数多く参加している。また、今年2月にはJFAナショナルゴールキーパーキャンプに招集された。185cmの長身が魅力のGKだ。

     トップチームがオフ明けの二部練習を行った14日も上田は練習に参加し、その後取材に応じた。代表に関しては、前述したナショナルゴールキーパーキャンプへの参加をきっかけに意識するようになったという。「うれしかった」と今回の代表選出を喜び、「いつもどおり、自分らしくプレーしてチームに貢献できるように頑張りたい」と意気込みを語った。

     国際舞台での上田の活躍を期待したい。

    文・写真:野中拓也(エルゴラッソ金沢担当)