EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.8.17(Fri)

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  • 「なんだかんだ点をとる」(本田拓也)。徳島のFWピーター・ウタカと対峙する山形、元チームメートも大いに警戒

    「なんだかんだ点をとる」(本田拓也)。徳島のFWピーター・ウタカと対峙する山形、元チームメートも大いに警戒

     徳島を相手にするチームにとって、もっとも警戒が必要な選手がピーター・ウタカ。今節対戦する山形・木山隆之監督も「ウタカとかが入って、前にボールがシンプルに引き出されることが増えた」と“ウタカ後”の徳島の変化を感じ取っている。

     チームメートとして実際にプレーを確認している選手も、山形にはいる。

    「すっげー収まる」と話すのは、15、16年と清水でともにプレーした本田拓也。「ボールを取りにいくタイミングとして、(いつもならば)取れるタイミングだけど、結構簡単に体を入れ替わられちゃうシーンもあります。ザ・アフリカ人。強いし、しなやか」と絶賛。「シュートは下手くそ。でもなんだかんだで試合中、点は取る」と警戒する。

    「なんでもできる器用な選手だと思う」と評したのは、同じく清水で15年に半年間チームメートだった内田健太。「周りを使うのがほんとうまいし、ここという時のスピードだったり、体の使い方というのは日本人にない独特のものを持ってる。『そこでパス出さないだろう』というところでパスを出すし、切り返しだったりも結構深いから、粘り強くやらないとダメすかね」と、やはり規格外のプレースタイルに言及する。

     守備ではチーム全体で緻密な戦略が必要となるが、本田は「まずウタカのところに行かせないことが、ボランチとしてはまず第一かなと思う」と、ウタカ対策について考えをめぐらしていた。

    文:佐藤円(エルゴラッソ山形担当)

  • 期待の新加入ケニア人FW、柏のマイケル・オルンガ。週末のデビューについては「なんとも言えない」(加藤望監督)

    期待の新加入ケニア人FW、柏のマイケル・オルンガ。週末のデビューについては「なんとも言えない」(加藤望監督)

     17日に選手登録が発表された柏のFWマイケル・オルンガだが、今節・磐田戦でのJリーグデビューは不透明な状況にある。

     17日の練習後、記者陣の取材を受けたオルンガは今節・磐田戦について「まだ何とも言えないですね。試合に行くかどうかも分からない状態ですので」と多くを語らず、加藤望監督もオルンガの起用やメンバー入りについては明言を避けた。

     ただ、指揮官はケニア人ストライカーの加入が早速チームに好影響を与えていると感じ取っているようで「彼が入ってきたことによってすごく周りが刺激を受けている。点を取ることにミカ(オルンガ)自身もすごくどん欲だし、それを感じている周りの選手もすごく良い影響を受けて、点を取ることにどん欲になっている。それが(前節・FC東京戦の)瀬川(祐輔)のシュートにもつながっていると思う。そういう意味では出る・出ないにかかわらず、彼の力はチームにプラスになっている」と“オルンガ効果”を語った。

     近年の柏にはあまりいなかった長身FWの起用法については「(攻撃の)バリエーションは増えるかなと。(チームとして)中央からも攻撃にトライしているので、そのアクセントには必ずなると思う」と大きな期待を寄せた。

     今季初の連勝に向け8度目の挑戦となるこの一戦。“オルンガパワー”を借りて、高き壁を乗り越え、浮上のきっかけをつかみたい。

    文・写真:須賀大輔(エルゴラッソ柏担当)

  • 連勝が懸かった愛媛戦。大事な試合で甲府の新加入MFフェフージン、出撃か

    連勝が懸かった愛媛戦。大事な試合で甲府の新加入MFフェフージン、出撃か

     8月14日に加入が発表された甲府の新加入MFフェフージン(写真右)。2015年には神戸で約半年間プレーした選手で、プレータイプが似ている小椋祥平(同左)と気が合う様子だ。そのこともあり、合流して間もなくチームに受け入れられた。「日本は組織的な国。文化的にお互いを尊敬し合う素晴らしい国だと感じた。私も妻もまた日本に戻りたいと思っていた。今回の移籍に関わってくれた人すべてに感謝したい」と話す。

     約3週間前までブラジルで公式戦を戦っており、コンディション面には大きな問題はない。積極的にボールを奪う上野展裕監督のスタイルに合うフェフージンが週末の愛媛戦から起用される可能性があり、どんなプレーを見せてくれるのか注目される。

    文・写真:松尾潤(エルゴラッソ甲府担当)

  • 「ボールの質は上がっている」。仙台の永戸勝也、セットプレーに磨きをかける

    「ボールの質は上がっている」。仙台の永戸勝也、セットプレーに磨きをかける

     仙台の永戸勝也が得意のクロスに加え、セットプレーでも力を発揮している。

     加入2年目の永戸は、左サイドからの思い切った攻め上がりから、球種の豊富なクロスを上げることが得意。右足から無回転のミドルシュートを打つことも可能で、攻撃の引き出しを多く持つ。今季もリーグ戦ではアシストを記録しているが、激しいポジション争いの中でより多くの出番をつかむべく、満足することなく自分を磨く。

     その永戸は今季から、セットプレーのキッカーを務めることが増えた。渡邉晋監督はキャンプの時点でキッカーの一人に永戸を指名しており、本人もCKやFKの練習に精を出している。
     明治安田J1第18節・C大阪戦(2△2)でもセットプレーの流れから蜂須賀孝治のゴールをアシストした永戸だが、第22節・湘南戦(4○1)では、初めてCKから直接、蜂須賀のゴールをアシストした。「ボールの質は上がってきていると感じています」と、永戸は試合を重ねるごとに自信を深めており、今後はさらに点につながるプレーが期待される。
     現在はリーグ戦の試合間隔が短い日程の最中にあり、「連戦ではセットプレーの重要性が増します」と永戸は認識。セットプレーで試合を動かせるようになるために「一本一本、大事にしていければ」と、キッカーとしての技術向上を誓った。先発でも途中出場でも、永戸がどのようなキックを繰り出すかが、この連戦での見どころのひとつとなる。

    文・写真:板垣晴朗(エルゴラッソ仙台担当)

  • 2週間ほどチーム練習に参加している川崎Fの新加入MFカイオ・セザール、「1日でも早くフィットしたい」

    2週間ほどチーム練習に参加している川崎Fの新加入MFカイオ・セザール、「1日でも早くフィットしたい」

     川崎Fは17日、ブラジルのトンベンセからMFカイオ・セザールが加入することを発表した。

     8日からチームに合流していたカイオ・セザールは、その後2週間ほどチームの練習に参加。練習試合もこなして「チームとして本当に素晴らしいグループだと思う」と川崎Fの印象を語っている。さらに「その中でも自分も早くゲームに関わっていけるようにやっていきたいと思う」と気持ちを高めている様子だ。

     前節の鳥栖戦については「素晴らしかった。90分近くゲームをコントロールしていたのではないかなと思う」とチームの力を賞賛。その上で「初出場を目指して1日でも早くフィットして頑張っていきたい」と意気込んでいる。

     先日には自身の特長について「パスの部分を見てほしい」と答え、続けて「パスで終わるのではなく出したあとはエリアまで入るし、ドリブルにも特徴を持っていると考えている」と語っている。チームへのフィットには多少時間はかかるだろうが、少しずつチームの力になってくれることを期待したいところだ。

    文・写真:林遼平(エルゴラッソ川崎F担当)

  • 「強い気持ちでプレーしたい」。山口に札幌から期限付き移籍で加入したジュリーニョ、左利きの高身長MFが戦力に

    「強い気持ちでプレーしたい」。山口に札幌から期限付き移籍で加入したジュリーニョ、左利きの高身長MFが戦力に

     札幌のジュリーニョが山口に期限付き移籍で加入し、8月15日から練習に合流した。

     2016年に当時J2だった札幌へ加入したジュリーニョ。同年、山口と対戦した試合(第15節、第26節)で2ゴールを記録し、シーズンを通しては12ゴールを挙げてJ1昇格の立役者の一人となった。今季は出場機会に恵まれない中でも途中交代で2試合に出場して2ゴールを決めている。

     左利きのMFで、身長は山口のフィールドプレーヤーで最も背が高い山下敬大、福元洋平に並ぶ184センチ。霜田正浩監督は「今までいなかったタイプの選手」の加入を喜び、「アタッカーとして点を取る、アシストするという得点力アップのところで、彼の個人的な能力をチームに還元してもらいたい。ボールをしっかり収めてもらい、前を向いてゴールを狙うことを迫力を持ってやってくれれば」と活躍に期待する。

     チームに合流した初日は、主将の三幸秀稔と積極的にコミュニケーションを取る姿が見られた。ジュリーニョは「チームの目標を達成するために自分の力が必要とされている。まずは早くチームのリズムに合わせたい。(山口の)今の状況はうまくいっていないけど、その状況は変わると思う。負けることは大嫌いなので強い気持ちでプレーしたい」と話した。

    文・写真:松原純(エルゴラッソ山口担当)

  • 首位・松本との上位対決に臨む3位・町田。30代最初の公式戦を迎える森村昂太が抱くのは「感謝」の二文字

    首位・松本との上位対決に臨む3位・町田。30代最初の公式戦を迎える森村昂太が抱くのは「感謝」の二文字

     8月14日に30歳の誕生日を迎えた町田の森村昂太にとって、週末の松本戦は、30代最初の公式戦となる。その松本は、現在J2で首位。2012年のJリーグ参入同期との対戦は、首位決戦の可能性もあったが、町田は前節の千葉戦で3点差を追いつかれて引き分けに終わっているため、3位に後退した。“同期生”による首位決戦こそ実現しなかったが、森村本人にとっては「すごく楽しみにしていた」試合でもある。しかも、松本の敵地・アルウィンでは、昨季のアウェイゲームで左足のミドルシュートを叩き込んでいるため、本人は「そのイメージが残っている」という。前節の千葉戦で3ゴールすべてに絡む活躍を披露した森村に懸かる期待は大きい。

    「ここまでプロとしてプレーしてきて、上位争いや下位にも絡まないシーズンを過ごすこともあった中で、今は自分たちの価値を高める位置にチームがいる。大きなことにトライできることに感謝しながら、松本戦に臨みたい」

     30代を迎えた森村が、首位撃破のキーマンを担う。

    文・写真:郡司聡(エルゴラッソ町田担当)

  • 大分から急きょ、讃岐へ移籍の竹内彬。別府港でチームメートと「泣ける」別れ

    大分から急きょ、讃岐へ移籍の竹内彬。別府港でチームメートと「泣ける」別れ

     15日、大分のDF竹内彬の讃岐への期限付き移籍が発表された。

     正式に移籍が決まったのは14日夜。その夜のうちに選手たちに連絡を回し、翌朝のミーティングで挨拶をしてクラブハウスを出ると、14時のフェリーで大分を離れるという急な展開だった。

     今季チームキャプテンを務めていた竹内の移籍を、片野坂知宏監督も「僕の見えないところでもしっかりチームを引っ張ってくれていた。大きな痛手」と残念がったが、最近はなかなか出場機会を得られなかった竹内の意志を尊重したとのことで、竹内自身にも感謝と激励の言葉を贈ったという。

     その日、選手たちは正午前に練習を終えると、慌ただしくケアを済ませた者から別府港へと集結し竹内を迎えた。チームメートたちの姿を見て「これは泣けるわー」と喜んだ竹内は、背番号4のユニフォームを着た仲間たちと記念撮影。たっぷりとエール交換してから愛車とともにフェリーへと乗り込んだ。

     乗船を終えた竹内を電話で甲板まで呼び出し、最上部の最先端に立たせて出航まで別れを惜しんだ選手たち。竹内とほかの選手たちのSNSにはそれぞれ、陸上と船上双方からの写真や動画が掲載された。

     16日には竹内のSNSに、讃岐のマスコット・さぬぴーとの2ショットも確認。大分でもそうだったように、讃岐のために全力を尽くしてもらいたい。

    文・写真:ひぐらしひなつ(エルゴラッソ大分担当)

    大分から急きょ、讃岐へ移籍の竹内彬。別府港でチームメートと「泣ける」別れ

  • 水戸に新加入のFWバティスタ、「日本の料理はおいしい。でも、納豆は……」

    水戸に新加入のFWバティスタ、「日本の料理はおいしい。でも、納豆は……」

     水戸に新加入したFWバティスタ(写真左)。先週月曜日に来日して、すでに1週間以上水戸で生活をしている。来日前は「日本の食事が口に合わないんじゃないか」と心配していたそうだが、食べてみると「日本の食事はおいしい」と杞憂に終わったとのこと。特に唐揚げが好きでよく食べているそうだ。

     水戸と言えば「納豆」ということで、「納豆は食べましたか?」と聞くと、苦々しい表情で「無理ですね」と即答。「もうちょっと待ってください」と苦笑いを見せていた。

     ただ、通訳の松岡マリオさんの話では、ブラジル人は豆料理をよく食べるので、納豆も慣れるとハマる人がよくいるそうだ。実際、ジエゴは以前納豆をまったく食べられなかったが、今では食べられるようになったという。バティスタも「納豆」を好きになる日が来るかもしれない。

    文・写真:佐藤拓也(エルゴラッソ水戸担当)

  • 徳島、ホームゲーム100勝目を決めるのは誰のゴール!?

    徳島、ホームゲーム100勝目を決めるのは誰のゴール!?

     徳島のJ参入は05年。そこからホームゲームで積み上げた勝利は99勝。節目の100勝まであと1勝に迫った。それを記念してクラブでは『Vortoto』と称してホームゲーム100勝目を達成する『試合』、『スコア』、『得点者』の予想を募っている。この3項目すべてを的中した方の中から抽選で1名に当該試合で使用した公式球に得点者のサインを入れてプレゼントする企画を実施中(〆切は8/18、17時)。

     最短の可能性は今節・山形戦のホームゲームだが、現在ホームでは5連勝中と勢いがある。山口戦を回避したピーター・ウタカも調整を進めながら「ホーム戦は絶対に落としてはいけない。100パーセントの力を出して、みんなが誇れるような姿をお見せしたい」と意気込む。最短での達成に期待したい。

    『Vortoto』企画詳細|http://www.vortis.jp/information/news/detail.php?id=981

    文:柏原敏(エルゴラッソ徳島担当)

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