EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.11.22(Thu)

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  • フェイスガードをつけて全体練習に復帰した椎橋慧也、アンカーで奮闘

    フェイスガードをつけて全体練習に復帰した椎橋慧也、アンカーで奮闘

     MF椎橋慧也がJ1第32節・広島戦の負傷から全体練習に復帰し、次節・鹿島戦の出場に備えている。

     終盤戦に中盤の底で先発出場を続けているプロ3年目の椎橋は、前節・広島戦でもスタートから出場し、リーグ戦6試合ぶりの勝利に貢献。しかし終盤に敵味方入り乱れての混戦で頭を強打し、退場を余儀なくされた。チームは10人になった後も1点を守り切った。

     椎橋は脳震とうのおそれがあったため、広島戦後の練習は別メニューで慎重に調整。また、鼻骨を骨折していたために、特注のフェイスガードを着用して練習に復帰した。本人によれば「視界(の狭さ)だけでなく、ズレなどもあって難しい」とのことだが、今週には激しいぶつかり合いも見られた紅白戦にも参加し、迫力ある守備とフリーの味方へのパスで存在感を見せていた。本番でもガードを着用するかどうかは、未定だという。

     椎橋は今季、3バックの左やボランチ、インサイドハーフといった複数のポジションをこなしているが、前節・広島戦は中盤の底を一人で務めるアンカーでプレー。攻守のバランスをとりながら、チームを支えている。「僕の横の2枚、奥埜さんやガク君(野津田)、それからFWを動かして、僕のところから足元のパスを出せるようにしたい」と、守備から攻撃への切り替えをイメージする。

     次節は今季リーグ戦における、ホーム最終戦。「気持ちを見せたい。鹿島はその絶好の相手。アジア王者との対戦ということで、これ以上ない状況です」と、勝利に向けて闘志を燃やしている。

    文・写真:板垣晴朗(エルゴラッソ仙台担当)

  • 柏のキム・ボギョンに元気が戻ってきた。「使われない理由がはっきりしない中でもどかしさはあった」

    柏のキム・ボギョンに元気が戻ってきた。「使われない理由がはっきりしない中でもどかしさはあった」

     リーグ戦2試合を残し、監督交代に踏み切った柏だがチームの雰囲気は良好。選手たちはJ1残留に向けて厳しい状況に置かれていると理解しながらも、自分たちは勝つだけと前だけを向いている。その中で士気を高めているのがキム・ボギョンだ。

     前体制時にはチームキャプテンを任されながらも試合から遠ざかる日々が続いたが、監督が交代したことで状況が激変。「監督のスタイルによって試合に出る、出ないは選手の個人個人の特徴によってもちろんあると思うけど、以前の監督のときはやることが非常に曖昧なところもあって、試合に出られない理由、使われない理由がはっきりしない中でもどかしさはあった。ただ、監督が代わってやりたいこと、やるべきことはすごくはっきりしてきたし、自分の役割もはっきり見えていると思うので、自分がその都度チームのために何ができるか考えた上で行動したい」と試合への意欲を示し、チーム状態についても「サッカーもそうだし、チームの雰囲気もすごくいい風に変わっていると思うし、非常に前向きにやっている。われわれのチームに足りなかったところをしっかり健(岩瀬監督)さんが把握して、11人の役割もはっきりしてきたのでそれぞれの役割が明確でやりやすいようになっている」と語る。

     それと同時にJ1残留に向けて絶対に勝たなければならない中で迎える古巣戦については「セレッソも個人個人の能力が高くて素晴らしい選手が多いので、難しいゲームになると思うけど、ゲームの重要度、捉え方としては相手よりも我々のほうが負けられない、勝つしかない状況なので強いと思う。個人的にはいい試合をして勝ちたいのが1番。それプラス、セレッソのサポーターにはいい思い出があるのでいい姿を見せたい気持ちはあると、いろんな感情が入り混じっている感じ」と素直な気持ちを吐露しながらも、「ヨーロッパにいたときも降格は経験しているけど、あの時を思い返せば後悔も非常に多かったので、2度と経験はしたくない。いまの現状はわれわれがやってきた結果だと思うので、現実をしっかりと受け止めた上でしっかりと勝ちにいきたい」と覚悟を示す。

    「1%でも10%でも(J1残留の)可能性があるのであればサポーターのためにも最善を尽くすべきだと思う。残り2試合、われわれが勝った上で奇跡と言えるような可能性かもしれないけど、自分たちとしては2つしっかり勝っていい結果を待つだけ」

     黄色の15番の左足に柏の命運はかかっているかもしれない。

    文・須賀大輔(エルゴラッソ柏担当)

  • 「花のハタチ」卒業で迎えるラスト2。遠藤渓太「ゴールもアシストも含めて全部で5点ぐらいに絡みたい」

    「花のハタチ」卒業で迎えるラスト2。遠藤渓太「ゴールもアシストも含めて全部で5点ぐらいに絡みたい」

     山手線ゲームを交えながらのリフティングゲームが終わると、大きな歓声とともに大量の水をチームメートから浴びせられた。「周りが見えなかったからよく分からない」が、ただの水だけではなくスポーツ飲料水も含まれていたのだろう、体から異様な香りも発している。この季節には厳しい“仕打ち”で「寒いっす」と繰り返すが、表情はうれしそうだった。

     22日、MF遠藤渓太が21歳の誕生日を迎えた。「花のハタチがついに終わってしまった」とやや残念がりつつ、「20歳も21歳も若いと思うけど、世界では普通だと思うし、しっかりとしたプレーを見せていかないといけない」と意気込みを語った。

     左太もも裏の負傷から実戦復帰はしたものの、先週は試合がない週ということで大事をとって別メニュー調整をしてきた遠藤。今週は全体練習に合流しているが、負傷した箇所の状態については「だいぶいいっす」と好感触の様子。まだ「抜き切ったあとのクロスとかシュートとかがワンテンポぐらい遅れちゃう」ようだが、「スピードに乗りながらのプレーはできてきている」と上々の手ごたえだ。

     21歳で初めて迎える24日の今節・鳥栖戦、そして12月1日の今季最終戦・C大阪戦は「ゴールもアシストも含めて全部で5点ぐらいに絡みたい」と力強くコメント。常日ごろからこだわっている得点に絡むプレーをさらに意識して残り2試合に臨む。

    文・菊地正典(エルゴラッソ横浜FM担当)

  • 神戸DF渡部博文、″リージョ流″は大きな刺激「自分の足りないところを求めてやれている」

    神戸DF渡部博文、″リージョ流″は大きな刺激「自分の足りないところを求めてやれている」

     神戸のDF渡部博文が、強い気持ちでトレーニングにのぞむ自身について語った。

     開幕以来、チームの主軸CBとして存在感を発揮してきた渡部。そのファイトあふれるプレーは、多くのファンの心をつかんできた。ただ、リーグ戦のここ3試合、出場機会はない。それでも、背番号3に迷いの感情は一切なかった。

    「自分の足りないところを求めてやれている。それは守備も攻撃も。監督のポジショナルプレーの細かい戦術を吸収したら、間違いなく自分のサッカー人生に生かしていけるという確信がある」。

     フアン・マヌエル・リージョ監督の落とし込む戦術に練習から向き合う渡部にとって、新たなスタイルとの出会いは大きな刺激。「それがモチベーションを落とさずやれている要因。空中戦とかハードワークとか、自分の強みを忘れないでサッカーを学んでいけば、絶対にチャンスはくると思っている」とプレーヤーとしての向上心を口にした。

     今季からチームの副将を担っている。主将を務めるルーカス・ポドルスキが負傷離脱し、副将を務めていた選手が移籍するなか、彼に″唯一の副キャプテン″との切り口で話を聞いたことがある。それは第18節・柏戦(1〇0)のミックスゾーン。その際、自身の意志とあわせ、チームとして戦っていることを強く語っていた。

    「さらに責任をもってプレーしようと思っている。それに、リーダーになれる選手というのがチームにはたくさんいる。声をかけてくれる選手が多い。(徳島から完全移籍で加入した)玲央(大﨑)が今日初めて出ましたけど、リーダーシップがあり、ナオ(藤田直之)とかとピッチの中で『いまどうする? こうしよう』とお互いが話し合うことができている」。

     高め合い、刺激し合い、自分自身を見つめながら、背番号3はサッカーと向き合っている。

    文・小野慶太(エルゴラッソ神戸担当)

  • 求められる最終ライン再構築。茂木力也がついに“浦和デビュー”へ

    求められる最終ライン再構築。茂木力也がついに“浦和デビュー”へ

     22日の練習でも、主力組の最終ラインにDF茂木力也の姿があった。

     DFマウリシオが右下腿三頭筋肉離れで離脱し、DF槙野智章も日本代表戦で脳震とうとなってFIFAの回復プログラムを実施中でディフェンスラインの再構築が求められている。その中で、今季途中に期限付き移籍先の山形から復帰した茂木が先発の座を射止めそうだ。

    「山形では今季序盤に加賀さんがケガするまで左のCBをやっていた。問題はない。湘南に平塚で勝ったこともあるし、いいイメージで臨みたい」と22歳の茂木。プロ2年目から今季途中まで、愛媛と山形でJ2通算75試合に出場した経験をいま生かしたい。

     ユース時代からの恩師である大槻毅ヘッドコーチには「楽しみにしている」と言われたという。「プロで一緒に仕事しているのが変な感じ」と笑った茂木だったが、大槻コーチの言葉にも奮い立っていた様子だった。

    文・写真:田中直希(エルゴラッソ浦和担当)

  • 神戸DF渡部博文、“リージョ流”に大きな刺激。「自分の足りないところを求めてやれている」

    神戸DF渡部博文、“リージョ流”に大きな刺激。「自分の足りないところを求めてやれている」

     強い気持ちでトレーニングに臨む神戸のDF渡部博文が、自身について語った。

     「開幕以来、チームの主軸CBとして存在感を発揮してきた渡部。そのファイトあふれるプレーは、多くのファンの心をつかんできた。ただ、リーグ戦のここ3試合、出場機会はない。それでも、背番号3に迷いの感情は一切なかった。

     「自分の足りないところを求めてやれている。それは守備も攻撃も。監督のポジショナルプレーの細かい戦術を吸収したら、間違いなく自分のサッカー人生に生かしていけるという確信がある」

     フアン・マヌエル・リージョ監督の落とし込む戦術に練習から向き合う渡部にとって、新たなスタイルとの出会いは大きな刺激。「それがモチベーションを落とさずやれている要因。空中戦とかハードワークとか、自分の強みを忘れないでサッカーを学んでいけば、絶対にチャンスはくると思っている」とプレーヤーとしての向上心を口にした。

     今季からチームの副将を担っている。主将を務めるルーカス・ポドルスキが負傷離脱し、副将を務めていた選手が移籍する中、彼に“唯一の副キャプテン”との切り口で話を聞いたことがある。それは第18節・柏戦のミックスゾーン。その際、自身の意志とあわせ、チームとして戦っていることを強く語っていた。

     「さらに責任をもってプレーしようと思っている。それに、リーダーになれる選手というのがチームにはたくさんいる。声をかけてくれる選手が多い。(徳島から完全移籍で加入した)(大﨑)玲央が今日初めて出ましたけど、リーダーシップがあり、ナオ(藤田直之)とかとピッチの中で『いまどうする? こうしよう』とお互いが話し合うことができている」

     高め合い、刺激し合い、自分自身を見つめながら、背番号3はサッカーと向き合っている。

    文:小野慶太(エルゴラッソ神戸担当)

  • J2優勝&J1昇格を果たした松本を、約400名のサポーターが祝福

    J2優勝&J1昇格を果たした松本を、約400名のサポーターが祝福

     今季のJ2優勝と来季のJ1昇格を決めた松本が、21日にチーム練習を再開した。多くのサポーターが見守る中で、3日間のオフから明けた選手たちは軽めのメニューで体を動かした。

     この日、練習の行われた松本市かりがねサッカー場には、平日にもかかわらず約400名の見学者が訪れ、チームの一挙手一投足に注目。また同日には反町康治監督が来季の契約を更新したことも発表されており、多くの県内メディアも駆けつけていた。

     反町康治監督は「この期待に応えるためにも来季は頑張りたい」と、すでに新シーズンへと視線を向けている。チームは今月末まで活動を続け、12月頭からオフに入る予定だ。

    文:多岐太宿(エルゴラッソ松本担当)