EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.11.30(Fri)

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  • 新潟、今季最後の全体練習。「楽しくサッカーができてよかった」(田中達也)

    新潟、今季最後の全体練習。「楽しくサッカーができてよかった」(田中達也)

     30日、新潟は聖籠町のクラブハウスで、今季最後の全体練習を終えた。

     この日、行ったのはチーム全員でのゲーム大会。すでに外国籍選手は帰国し、安田理大と富澤清太郎、梶山陽平は別メニューだったが、それ以外の選手全員が7人編成の3チームに分かれ、コーチングスタッフチームを加えた計4チームでリーグ戦を実施。結果は、ときに厳しいツッコミとコーチングで盛り上げていた田中達也率いる青チームが優勝。延長Vゴール方式になった3試合目、決勝ゴールでチームを全勝に導いた田中は「楽しくサッカーができてよかった。たくさんのサポーターの方が見に来てくださったので、テンションが上がりました」と笑顔を見せた。

     苦しんだシーズンの最後、純粋にサッカーを楽しむ選手たちの姿は、訪れた約80名のサポーターを楽しませた。また練習後には、主将の小川 佳純が「1年間、応援ありがとうございました」と感謝の挨拶で締めくくった。

     明日からチームはオフに入る。来季も新潟を率いる片渕浩一郎監督は、選手たちに「まずは休養をとることと、来季に向けてできる限りコンディションを維持すること」を伝えた。指揮官自身は、12月にアルビレックス新潟バルセロナやエスパニョールの育成組織視察、サッカー観戦等を目的に、スペインとドイツを訪れる予定。「自分自身をブラッシュアップして、得たものを1つでも選手に伝えられたら」と意気込む。

     今度こそJ1昇格を目指す来季を見据えながら、それぞれのオフを迎える。

    文・写真:野本桂子(エルゴラッソ新潟担当)

  • 「応援しますよね」。横浜FCのアカデミー育ち、G大阪の小野瀬康介がプレーオフに熱視線

    「応援しますよね」。横浜FCのアカデミー育ち、G大阪の小野瀬康介がプレーオフに熱視線

     J1参入プレーオフ2回戦の横浜FC対東京Vの一戦に、G大阪・小野瀬康介が熱い視線を送っている。

     横浜FCのアカデミー育ちで、横浜FCで5シーズンを過ごした小野瀬。「気にしているクラブの一つですし、知っている選手も何人もいる。上から目線のつもりはないですけど、勝ち上がってほしいです。応援しますよね」とエールを送る。

     中里崇宏とはとりわけ仲がいいとのことで「兄貴みたいな関係の人で、いまも連絡は取っています。LINEはほぼ毎日のように」と明かした。

     横浜FCがJ1昇格を果たせば来季の対戦が実現するが「それは複雑ですけど、いまは横浜FCを応援します」と古巣の勝利を祈っていた。

    文:下薗昌記(エルゴラッソG大阪担当)

  • 山口が“練習納め”。最後まで勝負にこだわって点を取り合う紅白戦を披露

    山口が“練習納め”。最後まで勝負にこだわって点を取り合う紅白戦を披露

     山口の練習拠点、県立おのだサッカー交流公園で11月30日、ファン・サポーター約150人が見守る中で今季最後の全体練習が行われた。

     この日はリラックスした雰囲気で体を動かしたあと、前後半20分ずつの紅白戦を実施。公式戦さながらに両チームが一列に並び、握手を交わしてからキックオフ。ゲームは白熱した点の取り合いの末、5対4で終わった。

     高木大輔は「昨日までは『みんなで最後は楽しく』と聞いていたけど、楽しみ方が違ってビックリした。勝負にこだわるということで、僕のチームは負けちゃいましたけど……。でも、最後に面白い試合を見てもらえたかな」と笑顔を見せる。

     練習を終えた選手たちは一列に並ぶと、最後まで見届けてくれたサポーターに向かって「ありがとうございました」と一礼し、最後は円陣を組んで「一丁締め」で締めくくった。

     練習後、全員で1年間利用したクラブハウスの大掃除を行い、高井和馬が玄関周辺をほうきで掃いたり、楠本卓海がドア枠を拭いたりする姿が見られた。来季もオフ明けから気持ちよく練習に取り組めそうだ。

    文・写真:松原純(エルゴラッソ山口担当)

  • 現役ラストゲームに挑む相模原・川口能活、先発へ。2日のチケットは完売間近

    現役ラストゲームに挑む相模原・川口能活、先発へ。2日のチケットは完売間近

     今季限りでの引退を表明しているSC相模原のGK川口能活が、現役ラストゲームとなるJ3第34節・鹿児島戦でスタメン出場することが決定的となった。

     30日の非公開練習での紅白戦では主力組でプレーした模様で、西ケ谷隆之監督は「(川口に)『準備をしろよ』とは伝えた」とスタメン起用を示唆。「彼にとってはラストゲームになるわけだからそこはしっかり送り出すという部分でちゃんとしたゲームをやらないといけない。スタジアムが良い雰囲気になるはずだから、その声援を受けてチームとしてもどれだけやれるかに限ると思う」と話した。

     川口本人もスタメン出場に強い意欲を示しており、「当日までどういう気持ちになるか分からないし、当日になって初めて実感が沸くと思うけど、特別な試合にしたい」と語り、「みんなの気持ちはありがたいけど気負わず、みんなが普段通りのプレーができればいいと思う。今年は特に試合には出られなかったけど、出場できるのであれば最後のチャンスをくれた監督とスタッフには感謝の気持ちを持って、それを忘れずにしっかり結果で返せるように集中して臨みたい」と続けた。

     この歴史的一戦に向けチケットの売り上げは好調で、チームスタッフによるとクラブ初となる1万人以上のファン・サポーターがスタジアムに駆けつけることは確実。現在のところ当日券の発売はある予定だが、限られた席種しか残っておらず、今後の売り上げによっては完売の可能性もあるという。

     試合後には引退セレモニーも予定されており、1人でも多くのファン・サポーターに“炎の守護神”の最後の勇姿を見てもらいたい。

    文:須賀大輔(エルゴラッソ相模原担当)

  • 浦和の宇賀神友弥が地元・戸田市にフットサルコート建設。「市内にボールを蹴れる公園が3つしかないと聞いて…」

    浦和の宇賀神友弥が地元・戸田市にフットサルコート建設。「市内にボールを蹴れる公園が3つしかないと聞いて…」

     29日、浦和の宇賀神友弥が代表理事を務めるNPO法人『Effort&Dream』が、『UGAJIN Esforço Place(エスフォルソプレイス)』(埼玉県戸田市南町10-7)のオープニングイベントを開催した。『Effort&Dream』と宇賀神は地元である戸田市で幼稚園巡回サッカー指導、小学校へのサッカーボール寄付、大会開催などを行ってきた。今回は、12月2日からオープンする屋内フットサル施設、ならびに3日から始まる当該地でのスクールについても発表されている。

     宇賀神がこの地にフットサルコートを建設しようと考え始めたのは、約2年前。「初めて浦和でキャプテンマークを着けてプレーしたときに、自分が背負っているものを感じた。それまでは自分が生き残ることばかり考えていたんだけど」。

     サッカー協会設立50年を超えた地元の戸田市だが、現在に至るまでプロサッカー選手は宇賀神のみ。その事実に加えて、校庭の使用制限などもあってボールを蹴れる場所が激減していることを耳にした。「市内にボールを蹴れる公園が3つしかないと聞いて…。地元に貢献しなければ」。そんな思いに駆られたという。この日も来賓代表として挨拶した菅原文仁市長や各企業へ宇賀神自身などが話を進めて、ついに29日、オープニングイベント開催の運びとなったという。

     全天候型の室内コートで、保護者がゆったりと座ってコートを見ることのできるスペースもある。スクールユニフォームやエンブレムは黄色を基調とするが、コート中央の柱には赤、エンブレムにも赤の枠を施して「浦和レッズが自分のチームであり、心の中に情熱をもっている」(宇賀神)思いを込めたという。

    「一人の人間としての“人間力”をもった人を育てたい。戸田市のサッカー人口を増して、自分以外のプロ選手を輩出したい」

     コートは土日の無料開放や、スクール使用以外の一般利用もされている。宇賀神の座右の銘である「努力(Effort,Esforço)に勝る天才なし」。その言葉がつき、熱い思いの詰まった宇賀神のプロジェクトが本格的にスタートした。

    文・写真:田中直希(エルゴラッソ浦和担当)

    浦和の宇賀神友弥が地元・戸田市にフットサルコート建設。「市内にボールを蹴れる公園が3つしかないと聞いて…」

  • プロフェッショナルとしての姿勢を示してきた新潟・富澤清太郎。今季での契約満了を発表

    プロフェッショナルとしての姿勢を示してきた新潟・富澤清太郎。今季での契約満了を発表

     29日、新潟はDF富澤清太郎の今季限りでの契約満了を発表した。

     富澤は報道陣の取材に対し「その時がきた。そういう世界」と静かに受け止めた。今後については、「まだ体は動く。次の縁を楽しみにしたい」と現役を続ける意向を示した。

     17年に千葉から新潟へ加入。センターバックとして、昨季は明治安田J1で24試合、今季はJ2で20試合に出場した。常に心身を研ぎ澄ませ、ここぞの場面を見極めてボールを奪いきり、正確なフィードで攻撃を後押しした。またどんな状況でも心を平静に保ち、試合を落ち着かせる役割も務めてきた。

     試合で傷んでも、次の試合までにはコンディションを整えてピッチに立ち続けてきた。だが今季は一時6連敗するなど苦しい戦いが続き、「選手生命がやばい」と思うギリギリのところまで身を捧げてきた中、すぐには回復しきれないダメージを受け、終盤はメンバー入りの機会を減らしていた。

     新潟での2年間、サッカーにすべてを捧げるプロフェッショナルとしての姿勢を、若手選手に示してきた。川口尚紀や原輝綺、昨季共にプレーした小泉慶(柏)とは体幹トレーニングなどを行ってきた。川口が試合に出られない時期には、「腐るな」と言い続けた。今季、リハビリ組で多くの時間を共に過ごした原とは、サッカーについて真剣に話しこむことも多かった。「伝えられることは伝えてきた。いい背中を見せられるのが男としての理想。俺は自分らしくやってきたし、何か感じてくれていたらうれしい」とふりかえりつつ、「尚紀も輝綺も慶も、ステップアップしてくれてよかった」と目を細めた。後輩の成長は、一つの存在の証となる。

     30日は、新潟の今季最後の最終日となる。別メニューの可能性もある富澤だが、最後のファンサービスに現れる予定だ。

    文・写真:野本桂子(エルゴラッソ新潟担当)

  • [本日のエルゴラッソ1面]LAST 1 ACL争い×残留争い 勝利で道を切り開け

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