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    長崎・手倉森誠監督の就任会見後取材一問一答。「間違っても、相手に勝点3トラスタ(取らせた)とならないように」

     7日、長崎は佐世保市内で手倉森誠次期監督就任会見を行った。

     会見には株式会社V・ファーレン長崎の髙田明社長と株式会社ジャパネットホールディングスの髙田旭人社長兼CEOも同席した。また、この会見はYouTubeでもライブ配信された。就任会見については約30分ほどで終了したが、会見後には手倉森誠次期監督の囲み取材も行われた。ここではその内容を一問一答形式で紹介する。

    ■会見終了後の手倉森次期監督囲み取材

    ――久しぶりの監督業。心機一転という感じですか?

    やはりワクワクしているというかね。やっぱりもう一度、監督業っていうのに意欲があったというところは正直ありましたね。いろんなJリーグを見ながらでも、「俺なら、ああするな、こうするな」、「このチームだったらこういうトレーニングをしたいな」と勝手に考える自分がいて。だから、何となく自分としてはブランクを感じてなかったんですけど、この間、女房に「長崎に決まった」って言ったら、「あなた2年、監督してないからね」と言われまして(苦笑)。そう言えばそうだなっていう。でも、なんかこう自分に沸いてきているものがたくさんあるので、思う存分、長崎に還元させていきたいなと思います。

    ――前任の高木琢也さんが6年という長い期間、指揮を執った。自身の色を付けていくうえで。ベースがあるというのはメリットになるか、デメリットになるのか。ご自身の見解を。

    高木も6年やったんだなと。僕も仙台で6年やらせてもらいましたので、これでその後の渡邉監督の気持ちが分かるのかなと。でも、高木監督とは長く監督業をやってきて付き合いもありますけど、彼のやっているサッカーというのはやっぱり緻密だし、日本人に合っていることをやっている。だからこそ、こうやって成果を上げてきたと思います。僕はチームを引き継ぐ時に、これまでのことを大事にしなければうまくいかないというのは自分の中にあります。彼が積み重ねてきたものを大事にして、私の色というのを織り交ぜられればいいなという考えがあるので。(高木監督は)ものすごく戦略家だし、そういったものは選手にもしっかり刷り込まれていると思いますから、そこをしっかり生かしながらやるべきだなと肝に銘じています。

    ――リオ五輪で一緒だった鈴木武蔵に期待したい思いは?

    縁を大事にしろ。俺との縁を大事にしろ、と(笑)。本当に若い時から縁あって、彼とは付き合ってきてますけど、彼が長崎に来たことも僕は本当にうれしかったし、今回二ケタゴールというのを長崎によって取らせてもらったんで。J2に降格したからといって去るのではなくて、降格させた当事者としても、二ケタゴールを取らせてもらった長崎に対してもっとやるべきことがあるんじゃないかと。実は昨日、会って伝えました。残ってくれると信じています。

    ――高木監督時代はハードワークが注目されたが、それは現代サッカーでは完全なトレンド。そこに自分でプラスしたいことをキーワードで挙げるとしたら?

    俺の持ち味は、やっぱりチームをまとめあげる、まとまりのあるチームを作るっていうことなんでね。本当に一体感のあるチームを作っていければなと思いますね。実は高木監督が築いてきた歴史の中で、彼が雇ったイ・チャンヨブというフィジカルコーチは、実は僕が仙台時代に一緒にやってきたフィジカルコーチ。そういったところでも、なんかこうしっかりとつながりのある流れだなと。まあ、高木から手倉森で、しっかりタ行で並んでいるしね。あんまり関係ないか(笑)。でも、本当につながりがあると思います。同い年だし、彼が長崎県人としてこの長崎にサッカー文化を根付かせたものを、さらに同級生として大きく花開かせられればなと。彼のこれから思い描いていたものに対して、「おっ、テグやってくれたな」と言わせるような仕事がしたいなと思います。(高木には)なるべくJ2で仕事はして欲しくないなと思いますけど。

    ――代表コーチを退いてからいろんなオファーがあったと思うが、その中で何に注目して選びたいと考えていたのか?

    やはり自分が仙台で監督をして、被災地を背負って戦う。そこにすごくやりがいを感じた中で、ただ監督をやれればいいんじゃなくて、さっきも言いましたけど、本当にやりがいのある場所でやりたいと思った。ちょこちょこあったオファーの中で、一番、長崎にそれを感じたというのがありますから。11月23日に僕はラオスでサッカー教室をしてたんですけど、勤労感謝の日に旭人社長に「お世話になりたい」という電話をしてね。11月23日なんで「1、2、3、ダー!」だったんですよ(笑)。思い切り行くぞと、思い切りやれる場所が長崎だなと思ってね。

    ――ホーム開幕戦でどんな光景が見たいか?

    一気に熱くなるスタジアムを感じたいと思います。スタジアムというのは気の集まる場所。僕の戦術とかいろいろ、ありますけど、本当にそこに集まる人たちの思いでチームが勝つことはよくあります。僕はそういったスポーツにしかない神懸かり的なところも信じているし、そういったものを起こすのはサポーターや県民の皆さんだと思っていますから。そういった空間を本当に一緒に作りたい。ホームの試合のたびにトラスタに行きたい、行きたいと。そんな雰囲気を作りたいなと思うし、ホームで絶対に負けたくないんでね。ホームで勝ち続けられれば本当に優勝が見えてくるのは現実的な話なので。長崎に来るのが嫌になるくらいのね、対戦相手が。そんな雰囲気をみんなと一緒に作っていけたらなと思っています。間違っても相手に勝ち点3トラスタ(取らせた)というふうにならないようにね(笑)。

    ――会見の中でも「より走る」と。一方でFIFAのレポートなんかを見ても、必ずしも走るチームが強いわけではない。逆に走らされるチームともとれる。時代のトレンドも踏まえて、どんなチームを目指すのか?

    受け身にならずにプレーすると自分からのアクションで動けるんですよね。もちろん動かされれば疲労するんですけど。だから、まずは受け身にならずにプレーするために動く。その動きもムダ走りしてればいいってものじゃないんで、効率よく走るというのをトレーニングから染みこませたいと思います。効率よく、どれくらい、どの角度で、どこに、というところぐらいまで分からせられるようなトレーニングをしていきたい。意欲的にプレーすれば勝てるというわけでもないのがサッカー。頭を使って、本当に要領のいいサッカーができればなと思います。見ていてみんなも『こういうことを考えてんだな』というのが見えるようなサッカーをしたい

    ――全然、どうでもいい話なんですが会見で使っていた「長い先の話」というダジャレは前もって考えていた?

    どうでもいいですね(笑)。やっぱり、期待しているんだろうなって思いました。あとは皆さんの硬い雰囲気での固い決意をさせてもらいました。ありがとうございました。キャンプでも待っています。

    文・写真:杉山文宣(エルゴラッソ長崎担当)

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