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自身の役割と決意を語った浦和のGK福島春樹。「周くん(西川周作)だけでは難しい。昨季以上にチャンスはあるはず」
沖縄二次キャンプも4日目を迎えた浦和。2月4日の午前練習後に、GK福島春樹を直撃した。今季は各ポジションに補強選手を迎え入れ、選手層が厚くなっている。GK陣では、負傷がなければ2ndGKを務めていた榎本哲也が富山に移籍。そのぶん、ユースから石井僚を加えた4人体制で臨んでいる。
昨季、ルヴァンカップで活躍した福島は、必然的に2ndGKとして昨季同様西川周作を支えながら、自身の出番が来るのを待つ立場となった。自らの希望で背番号を『28』から『25』に変え、気持ちも新たにしている。
「テツさん(榎本)は、チームに貢献する姿勢を突き詰めていた。自分の役割を完璧以上にこなしていた。3番手のボクに対しても、いろいろなことを伝えてくれた。本当に尊敬しているし、そういう人間になりたいと思った。それに、自分の決意も含めて番号を変えた」
今季はリーグ戦に加えてACLも戦う。「周くん(西川)だけでは難しいと思う。昨季以上にチャンスはあるはず。そこで自分ができることを証明して、ずっと試合に出続けられるようにしたい」。シーズンを戦う上で、彼の決意は固い。
フォーメーション練習も行うようになり、選手たちのアピールは続いている。後方から見る福島も「集中力高く、インテンシティー高くやれている」と印象を述べた。浦和の二次キャンプは8日まで。このあと、日本代表から槙野智章も合流して全員がそろい、まずは16日に控える川崎Fとのゼロックススーパーカップへと向かう。
文・写真:田中直希(エルゴラッソ浦和担当)
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