EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2019.2.21(Thu)

February
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  • 古巣からビデオメッセージ。千葉との開幕戦へ、岡本昌弘「楽しみ。絶対に倒したい」

    古巣からビデオメッセージ。千葉との開幕戦へ、岡本昌弘「楽しみ。絶対に倒したい」

     24日に幕を切って下ろされる2019シーズン。愛媛はJ2第1節・千葉戦を前に、松山市内で愛媛FC 2019シーズン開幕前記者会見を行った。

     会見に臨んだのは川井健太監督のほか、西田剛、岡本昌弘、前野貴徳、山瀬功治、神谷優太、下川陽太の6選手。全選手が真新しい今季ユニフォームを着用し、開幕戦へ向けての強い意気込みを語った。

     冒頭、川井監督は「(開幕戦は)『42』試合のうちの『1』だけど、その『1』の部分をそのあとの試合へのいいきっかけとしてつなげられるようにしたい」とその重要性を説く。それと同時に、「開幕戦は特に、みなさんに期待してもらっている。結果と内容にこだわってやっていきたい」と周囲の期待をピッチで恩返しすることを誓った。

     この日、対戦相手の千葉関係者は出席できなかったが、フアン・エスナイデル監督、佐藤勇人主将から開幕戦に向けてのビデオメッセージが紹介された。そこで佐藤勇が「(千葉が古巣の)岡本選手は愛媛にいってから大活躍しているけど、彼の守るゴールネットを揺らすことで勝ちにつながる。そこはどん欲にチームとして狙っていきたい」と元チームメートにもライバル心を燃やすと、愛媛・岡本も「(千葉との開幕戦は)個人としても楽しみ。絶対に倒したい」と17年間プレーした古巣に対しても容赦はしない構えをとるなど、試合前から火花が散った。

     開幕独特の緊張感とともに、監督、選手それぞれの言葉が新シーズンへの期待感をさらに大きなものにさせたようだ。

    文・写真:松本隆志(エルゴラッソ愛媛担当)

  • 日本三名園の一つ、後楽園で岡山が会見。示したのは三つの変化

    日本三名園の一つ、後楽園で岡山が会見。示したのは三つの変化

     2月24日にシティライトスタジアムに水戸を迎えて開幕戦に挑む岡山は、21日に岡山後楽園で会見を行った。

     2015年シーズンより日本三名園(偕楽園、兼六園、後楽園)のおひざ元をホームタウンとする水戸、金沢、岡山の3クラブによって『アラウンド・ザ・日本三名園』として連係した取り組みを行ってきた。そういったこともあり、岡山後楽園での開催されることになった今回の会見には北川真也代表取締役社長、ファジ丸、岡山市イメージキャラクターの「ミコロ」と「ハコロ」が出席し、北川社長からJ2に参入して11年目のシーズンを迎えるクラブが取り組む新たな三つの変化を発表した。

     一つ目はチーム内の変化。有馬賢二新監督が就任したチームに北川社長は「新たな10年のスタートの年に最高の監督に来ていただけたと思っております。今まで以上にアグレッシブなサッカーをお見せできると思っております」と大きな期待を寄せた。

     二つ目はピッチ外の変化。「クラブスタッフ間で現状維持は後退の始まりを共有認識としてもち、過去10年で変化の少なかったスタジアム広場のレイアウトを変化させます。そして、キャッシュレス化も進めていきます」と説明。

     そして、三つ目にはファン、サポーターとクラブのコミュニケーションを挙げ、「『岡山で一番話しかけられる場所』を合言葉に、困った方がいればスタッフが積極的に話しかける。そんなスタジアムにしていきたいと思っています」と話した。

     2月24日、岡山は変化を求めて新たな10年への一歩を踏み出す。

    文・写真:寺田弘幸(エルゴラッソ岡山担当)

  • 大宮の大山啓輔が開幕を前にサポーターに伝授したものとは?

    大宮の大山啓輔が開幕を前にサポーターに伝授したものとは?

     21日、大宮は24日に開幕を告げるJ2リーグを前に、オフィシャルパートナーであるステラタウンにて大山啓輔の「2019シーズン開幕前スペシャルトークショー」を行った。テレビ埼玉で放映中の「Ole!アルディージャ」の公開収録も兼ねており、MCに朝倉未菜さんを迎え、新シーズンに向けての抱負を詰めかけた老若男女のファン・サポーターたちに力強く語った。

     「昨季は悔しいの一言に尽きるシーズンだった。高木(琢也)監督もミーティングで、『この悔しいという言葉で終わらせてはいけない。この悔しさをどれだけプレーで表現できるかが大事になる』と強く仰っていました。僕らもそのことを胸に持ってやりたい。チームの目標はJ1の舞台に戻ること。それは選手、クラブ、サポーターの皆さんも同じ気持ちだと思います。ここは絶対にブレてはいけない。ここだけを目指してやりたい」

     そしてファン・サポーターからの質問コーナーでは子供や大人たちから“どうしたらサッカーが上手くなれるか”“好きな女の子のタイプは?”などなど優しい笑顔で一人ひとり丁寧に受け答えいった。中でも際立ったのは「武田鉄矢のモノマネのコツを教えてください」という質問。大山は「あの声は声変わりを待ってからが良いかもしれないけど、深みのある声を練習していただければ(武田鉄矢風に)良いかなぁ⤴と思います」と渾身のモノマネを披露しながらアドバイスを送り、およそ1時間のトークショーは和やかな雰囲気で幕を下ろした。

     終了後にはサイン会を実施し、多くのファンと交流した大山。J2開幕の甲府戦に向けて、サポーターと共に士気を高めた。

    文・写真:高澤真輝(エルゴラッソ大宮担当)