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東京クラシック前哨戦。共同記者会見で井上と田村が“舌戦”!?
J2開幕戦を2日後に控えた2月22日、町田vs東京Vの公式合同記者会見が町田市立陸上競技場で実施された。
近隣にホームタウンを構えるチーム同士の対戦となったため、今回の合同記者会見には町田と東京V両チームの監督・選手1名ずつが出席。町田の選手はチーム主将の井上裕大が参加し、アウェイの東京Vは「スケジュールが合わなかった」主将の近藤直也に代わって、「場違いながらも」副キャプテンである田村直也が登壇した。
最も会見場が沸いた瞬間は、報道陣からの「それぞれ警戒する選手は誰ですか?」という質問が出た時のこと。先に回答した井上は「右SBにすごく熱い選手(田村)がいるので、その選手のことは警戒したい」と話せば、対する田村は「出るかは分からないけど、中盤の底にすごくガツガツした選手(井上)がいるので、彼が警戒すべき選手」と答えた。さらに田村は井上と通っている美容室が一緒であることも暴露し、相手のチーム主将に動揺を与えるなど、会見場では丁々発止の“舌戦”が繰り広げられた。
そしてもはや、“代役”の域を越えた田村は、東京V側自由席の券売状況にまで言及。「東京V側の自由席が余っていて危機的状況。一人でも多くの人に来てほしい」と話し、アウェイサポーターの来場を呼びかけていた。
実は今年の2019年は、東京Vがクラブ創立50周年であるのに対して、町田もトップチーム創設30周年と節目の年にあたる。ともに“メモリアルイヤー”を迎える町田と東京Vが激突する開幕戦は、24日(日)14時キックオフ。町田市立陸上競技場を舞台に、2019シーズンの戦いの幕が開く。
文・写真:郡司聡(エルゴラッソ町田担当) -
山口がショッピングモールで開幕会見。ノべルティーグッズ配布などでPRも
山口は2月21日、練習拠点から近いショッピングモール「おのだサンパーク」でJ2リーグ開幕前記者会見を行った。
霜田正浩監督と選手たちは午後の練習を終えた後、会場のショッピングモールに移動し、開幕戦の告知チラシやノベルティーグッズを配布してPR。買い物客らは、突然現れた選手たちに驚きながらも笑顔を見せ、握手をしたり、写真を撮ったりと交流を楽しんだ。
初めてのショッピングモールでの記者会見についてレノファ山口広報部・冨島勲さんは、「おのだサンパークは、ファン・サポーターだけでなくさまざまな人が集まる場所。多くの人の前で会見を行って話題を呼び、開幕戦への来場促進につなげたい」と話し、地元テレビ局による会見直前生中継の効果もあって約200人の観衆が集まった。
会見には、霜田監督と三幸秀稔主将が出席。レノファグッズを身に着けたサポーターをはじめ、制服姿の女子高生、買い物途中の親子、白髪の老夫婦など老若男女からの熱い視線に霜田監督は「本当に感動しています。こんなに集まっていただいて、応援していただいて、ますます柏に勝たなきゃいけないと思います」。三幸は「今日もそうですし、プレシーズンマッチ2試合も大きな後押しを受けました。すごく期待してもらっていると感じる分、僕たちは結果にこだわっていいサッカーをして、勝たなきゃいけないと強く思っています」と話した。
おのだサンパークでは、J2開幕前日の2月23日まで「ORANGE SOULを燃やせ レノファ山口開幕戦応援週間」と題した企画を催している。
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