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長崎は県庁屋上で開幕前会見。稲佐山ライトアップ点灯式も
長崎は23日、長崎県庁8階屋上展望台にて開幕前日会見を行った。ホームチームからは髙田明代表取締役社長をはじめ、今季から新指揮官に招聘された手倉森誠監督、黒木聖仁が参加。対戦相手である横浜FCはタヴァレス監督、古巣戦となる田代真一が登壇した。
2年ぶりのJ2を戦う長崎は「素晴らしい監督を迎えることによって昨年とはまた一味、二味違う素晴らしいチームでき上がることを私は楽しみにしています」と髙田社長がコメント。主将の黒木は「去年から勝利に飢えているチーム。まずは勝利を目指してチャレンジしていきたい。その中で成長とか、チャレンジして付いてくるモノに目を向けながらやっていきたい」と新シーズンに向けての抱負を語った。
対する横浜FCは「去年はちょっとしたミスがあったことでJ1に上がることができなかった。今年はそのミスをなくしてJ1に上がりたい」とタヴァレス監督が話したように、昨季惜しくも届かなかった自動昇格圏内を目指すシーズンとなる。
そんな両者が相まみえる開幕戦は「横浜FCの情報を去年の戦い方を含めて、非常に柔軟性のあるチームだと思っている。われわれも今シーズンを戦っていく上でチームに落とし込んでいきたいのは柔軟性。そういった部分は明日から試される試合になる」(手倉森監督)。互いにゲームの中で起こる状況に対して柔軟に対応できるかが一つポイントになりそうだ。
終始、硬い雰囲気で進んだ会見は“稲佐山ライトアップ点灯式”へ突入。ここでようやくタヴァレス監督が夜景を眺めるなどしてリラックスしたムードに。緊張感が漂う開幕戦は24日、トランスコスモススタジアム長崎で14時にキックオフされる。 -
Mr.マリック氏に、甲冑姿(!)の大木監督。岐阜が試合前から山形をかく乱!?
本日24日に行われる明治安田J2リーグ第1節・岐阜vs山形との試合に先立ち、23日の17時から前日記者会見が行われた。
記者会見の前には、岐阜県出身のマジシャン、Mr.マリック氏が登場。マジックを披露するなど、大きな盛り上がりを見せた。
記者会見が始まると、山形の木山隆之監督と北川柊斗と一緒に、岐阜の大木武監督と主将の阿部正紀が、なんと甲冑姿で登壇。大木監督が「甲冑が重くて、非常に年齢を感じている」と苦笑いしていた一方で、阿部は「ここで甲冑を着ているので、明日の試合では体を軽く感じて、素早く動けるかも」とポジティブな回答。そんな阿部に対して、大木監督が間髪入れずに「ずっと着てろ!」と囁くなど、イベントは終始和やかムードで行われた。
山形の木山監督は、岐阜に対して「大木監督が組織されてきた、ボールと人とがどんどんゴールに迫ってくる、楽しくて、素晴らしいチーム。アウェイで全力を尽くし、いいゲームができるように頑張りたいです」と言及。また、三重県出身の北川選手は「所属チームは山形ですが、岐阜県は(出身である三重県の)隣ということで、ホームという雰囲気があります。今季はゴールをたくさんとって、チームに貢献したい」と意気込みを語った。
岐阜の大木監督は、「山形はリーグ戦を4回戦ってまだ勝てていない。大の苦手です(笑)。ポイントはゴールをとれるかどうか。とれるように、頑張りたい」。今季から主将を務める阿部は、「僕は守備の選手。無失点に抑えれば、負けることはない。あとは攻撃の選手たちを信じたい」と力強く語った。気持ちを新たにした両チームの監督と選手たち。開幕戦は熱戦必至だ。
文・写真:岩波陽平(エルゴラッソ岐阜担当)