EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2020.4.1(Wed)

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  • SNSで積極的に発信続ける湘南。「引き続きできることはやっていきたい」(大野)

    SNSで積極的に発信続ける湘南。「引き続きできることはやっていきたい」(大野)

    「僕たちはサポーターの皆さんに支えてもらっていてプレーできているという立場。いま試合はできないですけど、また再開したときにプレーでしっかりと恩返しできるようにしたい。それが僕たちにできることだと思います。だからこそ、いまはこの期間の練習を大事にしたい」

     新年度初日に再開したチーム練習。選手会長・大野はこう語った。

     延期に次ぐ延期。現時点で再開初戦は5月11日となっているが、先行きは不透明だ。「メンタル面をずっと維持するのは難しい部分もあった」という大野の言葉はアスリートとしての本音だろう。それでも、雨の中で行われたこの日のトレーニングが活気に満ちていたように、湘南の選手たちは歩みを止めることなく、前を見ている。

    「われわれはもともと今季の目標として『GET3』という話をしていて、それは練習試合を含めて1試合1試合というところで、そこに向けて毎週やっていこうと。やっぱりこういう時期は目の前のことに集中すること。あまり先を見るというよりも、まずは今週ということを大事にしようと話をしている」(浮嶋監督)

    「ある意味で割り切ったというか、いまのところは日程も決まっているし、やるべきことは変わらない。僕たちはまた1日1日を大事にしてやっていくしかないし、それはみんな分かっていると思うので、モチベーションを落とさずにやっていきたい」(大野)

     そしてこの日、大野が繰り返した言葉がある。「できることはやっていきたい」。それは、クラブとしてあらためて意識を高めた“コロナ対策”についてだけではない。

     大野は考えた。サポーターのためにいま、何ができるか。そこで選手会長としてサポーター交流を率先し、クラブSNSを活用することで積極的に発信を行っている。日替わりで選手2人が担当するインスタライブは、サポーターからも大きな反響を得ているようだ。

    「いまはサポーターとも少し距離が離れてしまっているというか、なかなか会えないという状況なので、その中でできる限りの交流をというのは考えている。このご時世なので、どこまでできるか分からないけど、引き続きできることはやっていきたい。またそれで『ベルマーレを応援したいな』と思ってもらえるように、最低限のことなら少しはできると思う。一番はまたピッチで活躍して勝つことだけど、できることはやっていきたい」

    「僕たちのやるべきことは変わらない」と大野。いま、できること――。ピッチ内外でそれぞれが意識を高め、湘南は再開のときを待つ。

     

    ※インスタライブは期間を延長し4日(土)まで実施予定。配信は湘南ベルマーレ公式Instagram:「https://www.instagram.com/shonan_bellmare/

    文・写真:林口翼(エルゴラッソ湘南担当)

  • 湘南が練習再開。感染拡大を受け、予防を再度徹底

    湘南が練習再開。感染拡大を受け、予防を再度徹底

     湘南は1日、5日間のオフを経て練習を再開。この日は雨の中、約1時間のトレーニングに励んだ。

    「5連休と言っても、普通の休みではなかったので、そういう意味ではみんなサッカーがやりたくてウズウズしていたと思う。『ピッチっていいな』『サッカーっていいな』ということを感じながら、雨というコンディションの中で選手はすごくイキイキやってくれた」(浮嶋監督)

     新型コロナウイルスの影響が拡大する中で、先月30日には酒井高徳(神戸)、今日1日には舩津徹也(群馬)、永石拓海(C大阪)のウイルス陽性が判明。これを受け、湘南もクラブとして予防を再度徹底している。選手たちにマスクを配布し、クラブハウス内でも着用を義務付け。「いつもより円が大きかった」と大野が言うように、グラウンドミーティングでも選手間で一定の距離を置き、給水ボトルもそれぞれ区別されるなど、予防は細部にわたる。

    「いまはもうどこでどう感染するか分からないという状況。その中で(Jリーガーにも)感染者が出てしまった。われわれもより注意しなければいけないということで、今日あらためて選手に話をしました。一般の人だと名前までは出ないけど、Jリーグの選手もそういう意味では公人なので、しっかりと自己管理をしないといけないし、皆さんの見本にならないといけない。そういうことも含めてクラブとして注意喚起というか、普段からの過ごし方を含めて話をしました」(浮嶋監督)

     選手会長を務める大野も「不安というよりはみんなあらためて意識が高まったと思う。より一層注意しないといけない」と予防の徹底を強調。Jリーグでもウイルス感染が拡大する中で、チームは再開初戦の5月11日(第13節・川崎F戦)に向けて、再びスタートを切った。

    文・写真:林口翼(エルゴラッソ湘南担当)

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    トッテナム会長「難しい決断を下した」自身を含むスタッフの給与削減を発表

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