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湘南が練習再開。感染拡大を受け、予防を再度徹底
湘南は1日、5日間のオフを経て練習を再開。この日は雨の中、約1時間のトレーニングに励んだ。
「5連休と言っても、普通の休みではなかったので、そういう意味ではみんなサッカーがやりたくてウズウズしていたと思う。『ピッチっていいな』『サッカーっていいな』ということを感じながら、雨というコンディションの中で選手はすごくイキイキやってくれた」(浮嶋監督)
新型コロナウイルスの影響が拡大する中で、先月30日には酒井高徳(神戸)、今日1日には舩津徹也(群馬)、永石拓海(C大阪)のウイルス陽性が判明。これを受け、湘南もクラブとして予防を再度徹底している。選手たちにマスクを配布し、クラブハウス内でも着用を義務付け。「いつもより円が大きかった」と大野が言うように、グラウンドミーティングでも選手間で一定の距離を置き、給水ボトルもそれぞれ区別されるなど、予防は細部にわたる。
「いまはもうどこでどう感染するか分からないという状況。その中で(Jリーガーにも)感染者が出てしまった。われわれもより注意しなければいけないということで、今日あらためて選手に話をしました。一般の人だと名前までは出ないけど、Jリーグの選手もそういう意味では公人なので、しっかりと自己管理をしないといけないし、皆さんの見本にならないといけない。そういうことも含めてクラブとして注意喚起というか、普段からの過ごし方を含めて話をしました」(浮嶋監督)
選手会長を務める大野も「不安というよりはみんなあらためて意識が高まったと思う。より一層注意しないといけない」と予防の徹底を強調。Jリーグでもウイルス感染が拡大する中で、チームは再開初戦の5月11日(第13節・川崎F戦)に向けて、再びスタートを切った。
文・写真:林口翼(エルゴラッソ湘南担当) -
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