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背番号は異例の『1』。新加入GK阿波加俊太が明かす決意
育成型期限付き移籍制度により札幌から新たにチームに加わったGK阿波加俊太が今週のトレーニングからチームに合流している。
今季、GKを3人体制でスタートさせた愛媛だったが、第5節・水戸戦のウォームアップ中にGK原裕太郎がアキレス腱を断裂。長期離脱を余儀なくされたことでGKの新たな補強が急務になり、そこで白羽の矢が当たったのが札幌で出場機会を求めていた阿波加だった。
阿波加は「ここで試合に出ることが自分自身のためになるし、激しい競争をすることがチームのためにもなる」と意気込み。「シュートストップには自信を持っている。その中でも至近距離での対応は自信がある」と自身のストロングポイントを話す。
少し驚きなのが、この阿波加が背負う番号が正GKの象徴である『1』ということ。途中加入の期限付き移籍選手がいきなり背番号1を担うのは異例とも言えることだ。
阿波加は「そんなに番号にこだわりや強い意識はない」としながらも、今季がスタートした時点でチームの背番号1が欠番となっていたこともあり、「やっぱり1番という番号はどのチームを見てもスタメンで出ている。『ここでやるぞ』という意気込みも含め、このチームを代表するようなGKになりたいと思ってこの番号を付けさせてもらった」と“異例の背番号1”誕生の由来を明かした。
その強い意気込みのとおり、背番号1が似合うGKとしての成長が期待される。
文・写真:松本隆志(エルゴラッソ愛媛担当)
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根幹に立ち返り、東京V戦に臨む湘南。前節で学んだことを生かせるか
9日に東京V戦に臨む湘南。前節、首位の座を奪われた相手との対戦でもあり、負けられない一戦だ。
前節・讃岐戦は3失点を許し、完敗を喫した。この試合はただ負けたのではなく「学んだことがある」とGK秋元陽太は振り返る。「讃岐の選手たちのファイティングスピリットだったり、球際の強さ。僕たちもああいうチャレンジの気持ちをもう一回、出さなければいけない。そういうのを相手チームから学んだ」。
讃岐が見せたプレーは湘南スタイルにとって最も必要不可欠なことだった。そのことを見失う試合は今季何度もあったが、結果的には勝ち点を稼いできた。それでも何か物足りなさを感じることが多かったのも事実。しかし前節の敗戦は、身を持って足りない部分を痛感するキッカケとなったはずだ。もう一度湘南スタイルの根幹に立ち返ることが、いま求められている。
今節は、その場所へ立ち返るための重要な試合だ。「しっかり自分たちで前節のサッカーを払しょくしなければいけない。相手から学んだこと、自分たちがやらなければならないことを、再認識する」(秋元)。
アウェイ2連戦目となる東京V戦は、観ている人に「湘南らしいな」と思わせるサッカーを見せ付けたい。
文:高澤真輝
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浦和FW興梠慎三、自身のハットより完封勝利を喜ぶ「チームが勝つことが大前提」
浦和レッズは7日、明治安田生命J1リーグ第6節でベガルタ仙台と対戦し、7-0の大勝を収めた。続きは…(提供元:goal.com)