EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2017.4.19(Wed)

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  • 古巣・熊本との対戦に思いが募る金沢のDF廣井友信

     金沢は今節、ホームに熊本を迎える。熊本は前節、松本との『熊本地震復興支援マッチ』で勝利を収め、連敗をストップ。11年、12年に熊本に在籍したDF廣井友信は「熊本は特別な試合で特別な力があったと思う。試合を見て、すごく気持ちのこもったゲームだった」と語った。

    「(在籍)当時のメンバーはもうほとんどいない」(廣井)が、いまだに熊本思いな一面もある。昨年の地震で熊本城は甚大な被害を受け、ニュースでも大きく報道された。熊本時代に一口城主制度に寄付した経験を持つ廣井は、修復の支援を募る復興城主制度を知り参加。自身のツイッターには復興城主手形がアップされている。「『自分にできることを』と思ってやった。熊本の象徴だから何とか元に戻ってほしい」という。

     前節の勝利で調子が上向いたであろう熊本との一戦に向けて「僕たちも負けない気持ちで臨んで、ホームなので絶対に勝ちたい」と勝利を誓った廣井。昨季金沢に在籍したFWアン・ビョンジュンとのマッチアップも予想されたが、そのアン・ビョンジュンは松本戦で負傷交代。18日には、じん帯損傷で加療期間約4週間とのリリースが出たため、今節の帯同はないだろう。廣井は「対戦できないのは残念。アイツがいたほうがイヤなのは間違いない。熊本がホームのときにやれれば」と話した。

     

    文・野中 拓也(エルゴラッソ金沢担当)

     

     

     

    古巣・熊本との対戦に思いが募る金沢のDF廣井友信

  • 曺貴裁監督が今季ここまでを総括。今後に向けては「インテンシティーをどれだけ上げられるかが大事」

    曺貴裁監督が今季ここまでを総括。今後に向けては「インテンシティーをどれだけ上げられるかが大事」

     19日、湘南がJ2第9節・大分戦に向けてトレーニングを行った。そこで曺貴裁監督は第1クールと捉えたここまでの8試合を振り返るとともに、第2クールの8試合の重要性を語った。

     カテゴリーや選手も変わってゼロからスタートした今季は、5勝2分1敗と上々のシーズンを送っている。その中で「『われわれの良いところはここだな』というところが見えたし、課題もハッキリ見えた。そういう意味で成果があった」と曺監督が評価するように、収穫のある序盤8試合となった。

     22日の大分戦から第2クール突入。このクールは目の前の試合の結果も大事だが、夏に向けての準備期間とも言えるだろう。6月に入ればすぐに蒸し暑い夏日が続く。暑さで体力が消耗し、これまで以上に厳しい戦いが増えてくる季節だ。そんな環境下で湘南スタイルを出して勝つために、曺監督は選手たちに向けてこう話した。「チームのインテンシティーをどれだけ上げられるかが大事。練習、試合でどれだけハードワークしてきたかということが財産になってくる」。この4月、5月で、どれだけ湘南らしく走りまくり、勝利することができるか。それがシーズンの行方を大きく左右する。

     大事な第2クール初戦は、“どこまで走るのか”と驚くような運動量で大分を圧倒したい。

    文:高澤真輝(エル・ゴラッソ湘南担当)

  • 「20,000ゴールは律が取って欲しい」。G大阪、18歳の堂安律が先発か

    「20,000ゴールは律が取って欲しい」。G大阪、18歳の堂安律が先発か

     現在、公式戦3試合勝ちがなく、FWアデミウソンの離脱をカバーし切れてないG大阪。リーグ戦で3試合ぶりの勝利を目指す21日の大宮戦では18歳の堂安律が今季初先発しそうな気配が出てきた。

     前線でタメを作ったり、相手を強引にはがしたりするアタッカー不在のいま、攻撃的MFである堂安のFW起用は十分にあり得るはずだ。長谷川健太監督も「そういうことも選択肢に入れていきたい」と18歳抜擢の可能性に言及した。もっとも19日の練習は非公開で行なわれただけに、堂安のFWは筆者の推測だ。ただ、あと1点に迫ったJ1通算20,000ゴールについて問われた藤春廣輝が、その推測を補強してくれた。「20,000ゴールは律が取って欲しい」(藤春)。

     出番に飢えた18歳も「前で使ってもらったならば、アデミウソンがやっていたような個で違いを生み出すプレーを心がけたい」と力強い言葉を口にしていた。堂安の今季初先発なるか−−。大宮戦の先発メンバーに注目だ。

    文:下薗昌記(エルゴラッソG大阪担当)

  • 降格圏転落の山口。福元洋平は「残留争いをするようなチームではない」と前を向く

    降格圏転落の山口。福元洋平は「残留争いをするようなチームではない」と前を向く

     J2第8節で千葉に0-1で敗れた山口は、降格圏の21位にまで順位を下げた。

     今季ここまで全試合に先発フル出場しているDF福元洋平は、「ここ何試合かは良い戦いができている。悲観はしていない」と話す。

     第7節・徳島戦を引き合いに、「ああいう試合ができれば、残留争いをするようなチームではない。もっと上にいける自信がある」と前を向く。

     まだ序盤で、上位との勝ち点差は大きく開いていない。一つの勝利で順位を上げることもできる段階だが、直近2試合は後半ロスタイムでの失点が続き、勝ち点を失っている。「まだまだ先は長いが、逃した勝ち点があとになって重くのしかかってくることも確か。逃した勝ち点の重みをしっかり教訓として生かさないといけない」とベテランらしく警鐘を鳴らす。

     次節はアウェイで現在首位を走る名古屋と対戦する。福元は「上位相手に自分たちの力がどれだけ通じるかを試せる良い機会。チャレンジしていくしかない。順位に縛られず、自分たちらしくアグレッシブに戦っていきたい」と力を込める。

    文・写真:田辺久豊(エル・ゴラッソ山口担当)

  • 浦和に挑む札幌。狙うは12年の埼スタ以来となるJ1敵地での勝利

    浦和に挑む札幌。狙うは12年の埼スタ以来となるJ1敵地での勝利

     今週末は敵地・埼玉スタジアムで浦和と対戦する札幌。FC東京、川崎F、浦和と続けて対戦するこの3試合は序盤戦のキーポイントでもあったが、2試合を終えて1勝1分と上々な数字。この浦和戦に向けても「相手が強いチームであることは間違いない。組織的にコンパクトに戦って勝機を見いだしたい」と四方田修平監督はモチベーションを高めている。

     そして試合会場となる埼玉スタジアムは、12年10月に札幌がJ1で最後に敵地勝利を収めた場所。「ちょうど(札幌)U-18の遠征があって、選手たちとみんなでTV中継を見て喜んだ記憶がある」と指揮官。今季はまだリーグ戦での敵地勝利がないだけに、その12年の再現を果たしたいところだ。

     ちなみに、四方田監督自身は過去に2度、札幌U-18監督として埼玉スタジアムでの試合を経験しているが、「今回はスタンドが埋まるだろうから、まったく違う雰囲気になると思う。浦和のホームゲームは別格な雰囲気だろうから」とした上で、「でも、そうした環境で試合ができるのはサッカーマンとしては幸せなこと。なんとか相手のスキを突きたい」と、語気を強めた。

    文:斉藤宏則(エル・ゴラッソ札幌担当)

  • 前節連勝がストップした松本、京都戦は真価が試される一戦

    前節連勝がストップした松本、京都戦は真価が試される一戦

     前々節・長崎戦の出場を回避したセルジーニョと、試合途中で相手選手と接触して途中交代となった飯田真輝。状態が心配されていた両選手だったが、前節・熊本戦でともに先発出場を果たした。

     けが人やコンディション不良者が立て続けに出て、苦しいチーム事情となっていたチームにとって、主軸2選手の試合出場は朗報。しかし、両選手ともに試合後は反省の言葉が口をついた。

     「1試合出られなかったことは大きかったという感覚もある。もう少し試合勘を取り戻す必要もあるかなと思った」(セルジーニョ)。

     「球際の強さやセカンドボールを拾うところで負けた試合。先制点を取られたことも相手に勢い付かせた要因だった」(飯田)。

     試合には0-2で敗れ、連勝もストップする悔しい結果となった。だからこそ、今節・京都戦は雪辱のまたとない機会となる。「連敗は何としても避けなければならない試合」(反町康治監督)で真価を発揮し、西京極で勝ち鬨があがることを期待したい。

    文:多岐太宿(エル・ゴラッソ松本担当)

  • 5カ月ぶりの出場で5試合ぶりの勝利に貢献。U-20日本代表戦でもゴールを決めた千葉の菅嶋弘希

     前節・山口戦で68分からピッチに立ち、今季初出場を果たした千葉のFW菅嶋弘希。最終盤に勝ち越して、5試合ぶりの勝利に貢献し、「チームが勝っていなかった状況で、自分が出た段階でもスコアレスだったので、とにかく勝ち切れたことが良かった」と振り返った。

     公式戦出場は昨季の最終節・讃岐戦以来、約5カ月ぶり。ポジショニング以外の指示はなかったが、「攻撃を活性化させる目的で入ったのは分かったので、しかけることを意識した」と落ち着いていた。後半ロスタイムにMF髙橋壱晟が抜け出してPKを得た直前のプレーではポスト役となり、決勝点にも絡んだ。「出番がない中でもちゃんと練習に取り組んできた。これからも自分も含めて、出番のなかった人たちでもっとチームを盛り上げていきたい」と前向きだ。

     18日のU-20日本代表とのトレーニングマッチでは、自身が得たPKを決め、チーム唯一の得点をマーク。春本番に入るとともに、エンジンが掛かり始めた21歳は層の厚い攻撃陣の中で虎視眈々と定位置奪取を狙っている。

    文:大林洋平(エルゴラッソ千葉担当)

    5カ月ぶりの出場で5試合ぶりの勝利に貢献。U-20日本代表戦でもゴールを決めた千葉の菅嶋弘希

  • [本日のエルゴラッソ1面]500 MATCHES

    [本日のエルゴラッソ1面]500 MATCHES

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    ピッチで表現したのは世界に見せた鹿島の姿

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