EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2017.4.21(Fri)

April
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
  • 前節、3試合ぶりに先発復帰したC大阪・山下達也。自身への反省とチームの成長を語る

    前節、3試合ぶりに先発復帰したC大阪・山下達也。自身への反省とチームの成長を語る

     21日、C大阪はシュート練習など、22日に控えた明治安田J1第8節・甲府戦へ向けた軽めの調整を行った。

     前節のG大阪戦ではリーグ戦の連勝が3で止まり、4試合ぶりの失点を喫したC大阪だが、この試合が先発復帰となった山下達也は、「それまで連勝で来ていたので、自分の責任を感じています。もう少しいい判断をすれば、失点は防げたと思う」と試合を振り返る。

     2失点目は事故的な要素もあり、不運な形ではあったが、「映像を見るかぎり、自分がこうしていれば、という部分はあるし、自分の責任だと思ってやっていかないと成長はない。(自分のパフォーマンスを)しっかり見直していきたい」と言い訳はしない。

     そう厳しく自身をいさめた山下だが、第3節の札幌戦以来、リーグ戦4試合ぶりにフル出場でピッチに立った中で、チームの確かな成長を感じ取ることもできた。「カウンターの質も高く、シュートで終われている。ガンバ戦はいい攻撃ができていた。今までは前でタメが作れずカウンターを受けることも多かったけど、今は前で時間を作ってくれるぶん、後ろも楽になる。試合をしていて楽しかったし、後ろから見て(今のサッカーに)面白さや手ごたえはあります」と話す。

     それだけに、「しっかり守れば勝てる試合は増えていくと思う」と今後へ向けた展望を話す。まずは、今節の甲府戦。堅守を取り戻し、勝利の原動力となる。

    文:小田尚史(エルゴラッソC大阪担当)

  • 柏の小池龍太、横浜FM・齋藤学とのマッチアップを楽しみに待つ

    柏の小池龍太、横浜FM・齋藤学とのマッチアップを楽しみに待つ

     今節の相手・横浜FMと対戦するにあたって、柏の選手誰もが横浜FMの新10番の名前を出して警戒を強めている。中でも激しいマッチアップが予想される21歳の右サイドバック・小池龍太は、日本最高峰のドリブラーとの対戦を楽しみにしている。

    「まずは(齋藤学に)ボールを持たせないのが一番最初にやりたいこと。ボールが渡らなければ活躍することはない。齋藤学選手へのパスコースを切るということは、チーム全体としても自分としてもやっていきたい」

     こう対策について口にしながら、普段からの強気な姿勢は崩さない。

    「相手の10番を抑えないといけない。そこにすごく闘志もあるし、楽しみでもある。抑えられる自信もあるので、自分と齋藤学選手との戦いを楽しみにしていただければ」

     JFLに所属していた山口(当時)から着実にステップアップして、ようやく辿り着いたJ1の舞台。「自分がどれだけできるかもそうだし、いまの自分の力も分かると思う」。Jリーグトップクラスのドリブラーを抑え込み、さらなる高みとして掲げる日本代表へアピールしたい。

    文:須賀大輔(エルゴラッソ柏担当)

  • 左利きの利点を生かす大分のDF福森直也、周囲へも好影響

    左利きの利点を生かす大分のDF福森直也、周囲へも好影響

     後方からビルドアップするスタイルを構築中の大分で、福森直也が存在感を増している。

     福森は3バックの左でレフティーの利点を生かし、守備のみならず、最終ラインからの斜めのクサビやフィードによる攻撃参加で戦術遂行に貢献していたが、負傷により約3週間、戦線を離脱した。

     福森不在の3試合で最終ラインの左に配置されたのは、右利きの鈴木義宜。その間は、攻撃時に最終ラインに落ちてフィードを展開するレフティーのボランチ鈴木惇が、鈴木義の左にポジショニングすることで福森の不在を埋めた。

     第8節・金沢戦で戦列に復帰した福森は「体が重くコンディションは良くなかった」と言いつつも、攻守に輝きを見せる。右に戻った鈴木義はプレーに伸びやかさを取り戻し、鈴木惇も、より有利な位置から展開することができるようになった。

     福森自身は「もっと試合の流れや受け手のタイミングを見てパスを出したい」とさらなる課題を見据え、充実を期して3年目のシーズンに挑む。

    文・写真:ひぐらしひなつ(エルゴラッソ大分担当)

  • 古巣・大宮戦に臨むG大阪の泉澤仁、「“ゼロヒャク”で(山越を)抜きたい」

    古巣・大宮戦に臨むG大阪の泉澤仁、「“ゼロヒャク”で(山越を)抜きたい」

     21日(金)19時キックオフで行われる明治安田J1第8節G大阪対大宮戦。古巣の大宮を相手に、今季初先発が濃厚なのがG大阪の泉澤仁だ。

     いわく「ゼロヒャク」(泉澤の独特のドリブルのこと)との邂逅を楽しみにしている山越康平との対戦に向けて、泉澤も熱いメッセージを寄せてくれた。

     試合を控え、大宮の選手たちとは特に連絡はとっていないという背番号39ではあるが、「山越とは仲も良かったし、ご飯もよく一緒に行った」と良好な関係を明かしている。ただ、ピッチ内では先輩としての意地を見せるつもりだ。「『ゼロヒャク』で抜きたいのもあるが、逆に違うプレーで抜き去りたい」(泉澤)。左MFを任されることになる泉澤の「ゼロヒャク」に注目だ。

    文:下薗昌記(エルゴラッソG大阪担当)

  • 「私は賛成派」。鳥栖のマッシモ・フィッカデンティ監督がビデオ判定導入を支持

    「私は賛成派」。鳥栖のマッシモ・フィッカデンティ監督がビデオ判定導入を支持

     鳥栖のマッシモ・フィッカデンティ監督が最新技術導入へ持論を展開した。

      前節、磐田戦では試合終盤の立て続けの失点で痛恨の逆転負けを喫した。その試合について質問されたフィッカデンティ監督は、ミスからの失点となった1失点目が問題だったことも理解しているとした上で、オフサイドとも思える2失点目の判定にも言及。今季、指揮官にとってはほかの試合でも不満の残る判定で勝ち点を失っていることもあって、この日も話題は判定にの部分に及んだ。

      「日本のサッカーをずっと見てきていますが、どうしてもその部分(判定に対する議論)が、ウチだけではなくて不満を毎年聞いているのに改善されない。自分が言い続けることで何か変わるとは思っていない部分もあるが、明らかにみなさんも見てそう感じるはず」と訴えかけた。

      そして、その話の流れで提案したのがビデオ判定の導入だ。「いま、これだけテクノロジーが発展している。2017年というこの時代にミスがあることを責めるのではなくて、ミスがあるんだからどう対応するかが大事。私はピッチの中でのビデオ判定に賛成派ですので、この機会に言っておきたい」と昨年のクラブW杯でも採用されたビデオアシスタントレフェリーの導入を求めていた。

      「そうすれば誰の不満もなく、あとでいろいろ言う必要もない。映像を見てルールに基づいて判定すればいい。フェアプレーということでいろいろなところで告知もされているが、そうすれば誰も文句を言うことなく納得した上でプレーできる」と、そのメリットについても話した。

    文:杉山文宣(エルゴラッソ鳥栖担当)

  • 新潟のMF加藤大が入籍。今季ホーム初勝利を懸けたFC東京戦で「ゴールを決めます」宣言

    新潟のMF加藤大が入籍。今季ホーム初勝利を懸けたFC東京戦で「ゴールを決めます」宣言

     20日、新潟のMF加藤大の入籍が発表された。加藤に心境の変化を聞くと「普段からサッカーに対しては、常に全力。『チームが勝つために』というところに、『奥さんのために』というのが増えたけど、やることは変わらない」と照れながら取材に応じた。お相手は一般女性のためプロフィールは非公開だが、「新潟県出身で、明るくて元気をもらえる人」とのこと。勝てない時期が続き、落ち込んでいたときも、その明るさに励まされたという。

     今季はシーズン開幕戦から全試合で先発出場中。主に右サイドハーフとして起用され、豊富な運動量で攻守に貢献している。J1第1節・広島戦(1△1)では、ゴール前でつぶれ役になって相手DFをブロックし、MF田中達也の同点ゴールを手助けしている。

     今節・FC東京戦は、今季のホーム初勝利と初連勝が懸かる一戦。19日の練習後、加藤は三浦文丈監督に「次はゴールを決めます」と宣言した。「これだけ試合に出させてもらっている中で、攻撃的な位置にいるし、チームに貢献できる仕事はゴールだと思う」とその意図を明かした。

     高精度の左足も加藤の武器。MFチアゴ・ガリャルドとともにプレースキッカーを務めているが「セットプレーも練習から良い状態でやれている。チアゴ(・ガリャルド)と場面に合わせて蹴り分けられたら。直接(ゴールすること)も狙います」と報道陣に語った。

     得点すれば、15年の1st第16節・湘南戦(3◯1)以来。幸せいっぱいの加藤がゴールを挙げ、今季ホーム初勝利でサポーターに喜びを届ける。

     

    文:野本 桂子(エルゴラッソ新潟担当)

  • U-20日本代表候補の三好康児、今季リーグ初先発へ。「結果を残すのが一番」

    U-20日本代表候補の三好康児、今季リーグ初先発へ。「結果を残すのが一番」

     直近のリーグ戦では2試合連続ドローと、なかなか勝ち切る試合を見せられていない川崎F。金曜日開催となる今節は、3試合ぶりの勝利を目指して清水をホームに迎える。

     この清水との一戦に向けて、リーグ戦で今季初の先発が濃厚となっているのはMF三好康児だ。ここ数試合はチームとしても複数得点を奪えておらず、攻撃的なアタッカーなだけに、得点に絡む活躍を期待されているのは間違いない。三好も「自分でしかけていければ得点までいけるという思いもあるし、そこが自分の特徴でもある。どんどん出していきたい」と語り、清水戦に向けて照準を定めている。

     個人としてもなかなか出場機会を得られていない中で、「このチャンスをつかむために毎日やってきたので、(試合に)出て結果を残すというのが一番」と語気を強める。来月に迫ったU-20W杯に向けても、最終メンバー入りへアピールするにはチームで結果を残すしかない。今節は「決め切る力を見せつけたい」と勇躍として臨む20歳の躍動に要注目だ。

    文・写真:林遼平(エルゴラッソ川崎F担当)

  • [本日のエルゴラッソ1面]首位に挑むは北からの挑戦者

    [本日のエルゴラッソ1面]首位に挑むは北からの挑戦者

    [明治安田J1第8節 プレビュー]
    ■浦和 vs 札幌
    都倉襲来。浦和よ、埼スタよ、震えて待て!

    ■新潟 vs FC東京
    引退から11年。“新潟の”三浦監督が青赤と対峙

    [インタビュー]
    ■The Future vol.5DF 29 杉岡 大暉(湘南ベルマーレ)
    “日々成長”。いまは目の前のことに集中する

    詳細はコチラ…