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「勝ち上がりたい気持をピッチで表現するだけ」。川崎Fが決戦の舞台、水原ワールドカップスタジアムで前日練習
川崎Fは24日、翌日にACL第5節・水原三星戦が行われる水原ワールドカップスタジアムで公式練習を実施した。
AFCチャンピオンズリーグ・グループGに属する川崎Fは、第4節を終えて勝ち点4の3位。ここまで4戦4分と勝利こそないが、いまだ自力でのグループステージ突破の可能性を残している。そういった状況で迎えるアウェイでの水原三星戦は勝利が必須な一戦。負ければグループステージ突破は困難な状況となるため、何としても勝たなければいけない一戦に川崎Fは挑む。
「もう本当に勝たないと次はないと思っているので、勝つことしか考えていない。ACLを勝ち上がりたいという気持ちはみんなが持っている。それを明日ピッチで表現するだけだと思う」とは谷口彰悟の言葉。一人ひとりがこの重要な一戦に向けて気持ちを高めている。
「リーグ戦でも終盤にならないと、こういう状況は出てこない。アジアの大会で、こういったシチュエーションで試合ができるのはモチベーションがすごく上がる。勝つために戦いたい」(森谷賢太郎)。
ここ数試合はチームとしてもドローが続いている。しっかりと勝利を奪って逆転でのグループステージ突破に望みをつなげられるか。決戦となる水原三星との試合は、明日25日の19時にキックオフ予定となっている。
文・写真:林遼平(エルゴラッソ川崎F担当)
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清武弘嗣、トップ下で先発濃厚。26日のルヴァンカップでC大阪復帰後初
24日、C大阪は、26日に行われるルヴァンカップのグループリーグ第3節・鳥栖戦へ向けた練習を行った。この日はリーグ前節・甲府戦に先発した選手たちはランニングや室内トレーニング中心の軽めの内容で終えた一方、ルヴァンカップに出場すると思われる選手たちは攻守の戦術確認に加えてセットプレーと、中身の詰まったメニューに取り組んだ。
その中で、鳥栖戦では、直近のリーグ戦2試合はいずれも途中出場となっていた清武弘嗣に先発の可能性が出てきた。「普段、あまり試合に出ていないメンバーが中心でやるので、しっかり集中して、全員で共通意識を持ってやりたい。勝ちにこだわりたい」と清武は試合に向けた意気込みを話す。ポジションはトップ下が濃厚であり、「自分がずっとしたかったポジションなので、ここ(トップ下)で出られることは、自分にとってプラス」とも語る。
彼が入る影響は周囲の選手も感じている。「ここまでBチームもメンバーを固定して戦ってきたけど、キヨ(清武)が入れば多少なりともサッカーの質は変わる。それを周りの選手がどう合わせるか。キヨ自身も合わせる必要があるし、僕らもキヨに合わせないといけない」と田中裕介が話せば、「(ルヴァンカップの前節は)守られた相手を崩すアイディアが足りなかったけど、弘嗣さんはアイディアも豊富。足元でタメも作ってくれるので、良いボールをつけていきたい」と、ボランチで先発濃厚な木本恭生は試合をイメージする。
スコアレスドローに終わったルヴァンカップの前節・甲府戦はチャンスやシュートの数が少なかっただけに、周りのメンバーと合わせる時間こそ少ないが、攻撃を活性化させる役割が清武には期待される。
チームとしてもグループリーグ突破に向けて勝ち点を上積みしたい今節のアウェイ・鳥栖戦は、国内復帰後は初の地元・九州での試合となる“トップ下・清武”に注目が集まる。
文:小田尚史(エルゴラッソC大阪担当)
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[本日のエルゴラッソ1面]磐田の本懐
[明治安田J1第8節 マッチレポート]
■鹿島 vs 磐田
俊輔が魅せた世界クラスのスーパーゴール■G大阪 vs 大宮
ゴールラッシュで輝いた青黒の新たな至宝[AFCチャンピオンズリーグ]
■水原三星 vs 川崎フロンターレ
2連勝=GS突破。まずは敵地での勝利を