EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2017.5.31(Wed)

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  • 退団するダニルソン。福岡での一番の思い出とは?

    退団するダニルソン。福岡での一番の思い出とは?

     5月29日にクラブからの退団とコロンビアへの帰国が発表されたダニルソンが本日31日、雁ノ巣での最後のトレーンングに汗を流した。

     練習後にはチームメート、コーチングスタッフとの集合写真におさまり、足を運んでくれたサポーター・ファン一人ひとりに通訳を介して会話をかわすなど“日本”との別れを惜しんだ。
     そんなダニルソンに福岡での一番の思い出を聞いた。その答えは実に予想外のものだった。

     「一番の思い出? それはチームの中に常にあった一体感だ。昨季はなかなか勝てなくて本当に苦しいシーズンだったが、一日たりともバラバラになったと感じたことがなかった。負けが続けばそういうムードになってもおかしくないのに、練習場に来て、ロッカールームに入って毎日のように感じていたのは揺るぎない一体感だった。求められている答えとは違うかもしれないが、僕にとっての一番の思い出は、それなんだよ」

     退団の理由は『家庭の事情』ということで、コロンビアに帰国した後、家族としばらくの間一緒に過ごす時間を作って、それから現役を続けるのか、あるいは違う道を歩むのかを決断したいと言う。

     「もちろん、アビスパのことはコロンビアからチェックするよ。昇格を願ってね」

     ダニ、サヨウナラ!

    文・写真:島田徹(エル・ゴラッソ福岡担当)

  • 大量失点が続く金沢の柳下正明監督。「変わらないといけないし、変えさせないといけない」

    大量失点が続く金沢の柳下正明監督。「変わらないといけないし、変えさせないといけない」

     2試合で9失点。金沢の守備が揺らいでいる。前々節は福岡に0-5で敗れ、前節・松本戦は0-0で試合を運んでいたものの、66分の失点を皮切りに4失点。1失点後に立て続けに失点を喫したこともあり、自滅した感も否めない。

    「やるべきことをやっていたのに、一気にやらなくなるからああいうことが起こる。松本戦は後半に入って、やらなくなった選手がずいぶん多かった。失点してガタガタと崩れる。前半と同じようにきっちりやっていれば、あそこまでは崩れなかった。後半に入ってからある程度兆候はあった。やられるべくして、やられた」(柳下正明監督)。

     個々の役割徹底や相手に自由を与えないマーキングが疎かになり、守備が崩壊した。

    「約束事ができていない。こっちが伝えていることをやっていないから、それはやられるよね。残念ながら、間違っていることをやっていることが分かっていない。だから変わらない」という柳下監督の言葉は重い。だからこそ、これからも粘り強い指導を続けていく。「変わるかどうか。変わらないといけないし、変えさせないといけない」。

     6月3日には首位の名古屋と対戦。「怖がらずにトライする。やるべきこと、正しいことをやり続けること」と指揮官は話した。

    文:野中拓也(エル・ゴラッソ金沢担当)

  • 木村裕と秋野央樹。同期対決へ「仲も良い。でも、負けたくない」(木村)

    木村裕と秋野央樹。同期対決へ「仲も良い。でも、負けたくない」(木村)

     長崎のMF木村裕が、同期への対抗意識を燃やした。

     ここ2試合で3得点を挙げ、前節・東京V戦では貴重な決勝点を記録するなど好調を維持している木村。前節は力強さが際立つ得点だったが「長崎に来てああいう強さが身に着いたと思うし、それが得点という形で出せたのは良かった」と自身でも納得の様子。「結果を出したあとの試合が大事」と東京V戦を前に話していただけに、見事結果で示した形だ。

     今節はファンマが出場停止。当然、木村への期待も高まるが、その相手となる湘南には意識する選手がいる。それが「小学校4年生からずっと一緒」(木村)と話す、同期のMF秋野央樹だ。木村の言うとおり、ともに小学校年代から柏一筋で、ともにトップチームに昇格した仲間。「プロに入って一人暮らしを始めてからも隣の部屋に住んでいたり、仲も良い。でも、負けたくはない」と良き仲間であり、良きライバルでもあるようだ。

    「秋野がどういうパスを出せるとか、ボールを落ち着かせる力とかは、小さいころからずっと一緒にやっている僕が一番分かっていると思うので気を付けたい」

     その能力の高さを知るからこそ、木村は秋野を警戒する。ポジションを考えればマッチアップする可能性は高いだけに、互いを知り尽くすニ人の対決にも注目したい。

    文・杉山文宣(エルゴラッソ長崎担当)

  • 「新潟を応援しますよ(笑)」。ルヴァンカップ首位突破に向けたユン・ジョンファン監督の本音

    「新潟を応援しますよ(笑)」。ルヴァンカップ首位突破に向けたユン・ジョンファン監督の本音

     リーグ戦3連勝となった前節の神戸戦の翌日と翌々日、C大阪のトップチームはオフが与えられた。ひさびさの連休となったが、「家でゆっくり休みながらも、次の試合のことを考えていた」と語るのはユン・ジョンファン監督。「神戸戦も見て、(今節、対戦する)新潟の試合も見ていた。(シーズン中は)心から休まることはほとんどありません。サッカーに対する思いはずっと持っています」と話す。

     オフ明け31日の練習前ミーティングでも、「長所はもっと成長させて、悪いところは改善しよう、という話をしました。試合中に流れが悪くなると、そのまま、ということもある。そこは改善すべきところなのでは? という話をしました」と、現在の良好な雰囲気が緩まぬよう、細心の注意を払っている。

     31日は、週末にリーグ戦で対戦する新潟と、前節対戦した神戸がルヴァンカップで激突し、神戸が引き分け以下に終われば、C大阪のグループステージ首位通過が決まる。そのため、「(今日に限っては)新潟を応援しますよ(笑)」と本音もこぼれた。

     また、神戸戦の試合中にニウトンとの接触した影響で、下腹部を痛めて途中交代した杉本だが、31日の練習後、「痛みはまだあるけど、大丈夫」と軽傷であることを強調。「(試合中に腎臓を損傷した)永井くん(龍・名古屋)の件もあったので、念のためにということで」試合後すぐに検査に行ったというが、CT検査を受けた結果、「とくに異常はなかった。安心しました」と大事に至らずに済み、胸をなで下ろした。

    文:小田尚史(エル・ゴラッソC大阪担当)

  • 27歳になった端戸仁。新たな1年への抱負を語る

    27歳になった端戸仁。新たな1年への抱負を語る

     31日、27歳の誕生日を迎えた端戸仁。苦しい昨季を振り返るとともに、新しい1年への意気込みを語った。

     昨季は端戸にとって歯がゆいシーズンだった。16年8月に約6カ月の重症を負い、チームが苦しい時期に貢献できない日々。そんな自分に苛立つこともあっただろう。「けがをしてから、サッカー人生ではあんな長いリハビリ生活も初めてだった。チームもなかなか勝てなくて、そこに自分もいれなかった。天皇杯や降格してしまった試合は見ているだけで、すごく歯がゆかった」(端戸)。それだけにこの1年に懸ける思いは強い。

     長期離脱により、サッカーの感覚を取り戻すのに時間がかかった。それでもリハビリ、必死で練習に取り組んだ。「復帰明けは、体力面も含めてすごく難しかったけど、徐々に慣れてきて、オペしたところの調子も良くなってきた」。けがを乗り越えることはできた。あとは結果を示すだけだ。

     一つ歳を重ねた端戸は成長を誓う。「自分が成長し続けられることを信じてやる」。さらにチームとしては「今季(のJ2)は順位が拮抗して苦しい戦いになっているけど、このチームなら必ず昇格できると信じている。いまはその目標に向けて頑張っている」と締めくくった。背番号17の新たな1年が始まる。

    文:高澤真輝(エル・ゴラッソ湘南担当)

  • 鹿島・石井正忠監督解任。後任には大岩剛コーチが昇格

    鹿島・石井正忠監督解任。後任には大岩剛コーチが昇格

     31日、鹿島アントラーズは前夜のACL2017での敗退を受け、石井正忠監督の解任を発表した。併せて、後任には大岩剛コーチが昇格し指揮を執ることも発表された。

     解任理由としては、ACLラウンド16の敗退に加え、「今季の成績を総合的に考慮した上で」とされている。今季ここまで、リーグ戦は7勝5敗の7位。首位の柏とは勝ち点差6に開いており、選手が持っている力を十分に発揮できていないことも判断材料となった。

     15年途中からチームを率いてきた石井監督は、15年にヤマザキナビスコカップ(現ルヴァンカップ)、翌16年にはリーグタイトルと天皇杯の2冠を達成、公式戦通算成績は93試合57勝7分29敗という結果を残していた。

     アジアのタイトルを逃した鹿島は、大岩新監督の下、リーグ連覇を目指すこととなった。

    文・田中 滋(エルゴラッソ鹿島担当)

  • [本日のエルゴラッソ1面]死闘120分。

    [本日のエルゴラッソ1面]死闘120分。

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