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気合いの証!? 突如、丸刈りになった京都の本多勇喜
今週、京都の練習場で話題の的になっているのが、突然丸刈りに変貌した本多勇喜だ。精悍さは一気に増したが、これまではアシンメトリーなおしゃれヘアを維持していただけにかなり強烈なイメージチェンジである。
どんな心境の変化があったのか本人に尋ねても、「『丸刈りってカッコいいな』と思っただけ。ヘディングすると“ペチッ”って鳴る(笑)」と答えをはぐらかす。だが、「気持ちを入れ直せた?」と質問を変えると、「そうですね」と静かに顔を引き締めた。
チームはここ6試合白星がなく、J1昇格を争う上位陣からは大きく離された苦しい状況に追い込まれている。本多は前節・山口戦に敗れたその日に、自らの手で頭を丸めたそうで、自身に活を入れる思いがあったことは想像に難くない。
本多が示す覚悟には、布部陽功監督も「自分が(丸刈りにした)理由を聞いたときも『特に(理由)は…』という感じだったけど、照れ隠しだと思う。内に秘めたモノは持っている選手。チームにとってはプラスになると捉えている」と期待を寄せる。
今季は残すところあと11試合。本多の気合いはそのプレーぶりにも表われるのか、注目しておこう。
文・写真:川瀬太補(エルゴラッソ京都担当)