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松本の鈴木武蔵、敵地での大一番でインパクトを残せるか
J1昇格プレーオフ圏への返り咲きを目指す松本にとって、10日に行われる第32節は大一番だ。勝ち点差『1』の6位・東京Vとの直接対決だけに、松本が勝てば(横浜FCが大量得点で勝利しない限りは)入れ替わって6位浮上となる。
ここに来て松本の状態は上向きだが、相対する東京Vも直近5試合を4勝1分。アウェイゲームということもあって難しい展開となることは間違いなさそうだが、「僕だけではないと思うが、絶対に勝ちたい試合」と試合を前に意気込むのは鈴木武蔵。「東京Vは力のあるチームで攻撃力も高いが、自分たちの力が劣っているわけではない。逆に勝っている部分も多いので、その良さを出せれば勝てる試合だと思う」と対戦相手の東京Vをリスペクトしつつ、白星への自信ものぞかせる。
先月17日に加入して以来、試合出場を続けているのは指揮官からの期待の証。今節も試合途中からの出場が濃厚と予想されるが、代表でともに戦った経験のある安在和樹や高木大輔にも負けないだけのインパクトを残すことができるか。
文:多岐太宿(エルゴラッソ松本担当)
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仙台の三田啓貴がクラブ公式グッズとしてTシャツをプロデュース。自らデザインした絵柄は……
8日、仙台はクラブ公式グッズとして三田啓貴プロデュースTシャツ、その名も“タマT”を発表した。
このTシャツは明治安田J1第25節・鳥栖戦が開催される10日から(※オンラインショップでは11日から)、ユアテックスタジアム仙台内グッズ売店や公式グッズショップ“カーサベガルタ”で販売される。価格は2,990円(税込み)。
このTシャツの特徴は、三田が自らデザイン原案を出したこと。三田は中学時代より、かつて多摩川に現れたアザラシ“タマちゃん”に似ていることから、“タマ”の愛称を持つ。自身を象徴するアザラシを中心に据えた下絵から、このTシャツのデザインができた。寛ぐアザラシの下には、”Summer Break” をもじった “Tammer Break” の文字も記されている。「夏の発売に間に合わなかった」ということを除けば、本人も「納得のでき」とのこと。野津田岳人はモデル兼カメラマンとして仙台公式サイトでのプロモーションに協力し、通りがかったイ・ユノは「かわいい」と感想を述べていた。
三田は8月30日と9月3日のJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝・鹿島戦ではセットプレーから2戦合計3点に関与しており、プレーでもグッズでも活躍が期待される。
文・写真:板垣晴朗(エルゴラッソ仙台担当)
写真(下):モデル兼カメラマンの野津田がパシャリ