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「新三羽烏」に続く3人同時昇格。清水のユース3選手が来季加入会見
(写真:右から平塚、滝、伊藤)
清水は19日、ユースに所属しているFW平墳迅、MF滝裕太、DF伊藤研太の3人の来季新加入会見を行った。高円宮杯U-18プレミアリーグEASTで7得点を挙げ、現在得点ランク2位の平墳は「FWはほかのポジションよりも結果が求められるので、より多くのゴールを決められるように日々努力していきたい」と意気込みを話した。
また、内藤直樹強化部長が「左利きのSBで175cm以上の選手はJリーグでも少ない」と話す貴重な存在である伊藤は「自分の特徴である、パスやクロスを生かしてエスパルスの勝利のために頑張りたい」と話した。
そして今季ルヴァンカップに2試合出場している滝は「まだプレミアとJユースが残っているので、この3人でチームを引っ張って最後に平岡監督を胴上げしたい」と話し、同席した平岡宏章ユース監督を喜ばせた。
ユース3選手が同時に昇格したのは、「新三羽烏」と呼ばれた15年の北川航也、宮本航汰、水谷拓磨以来。清水はこれまでに新井栄聡、西村恭史を含め、ここまで5人の来季加入が内定している。
文・写真:田中芳樹(エルゴラッソ清水担当)
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天皇杯4回戦の相手は大物食いの長野。磐田GK三浦龍輝が古巣長野への“恩返し”を語る
磐田の三浦龍輝が19日、天皇杯4回戦・長野戦に向けて意気込みを語った。
昨季の1年間を長野で過ごした三浦にとって、今回の試合は古巣戦となる。「楽しみな気持ちはすごく強い」と言うが、「自分のいまのチーム内の立ち位置を考えても、この試合は絶対に負けちゃいけない。勝つことが一番」と述べた。
「長野はプロに入って初めて試合に出たチームなので、さらに成長した姿を見せなきゃいけない」と、お世話になったクラブへの思い入れを口にした。
それでも、優先すべきは磐田の天皇杯ベスト8進出。三浦はチームの勝利に貢献することで長野への恩返しを果たすつもりだ。
文:青木務(エルゴラッソ磐田担当)
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結婚&入籍を発表したGKキム・ジンヒョン。「家庭もゴールマウスも守る」と満面の笑みで馴れ初めを語る
09年にC大阪へ加入後、9年間にわたって桜の守護神としてゴールを守り続けてきたキム・ジンヒョンが、9月18日に一般女性と結婚、入籍したことを、クラブを通じて発表した。「30歳になり家庭を持つことになりました。これからは家庭を守り、ゴールマウスもしっかり守っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願い致します」という粋なコメントを残したキム・ジンヒョン選手。翌19日、練習を終えた本人を直撃した。
─ご結婚、おめでとうございます。
「ありがとうございます(笑)」
─お付き合いを始めたきっかけは?
「知り合いの紹介で知り合いました。(付き合い始めてから)1年半くらいです。(付き合っている間は、自分が韓国に)行ったり、(相手が日本に)来たり、という感じでした」
─奥様は、韓国の方ですか?
「はい」
─結婚を機に、日本に呼び寄せる?
「そうですね。向こう(韓国)で仕事もしていたし、やりたいこともあったと思いますが、僕のために辞めて、(日本に)来てくれる決断をしてくれました。感謝しています」
─どういうところに一番、魅力を感じましたか?
「魅力ですか?(照笑)優しい人ですし、自分に合わせて何でもやってくれます。一番大事なことは、サッカー選手としての自分をサポートしてくれること。自分が大事にしていることを、相手も大事にしてくれているので、それが一番の(結婚の)決め手でした」
─リリースのコメントでは「30歳」という自身の年齢にも言及されていましたが?
「そうですね。結婚も考える歳になってきて、特別、30歳を意識したことはなかったけど、良いタイミングで、結婚を考えられる、いい人を見つけることができました。自分の気持ちもそうだし、落ち着いたことで、これからもしっかりと選手としてプレーしていきたいと思います」
プロポーズの言葉については「恥ずかしいです(笑)」と明かしてくれなかったが、満面の笑みで結婚を報告してくれたキム・ジンヒョン。生涯の伴侶を得た守護神のさらなる活躍に期待したい。
文・写真:小田尚史(エルゴラッソC大阪担当)