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2018.7.28(Sat)

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  • 千葉から期限付き移籍の岡野洵が大分で初練習。「きちんと管理しなくては」と語った大分で気をつけるべきこととは?

    千葉から期限付き移籍の岡野洵が大分で初練習。「きちんと管理しなくては」と語った大分で気をつけるべきこととは?

     26日に千葉からの期限付き移籍加入が発表された岡野洵が、27日、大分に合流し初練習を行った。

     千葉ではフアン・エスナイデル監督の超攻撃的サッカーに取り組んできたスピード自慢の長身CB。もともとはFWで、プロ初のベンチ入りは攻撃陣としてだったという。

     ともに年代別代表でプレーした岩田智輝をはじめ、千葉アカデミー時代にトップチームに在籍していた竹内彬や高木駿ら旧知の選手もいて、チームには難なく溶け込めそうだ。合流初日のミーティングでは早速、刀根亮輔にイタズラを仕掛けられ、さわやかなイジられ役としてのポジションを確立したようだった。

     厳しい食事制限を徹底されていた千葉から一転、自己管理に任されている大分へ。特に大分は食が充実した土地柄だけに「きちんと管理しなくては」と気を引き締めていた。

    文・写真:ひぐらしひなつ(エルゴラッソ大分担当)

  • 「また半年後、(千葉で)一緒に出られればうれしい」。千葉の乾貴哉と岡野洵がしばしの別れ

     千葉のアカデミー出身・岡野洵が大分へ期限付き移籍した。その期待のホープの一つ年上で、岡野がトップチームに昇格してから、公私ともにプロの酸いも甘いも教わってきたのが乾貴哉。盟友である後輩の大きな決断に一抹の寂しさを滲ませながらも、乾は岡野に「能力の高さは誰が見ても分かる。あとはあっちで試合に出て、ディフェンスの技術とか、ボールの配給が向上したところを見てみたいですね」とエールを送る。

     乾と岡野の仲の良さは有名だ。乾が昨年11月、第40節・町田戦で左膝蓋腱断裂(全治6カ月)の大けがを負った直後のエピソード。都内の病院に入院する乾からの「ステーキが食べたい」というオファーを受けた岡野はテイクアウトし、病室に駆けつけて一緒に食べるほどの先輩思いの一面をもつ。ともに2年間過ごした寮を同時に出た今季も「オフのときは買い物とかに出かけて常に一緒にいた」というほど、行動をともにしていた。だから「こういう世界なので仕方ないのですが、半年で帰ってくるかも分からないので、結構寂しい」というのはまさに本音だろう。

     ただ、プロは試合に出て活躍してなんぼの世界。移籍の相談を受けた際は「試合に出られずに悩んでいたし、アイツが成長できると思ったので、『自分のために頑張ったほうがいい』と言いました」と後押ししたという。

     乾が6月に戦列復帰した今季、二人同時にピッチに立った公式戦はわずか2試合。「(今季の残りの試合に)自分も出続けて、また半年後、(千葉で)一緒に出られればうれしいですね」。クラブは違えど、気持ちは同じ。先輩は黄色のユニフォームに身を包んで、後輩とまたフクアリのピッチに立てる瞬間を待ち望んでいる。

    文・大林洋平(エルゴラッソ千葉担当)

    「また半年後、(千葉で)一緒に出られればうれしい」。千葉の乾貴哉と岡野洵がしばしの別れ

  • 讃岐に加入した田中英雄。選手登録も“うどん”も済

    讃岐に加入した田中英雄。選手登録も“うどん”も済

     讃岐に加入した田中英雄。選手登録も完了し、「気持ちを抑えるのが大変なくらい」と、いまの心境を言葉にした。

     北野監督からは「よく来てくれたという話と、自分の力を出してくれればそれがチームのためになると言っていただきました」。また、加入が決まった際に「神戸で一緒にプレーしたガナさん(我那覇)に連絡していたのと、(渡邉)大剛の弟・千真に“兄ちゃんによろしく伝えておいて”と連絡しておきました」とのこと。

     約半年ぶりのJリーグになるが、その思いがより強くなったきっかけを「(前所属・テゲバジャーロ宮崎の選手として)天皇杯2回戦でC大阪と対戦しました。トップ選手が出てきましたが、あの試合をやったことが自分の中でターニングポイントになったというか。ボランチがソウザとスペイン人の選手(オスマル)でしたけど、そこでやりあって“やはり一つでも上のレベルでやるべき”と肌で感じました」と話す。そして、「個人的にも“まだまだやれる”と感じています。こういうチャンスをもらえて早く試合をしたいという気持ちを抑えるのが大変なくらいです」と言葉の節々から気持ちの高まりが感じられた。

     また、お決まりの「うどんは?」という質問には「食べましたよ。試合前の軽食は必ずうどんです」と気の利いたコメント。そして、「もっともっといっぱい食べたいと思います。美味しいお店を教えてください(笑)」とうれしい一言で締めくくってくれた。

    文:柏原敏(エルゴラッソ讃岐担当)