EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.7.30(Mon)

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  • 神戸DF大﨑玲央がJ1デビュー。「かなり評価していい」と吉田孝行監督も絶賛

    神戸DF大﨑玲央がJ1デビュー。「かなり評価していい」と吉田孝行監督も絶賛

     徳島から移籍加入した神戸DF大﨑玲央が神戸デビューを果たした。28日のJ1第18節・柏戦の先発メンバーに入り、無失点勝利に大きく貢献。30日に完全非公開で行われた練習後、大﨑は「絶対に勝ちたかった。前節(湘南戦)はいい結果が出ていなかったので、連敗せず、無失点で勝てたことがうれしい」と喜んだ。(大﨑は写真右から5人目、7月20日撮影)

     持ち味の縦パスを入れ、攻撃のアクションを積極的に起こした。「自分のストロングだし、ナベさん(渡部博文)とどんどん入れたら簡単に崩せるシーンも増える」と話した大﨑。その一方で、「相手はちょっと引いていたので、無理やり入れるとカウンターもある。シンプルにするところはシンプルにした」と言い、中盤で顔を出す三田啓貴や藤田直之と好連係をとれたという。

     試合後に、CBのペアを組んだ渡部が称賛したのは大﨑のコーチング。「もともとそういうタイプじゃなかったんですけど…」という大﨑。キャリアを振り返ると、トップ下、ボランチ、センターバックにポジションを変えてきた。「センターバックになってからですね。一番みんなが見えるポジションだし、人を動かしたり、締めないといけないときもあるので」と、現在のポジションになってから、そのコーチングに磨きをかけてきたと自身を分析。

     そんな大﨑のJ1デビュー戦を吉田孝行監督はどう見たか。「J1初出場であれだけやってくれたら十分。攻撃面のよさは分かっていたけど、守備でもリーダーシップをとり、足の速さも見られた。かなり評価していい」と絶賛の言葉で大﨑の90分を振り返る。

     今節の相手は勝点で並ぶC大阪だが、「ボールをもてるし、一発で決める力もある」と警戒した大﨑。C大阪には、アカデミー時代にしのぎを削った高木俊幸もいる。神戸のチームスタイルであるパスサッカーを前進させる背番号25は、J1の新たな注目株に名乗りを上げている。

    文:小野慶太(エルゴラッソ神戸担当)

  • 高校時代は長崎県内で無敗。札幌の兵藤慎剛が故郷での試合に燃える

     札幌が28日に行う予定だったアウェイ名古屋戦は台風の影響により延期に。そのため前節は試合が行われず、8月1日に行われる第19節が仕切り直しの一戦となる。そしてその試合は長崎とのアウェイゲームになるのだが、ここで意欲を高めているのが長崎県出身のMF兵藤慎剛だ。「故郷で試合ができることが、シンプルにうれしい」と笑顔を見せる。

     試合会場となるトラスタは改修こそ経ているものの、国見高時代には県大会の決勝などを戦った思い出の場所。「高校時代、長崎県内では負けたことがなかったので、その意味では縁起のいい場所かもしれない」とも言葉にした。横浜FM在籍時にも天皇杯で同会場で試合をしているが、これも勝利をしており、兵藤にとっては勝ち癖のついたスタジアムということになる。「親も見に来てくれる予定だし、頑張っているところを見せたい。そのためには、まずは練習からアピールをして試合に出られるようにしないと」と普段以上に熱がこもっているようにも感じた。

     また、29日には33回目の誕生を迎えており、「30歳を過ぎてからは、時間が経つのがものすごく速い」と笑った。そしてその上で、「自分が若いころは、33歳といえば引退を考えてもおかしくない年齢だとイメージしていた。でも、いまの札幌には僕より年上ながらもバリバリとプレーをしている選手が何人もいる。自分も負けずに、もっともっと長くプレーを続けられるようにしたい」と気持ちを新たにし、故郷での戦いに気持ちを込めた。

    文:斉藤宏則(エルゴラッソ札幌担当)

    高校時代は長崎県内で無敗。札幌の兵藤慎剛が故郷での試合に燃える

  • イニエスタ欠場濃厚について、C大阪の各選手の反応は?「ウチの“マルニスタ”が輝いてくれる」と柿谷曜一朗

    イニエスタ欠場濃厚について、C大阪の各選手の反応は?「ウチの“マルニスタ”が輝いてくれる」と柿谷曜一朗

     8月1日に行われる明治安田J1第19節は、勝点28で並ぶ神戸との対戦となるC大阪。今夏、神戸に加入した世界的名手、アンドレス・イニエスタの初のアウェイ戦としても注目された一戦だが、前節終了後、「(イニエスタが)家族と再来日するために、スペインに一時帰国する」ことが神戸から公式に発表された。同じ文面には、「8月頭に再来日する予定」ともあるが、今節は欠場が決定的だ。

     30日の練習後、C大阪の各選手は“イニエスタ欠場濃厚”について、それぞれ以下のように語った。

     「もちろん、僕もそうだし、何より見に来るお客さんも楽しみにしていたとは思うけど、勝負ごとなので、あまりそこは気にせずプレーしたい。神戸とは勝点で並んでいるので、勝って上にいきたい」(杉本健勇)

     「対戦してみたかった思いはあるけど、リーグ戦34試合の1試合だし、自分たちがいま、首位を走って余裕があれば、そういう楽しみにする気持ちもあったと思うけど、いま自分たちは5位で、下とも勝点差は詰まっている。ホームで勝つことだけを考えてプレーしたい」(山口蛍)

     「イニエスタを楽しみにチケットを買ってくれた人もいると思うけど、イニエスタではなく、セレッソのプレーを目に焼きつけてもらえるように、いいプレーをしたい。(イニエスタと対戦したかった気持ちもある?)もちろん。僕らよりサポーターが悲しんでいるとも思うけど、そのチケットを売らんとそのまま見に来てくれたら、うちの“マルニスタ”(前節の仙台戦で2ゴールを挙げた丸橋祐介)が輝いてくれると思う。最近、勝ちがないから、一回勝って、落ち着いてこの連戦を乗り切っていけたら」(柿谷曜一朗)

     イニエスタは不在でも、現在、勝点で並ぶ、関西を本拠地とする両チームの対戦だけに、火花散る激しい試合になることは必至。8月最初のホームゲームで輝くのは果たして誰か!?

    文:小田尚史(エルゴラッソC大阪担当)

  • [本日のエルゴラッソ1面]首位撃破

    [本日のエルゴラッソ1面]首位撃破

    [明治安田J1第18節 マッチレポート]
    ■広島 vs 浦和
    采配の妙。快勝を呼んだオズの魔法

    [明治安田J1第18節 マッチレポート]
    ■神戸 vs 柏
    イニエスタを脇役に押しやった21歳

    [日本代表]
    ■森保ジャパン誕生。テーマは「年代間の融合」

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