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横浜FCは最後に笑う。タヴァレス監督が強調した“じっくり型チームビルディング”
横浜FCは山形とのホーム開幕戦を翌日に控えた2日、横浜市内で前日会見を行った。出席した主将の南雄太は「初戦を落としているということで、ホーム開幕戦のここで連敗するわけにはいかない。勝点3をとることによりフォーカスし、結果にこだわって戦いたい」と意気込みを語った。
会見には南のほか、タヴァレス監督、対戦相手である山形の木山隆之監督、大友竜輔が出席。横浜FCの現状について問われた指揮官は、2月24日の開幕戦で長崎に敗れたことを踏まえ、「チームがどこにたどり着けるかを見つけようとしている段階。いいスタートを切れなくてもシーズンの最後にいい成績で終わることはサッカーではよく起こり得る。1試合1試合しっかり戦って、いい成績で終われるようにしたい」とじっくりとチームビルディングしていく方針を強調した。
また、2月26日に52歳の誕生日を迎えた三浦知良については「特定の選手がメンバーに入るのか、入らないか、試合に出るのか、出ないのかを言及するのはほかの選手に対してもリスペクトを欠くので、そこは避けたい」と述べた上で、「彼に対する外国人監督の私と、日本人の見方は少し違う。そこに関して多くは言わないが、彼の姿勢、若い選手と同じトレーニングをする努力は尊敬に値する」とプロ34年目を迎えた“キング”の姿勢を称えた。
横浜FCの印象について、木山監督は「昨年、プレーオフに進まれて、(J1昇格まで)あと一歩のところまでいった本当に強いチーム。個の力もあるし、チームの成熟度も高い」と警戒感を示した。
両者の一戦はニッパツ三ツ沢球技場で、3日午後2時にキックオフを迎える。
文・写真:大林洋平
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徳島の試合前会見は『阿波おどり会館』から。サッカーを通じ、伝統文化とテクノロジーも発信
2日、徳島のホーム開幕戦を翌日に控え、試合前記者会見が徳島市の『阿波おどり会館』で行われた。
徳島からはリカルド・ロドリゲス監督と今季加入した田向泰輝が出席し、岐阜からは都合により大木武監督が欠席となり、昨季まで徳島に在籍していた米田徹ヘッドコーチと主将の阿部正紀が出席した。勝敗のポイントを問われた両陣営は「志向するサッカーが似ているところもあり、いい状態でボールを支配して動かせるチームが勝利に近づくと思います」(ロドリゲス監督)、「リカルド監督と大木さんのサッカーで共通している部分もあると思いますが、まったく違うところも明日の見どころとポイントになると思います」(米田ヘッドコーチ)と、明日の試合に気持ちを込めた。
また、今季初の試みとなっている試合前記者会見では、各クラブが地域らしさを出しているが、徳島側は県の代名詞でもある『阿波踊り』を題材に会見場所を準備し、踊り子さんとのフォトセッションも行われた。その様子は『徳島ヴォルティスYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/VortisChannel)』にてライブ配信されたが、実は全国屈指の光ブロードバンド環境が整っていることも徳島県らしさ。飯泉嘉門県知事が『全県CATV網構想』を推進してケーブルテレビ網のインフラ整備に取り組み、県内全域に張り巡らされた回線を使用して高速・大容量・常時接続のブロードバンド環境を利用できる。その魅力を感じた大都市圏のICT企業を中心に、県内12市町村へ62社(2019年1月時点)がサテライトオフィスを構えるなど盛り上がりを見せている。
サッカーを通じ、徳島県の伝統文化とテクノロジーの一端も発信できた記者会見となった。
文・写真:柏原敏(エルゴラッソ徳島担当)
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