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東日本大震災発生から8年が経過。追悼式に渡邉晋監督、大岩一貴らが参列
11日は、11年3月11日の東日本大震災発生から、8年が経過した日。当時にホームタウンが大きな被害を受けた仙台は、この日も同日に仙台市内で行われた東日本大震災追悼式に代表者が参列した。
トップチームからは、渡邉晋監督と、キャプテンの大岩一貴が参列。マイナビベガルタ仙台レディースから参列した辛島啓珠監督と安本紗和子、北原佳奈の両選手、株式会社ベガルタ仙台の西川善久代表取締役社長、平瀬智行クラブコーディネーター、昨季で選手を引退した菅井直樹氏(現在は同社 運営・地域連携本部 地域連携課スタッフ)らとともに、震災発生時刻である14時46分に黙祷を捧げた。
仙台は前日に開催されたJ1第3節で、神戸と対戦。“復興応援試合”と銘打たれた一戦だったが、1-3の結果に終わり勝つことはできなかった。試合後、渡邉監督は被災地に勝利を届けられなかったことを反省するとともに、「被災地へのわれわれがやるべきこと、見せるべき姿というものを、『残りのゲームでやってみせろ』と言われているものだと思っています」と、これからの巻き返しを誓った。
それから一夜が明け、監督は「選手もスタッフも、8年前にこの宮城で震災を体感した者は少なくなっています。だからといって、我々のクラブに課せられた使命とか、われわれに多くの方々が期待してくださっていることに変わりはない。そういうものにしっかり結果として応えていかなければいけない」と、あらためて思いを口にした。
文・写真:板垣 晴朗(エルゴラッソ仙台担当)
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