-
一番遅いホーム開幕戦。秋田は新名称のスタジアムで今季初勝利を誓う
秋田はホーム開幕戦を翌日に控えた3月30日、あきぎんスタジアム(秋田市)で記者会見を開いた。秋田は間瀬秀一監督とGK松本拓也が、対戦相手の長野は横山雄次監督とGK阿部伸行が出席。今季未勝利の両チームが、勝点3を目指してそれぞれ意気込みを語った。
秋田はJリーグ全58チームでもっとも遅いホーム開幕戦となる。それに合わせてクラブは「リベンジ!1万人応援プロジェクト」を実施。一人でも多くの観客による応援を通じて、チームを後押ししようとしている。
冒頭で間瀬監督は同プロジェクトに言及し、「この3戦はアウェイの中で勝てていない。ただ明日はスタジアムに駆けつける秋田の皆さんからパワーをいただき、皆さんに応えるためにピッチ上で戦う。最後に全員が笑顔で、喜んで終われるように全力を尽くしたい」と力を込めた。
一方、横山監督も自チームが未勝利であることに触れ、「勝つために準備してきた。観客の皆さんに『良いゲームだった』と言われるような勝負をしたい」と話した。
松本は試合会場の秋田市八橋運動公園陸上競技場が、4月1日からネーミングライツにより「ソユースタジアム」に名称が変わることに言及。ホーム開幕戦を秋田の地域とチームの再スタート地点と位置付けて、「残りの試合でJ2昇格をする。そのためにもう一度スタートを切りたい」と仕切り直しを誓った。
第2節の長野でのホーム開幕戦で「多くの人の力添えを実感した」という阿部は、「秋田がホーム開幕戦を迎えるのは素晴らしいこと」と述懐。「しかし試合には勝つ」と強く宣言した。
文・写真:竹内松裕(エルゴラッソ秋田担当)