EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.6.1(Fri)

June
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
  • 熊本のGK佐藤昭大、首位・大分戦を前に語った熱き思い。「去年の悔しさは忘れていない」

    熊本のGK佐藤昭大、首位・大分戦を前に語った熱き思い。「去年の悔しさは忘れていない」

     熊本の次節の相手は、現在首位の大分。21位という結果に終わった昨シーズン最終節、先制しながら終盤に追いつかれ、さらに終了間際にPKで逆転された。このゲームで長期離脱から復帰したGK佐藤昭大にとって、あの日の悔しさが今シーズンのモチベーションになっている。

    「是が非でも勝たないといけなかった試合でしたし、自分にとっては復帰戦で、モチベーションも高かった。負けた悔しさは当然、残っていますし、それをピッチでぶつけたいと思って今シーズンを迎えたので」

     大分は前節、甲府に大敗しているが、その姿勢を通じて「僕たちがやるべきこと、自信を持ってやり続けることが大事だということを示してくれたと思う」と話す。

     5月は1勝4敗という結果に終わったが、折り返しに至るまでの6月の5試合、さらに質を高めるとともに結果を求めて、巻き返しを図る。

    文・写真:井芹貴志(エルゴラッソ熊本担当)

  • 栃木の和田達也が迎える3年過ごした松本との古巣戦。「いまの自分をソリさんにも見せる」

    栃木の和田達也が迎える3年過ごした松本との古巣戦。「いまの自分をソリさんにも見せる」

    「山雅は自分が3年間いたクラブ。栃木に移籍してから成長した姿をアルウィンのサポーターに見せたいです」

     和田達也は大阪の興國高校を卒業した13年に松本山雅に加入。卒業前に練習や練習試合に参加しながら猛アピールすると、反町康治監督から直々に声がかかって加入を勝ち取った。

     だが、在籍した3年間で松本での公式戦出場は3試合、数分間の出場に終わった。

    「悔しい思いをした3年間でもあったし、全然ゲームに関われずソリさん(反町監督)の期待に応えられなかったという思いがあります。今節、いまの自分をソリさんにも見せることができたらと思っています」

     和田は松本との契約が終わった16年に栃木に加入。1年目は出場なしに終わったものの、2年目の昨季は明治安田J3第6節にリーグ戦初出場を果たすといきなり決勝ゴールを導くアシストを記録。持ち前の俊敏さと鋭いドリブル、小柄ながらハードに戦える魂を持った選手としてメキメキと頭角を現し、合計11試合に出場した。

     今季はチームとともに昇格したJ2でここまで6試合にスタメン出場、ベンチ入りするのはもう当たり前という存在にまで成長を遂げている。

     そんな右肩上がりの成長曲線を描きながら迎える今節の古巣戦。和田にとってはまさにいまの自分を見せるときがやってきた。

    「でも、相手が山雅だとかアルウィンだとか、そういうのは意識せずに、チームが開幕から続けてきたことをハードワークしながら出して、球際で戦うことも意識して、しっかりと戦い切りたいです。アルウィンはたった一つのプレーで流れが変わるんです。最後の時間はスタジアムがさらに盛り上がってくるから山雅の流れになる時間が来ると思う。チームで我慢しながら最後まで隙を見せない戦いをしないといけないと思います」

     古巣、そしてアルウィンを知る和田が、この3年間で磨いた自身のプレーを引っ提げて、いざ敵地に乗り込む。

    文・写真:鈴木康浩(エルゴラッソ栃木担当)

  • 熊本戦でデビューした山形・熊本雄太がプロA契約締結

    熊本戦でデビューした山形・熊本雄太がプロA契約締結

     今季、早稲田大から加入した山形のルーキー・熊本雄太のプロA契約締結が6月1日、クラブからリリースされた。

     熊本がA契約の条件に達したのは明治安田J2第13節・讃岐戦。第3節・熊本戦でデビューすると、長身を生かしたヘディングの強さとフィード力で先発メンバーの一角に食い込んだ。その後、第7節以外の試合でフル出場を続け、条件である900分出場に到達した。

     A契約の条件を満たした直後に話を聞いた際には、「けがをして入ってきたので、今年中になれればいいかなあという思いでした」と、早い時期での出場時間900分到達に本人もまだ実感が沸いていない様子。それでも、「契約内容が上がることで責任とか、プロとしてやっていく自覚というのは芽生えたかなと思います」と話し、「ベテランの選手だったり周りの選手の助けがあったからだと思っているので、これからはちょっとずつ返していけたらいいなあと思います」と決意を語っていた。

     今節・岡山戦は常に隣でプレーしていた栗山直樹が出場停止となるが、「僕はクリくんがいる中でプレーしてきて、いないのといるのとでは違いは大きいですし、存在感を出していた。それ以上のものを出さないと試合には勝てないと思うので、そういうところにチャレンジしていきたいと思います」と意欲を見せていた。

    文・写真:佐藤円(エルゴラッソ山形担当)

  • 大分GK陣が、前節の6失点という記憶とともに捨ててきたものとは?

    大分GK陣が、前節の6失点という記憶とともに捨ててきたものとは?

     今週オフ明けの5月30日、GK高木駿がトレードマークのヒゲをきれいに剃ってグラウンドに現れ、「記憶とともに捨ててきました」と、6失点して大敗した前節の甲府戦を振り返った。「あってはならない展開だった。起こりうることだけど、もうみんな対応できると思うし、二度と繰り返さない」。

     その決意表明としてヒゲを剃ってきたのだが、ちょうどその日、チームメートのGK兼田亜季重が丸刈り頭で登場し、すっかり話題をさらわれる格好に。

     ロッカールームで馬場賢治、宮阪政樹、林容平らにバリカンで頭を刈ってもらったという兼田は「気合を入れました」とさわやかな表情。高木から「あれはズルい」と笑われた。

     直接の原因に関わっていなくても、GKにとって大量失点はショックな事態。チームとしても今節の熊本戦で立て直しを図りたいところだ。ヒゲと髪に決別して見た目のすっきりした高木と兼田は31日の練習後、修行智仁、ムン・キョンゴンを加えたGK4人で「キーパー会」と称して焼肉屋へ。あらためて団結を確認し、士気を高めた。

    文・写真:ひぐらしひなつ(エルゴラッソ大分担当)

    大分GK陣が、前節の6失点という記憶とともに捨ててきたものとは?

  • 明るい努力の人。千葉のホルヘ・サリーナス、千葉初ゴールまでの物語

    明るい努力の人。千葉のホルヘ・サリーナス、千葉初ゴールまでの物語

     試合に出られなくても、練習姿勢はいつも真面目で全力。南米がルーツなだけに、時には陽気に振る舞い、盛り上げ役も買って出る。そんな明るい努力の人である千葉のMFホルヘ・サリーナスが5月27日の前節・熊本戦で、一年越しのうれしい千葉初ゴールをマークした。

    「厳しく辛い時期を過ごしてきたと思う。試合に出場しないのに練習をして、彼はプロフェッショナルをずっと貫いてきた。(その姿勢は)彼のゴールで勝ったことに値する」(フアン・エスナイデル監督)

    「チャンスがこない中でも辛抱強く自分のベストフォームをずっと保っていた選手。いつチャンスがきてもいいように努力を惜しまない人間。あの場にいたすべての人がすごく喜んでいた。大事な大事な僕の友人だし、本当にいいヤツ。その喜びに値する人間だ」(ラリベイ)

     二人のコメントに集約されるように、周囲も喜びにあふれた。それはサリーナスの並々ならぬ忍耐と努力を知っているからこそ。昨季は9月を最後に出場機会がなく、今季も開幕からベンチ外が続いた。紅白戦ではサブ組にも入れない時期もあったが、それでも腐らなかった。

     そして、待ち焦がれていたチャンスをモノにする。4月28日の明治安田J2第11節・甲府戦。その約8カ月ぶりの公式戦で後半ロスタイムに同点弾をお膳立てすると、第13節・大宮戦ではアシストこそつかなかったが、決勝点を演出。そして、途中出場した熊本戦でダメ押しとなる3点目を奪った。パラグアイアンアタッカーは不遇の日々をこう振り返る。

    「やっぱり誰にとっても簡単なことではないです。試合に絡めず、ずっと練習を続けることは難しいことです。大きな存在だったのはずっと支え続けてくれた家族。だからこそ、それを貫く姿勢を家族に見せたいとゆう想いがありました」

     自分のことのように喜んでくれた仲間に対しても、感謝の言葉を続ける。

    「自分が諦めずにチャンスを待って、努力し続けたことはみんなも分かってくれています。チームのすべての人が祝ってくれたし、監督をはじめとするスタッフが自分のハードワークを認めてくれたこともうれしいです」

     ただ一喜一憂はしていないし、地に足はついている。

    「スタメンだろうが、ベンチだろうが、どんな形であれ、チームに貢献する姿勢は変わりません」

     いい意味で外国人らしくない外国人。“サリちゃん”の愛称で親しまれる、誰からも愛される人である。

    文:大林洋平(エルゴラッソ千葉担当)

  • 「いつかW杯代表になると思っていた」。横浜FCのレアンドロ・ドミンゲスが酒井宏樹のW杯日本代表選出を祝福

    「いつかW杯代表になると思っていた」。横浜FCのレアンドロ・ドミンゲスが酒井宏樹のW杯日本代表選出を祝福

     5月31日、JFAはロシアW杯に臨む23人の日本代表メンバーを発表した。その中には、横浜FCのレアンドロ・ドミンゲスとともに柏で10年~12年途中までプレーした酒井宏樹(マルセイユ)も名を連ねた。

    「柏時代から素晴らしい選手だった。背が高くてマーキングも強くて、ボールを支配できてセカンドボールも拾えるオールマイティーな選手でした。しかも、ブラジルの名門であるサントスが彼に興味を持っていると言われていた。本当にそのころから、いつかW杯代表になる選手だと思っていました」とレアンドロ。日本を背負って立つ存在になると想像するのは難しいことではなかったという。

     酒井宏樹は自身2度目のW杯を迎える。「すごく応援したい。彼にはW杯と、すごい将来が待っていると思う。柏時代は右サイドでやっているとき、自分とコンビネーションを組んで良い試合をできていた。(11年に柏がJ1優勝を果たしたシーズンは)すごく良い関係で、彼はベスト11に選ばれ、自分もMVPを取ることができました。彼のおかげということもあると思います。これから将来頑張ってもらいたいプレーヤーだし、応援していきたい」(レアンドロ)。柏で一時代をともに築いた旧友にエールを送った。

    酒井宏樹選手も掲載!ロシアワールドカップ選手名鑑発売中!! 
    エルゴラが編集したW杯名鑑。各選手のデュエル勝率、所属歴詳細など、
    データ満載でお届け。大会前の必需品として、ぜひ!!

    文:高澤真輝(エルゴラッソ横浜FC担当)

  • [本日のエルゴラッソ1面]ロシアに乗り込む23人

    [本日のエルゴラッソ1面]ロシアに乗り込む23人

    [日本代表]
    ■西野朗の決断

    ■ロシアW杯を戦う23人の戦士たち

    [日本代表]
    ■日本 vs ガーナ
    西野ジャパン、攻守において不安なスタート

    詳細はコチラ…