EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.6.8(Fri)

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  • 栃木の守護神、南アフリカW杯スイス代表ジョニー・レオーニが今夜の日本対スイスを予想

    栃木の守護神、南アフリカW杯スイス代表ジョニー・レオーニが今夜の日本対スイスを予想

     栃木の守護神ジョニー・レオーニはスイス出身。

    「日本の夏は他の国とは湿度が異なるから大変だけど、もう慣れました。今週末は雨予報だから暑さはしのげるけれど、雨用の準備はしっかりしたいと思います」

     充実の表情を見せるレオーニは、かつてスイス代表として2010年の南アフリカW杯に出場した実績を持つ。タイミングを見計らってスイス代表の近況を聞くと、レオーニはうれしそうな笑顔を浮かべる。

    「今夜は日本とスイスの試合だね」

     どちらが勝つと思いますか? と返すと、「それは答えづらいなあ」と悩ましそうな笑顔になった。

     ただその3秒後には、「まあ、スイスが勝つでしょうね」とあっさりスイスが勝つと自信たっぷりに断言。

     ではスコアはいくつ? と続けざまに聞くと、今度は即座に、「2-0」。

     リアルな数字を返してきた。

     1点だけでも取らせてくださいよ、とすがると、「スイスにとって今夜の親善試合はワールドカップ前のラストの試合になるんです。だから、そこまでリスクを負った激しい戦いはせずに終わらせると思いますよ。日本は2試合あるのかな」。

     日本は本番前に一度くらいは勝っておきたい状況だと伝えると、「まあ、楽しみにしています。良いチームが勝つでしょうね」。最後まで余裕の表情でスイス代表の勝利を確信しているようだった。

     果たして日本代表は今夜、栃木の守護神レオーニを驚かせるような結果を出すことができるか。


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    文・写真:鈴木康浩(エルゴラッソ栃木担当)

  • 湘南・曺貴裁監督に「3日間自宅謹慎」を言い渡された3選手がとった行動とその後

    湘南・曺貴裁監督に「3日間自宅謹慎」を言い渡された3選手がとった行動とその後

    「今年の大卒の3人、松田天馬、鈴木国友、山口和樹はまったくダメでした」

     天皇杯2回戦、北海道教育大学岩見沢校との1戦を1-0の勝利で終えたあと、監督記者会見で曺貴裁監督が突然個人に言及した。声のトーンは低く重圧があり、こわばった表情で一点を見つめたまま発せられた言葉に、会見場の空気は一気に張り詰めた。

     例えプレーが良くても悪くても、曺監督が特定の選手に対してコメントすることは、滅多にない。確かにこの日は苦戦を強いられ、1-0の辛勝という結果ではあったが、技術レベルやスピード感が違う相手にプレーの感覚が狂ってしまうのはよくあることだ。ましてや、この3人のプレーそのものがそこまで悪かったとは、少なくとも筆者には映らなかった。そして何より、曺監督が名指しで批判をしたことに大きな衝撃を受けた。

     試合翌日、そのコメントの真意をもう一度聞くために練習場に向かい、非公開トレーニング後にあらためて話を聞いた。

    「大学を出てプロを選んでいるので、選手たちはそういう覚悟を持ってウチに来ていると思っています。『1年目でもそこそこやってる』ではなく、すべてのことを消化してやらなければいけない。その目線からしたら、彼らはゆるい。ただそれだけです」

    「いい素質は持っています。それでも、僕が目線を落として『お前らなりによくやってるよ』と言うよりも、ああやって言及するほうが成長すると思いました。会見で言えばニュースになり、全世界の人たちが彼らのプレーを見返すかもしれません。世の中の目が彼らに向いていることをわからせたかった」

     公式戦の次の日に練習がある場合は、長い時間出場したメンバーはリカバリーメニューだけこなして、30分程度で上がるのが通例だ。しかし、この日は3人ともフルメニューを消化したという。何かのメッセージとして参加させたのかと思いきや、まったく逆だったようだ。

    「あの3人には昨日の試合が終わったあと、3日間自宅で謹慎しろと言いました。それでも今日グラウンドに来てスパイクを履いていました。『何しに来たの』と聞いたら、3人なりに考えたことを話したので、練習に参加させました」

    「選手は監督やまわりの指示を聞き入れつつも、最終的に自分で考えてジャッジしないといけません。そういったことも含めて、もっと自覚を持って大人にならないといけません。それを提示するのが自分の仕事です」

     そして選手たちも、「ビビっていた」(松田)、「思い当たる節がある」(鈴木)、「100%合っている」(山口)と、一様に納得している様子。本人たちも気づいていなかった気の緩みを強烈に指摘され、もう一度心を引き締めた。だからこそこの日は朝早く3人で集まって話し合い、練習参加を懇願したようだ。

     9日(土)のルヴァン杯プレーオフステージ第2戦を終えると、チームは11日間のオフに入る。次の公式戦は7月だ。その時にはもう一皮向けた新卒3人組の姿が見られるよう、今から期待したい。

    文:中村僚(エルゴラッソ湘南担当)

  • 1年2ヵ月ぶりの先発、そしてキャプテンマーク。天皇杯に出場したカズが試合を振り返る

    1年2ヵ月ぶりの先発、そしてキャプテンマーク。天皇杯に出場したカズが試合を振り返る

     ミッドウィークに行われた天皇杯2回戦・讃岐戦。そこには背番号11を身に纏い、キャプテンマーク巻いたカズが1年2カ月ぶりに先発のピッチに立っていた。チームをけん引して、中盤に良い距離感をもたらしてリズムを創出。そして88分まで走り続け、10年のJ2第38節・大分戦以来8年ぶりに80分以上の出場で勝利に貢献し、天皇杯の最年長出場記録を50歳100日に更新した。

    「やっぱり先発は良いですね。キャプテンマークも重みもあったし、責任感を感じる。自分にとっては、そういう役目を与えられたというところでは一つのモチベーションを高めていくにも非常にありがたいことだった」とカズは振り返る。

     しかし「内容として、まだ自分自身満足できるものではない。もっと質を上げてやっていきたい。自分が最後のところでフィニッシュするとかという部分がやっぱり少なかった。後半はどちらかと言うと(2トップの相方である)戸島と近くでプレーできたけど、なかなかペナルティーエリア内での仕事は少なかった。その辺の質と量を増やしたい」。カズは満足する表情を見せることなく自らに矢印を強く向けていた。

     狙うのは“ゴール”だ。サッカーの勝敗を左右するエリアで背番号11が輝くために――。真摯に自らと向き合い、トレーニングを重ねていく。

    文:高澤真輝(エルゴラッソ横浜FC担当)

  • 日本代表として現メンバーと多くの試合をともにしたFC東京の太田宏介がエール。「よっちもいるし、めっちゃ応援している」

    日本代表として現メンバーと多くの試合をともにしたFC東京の太田宏介がエール。「よっちもいるし、めっちゃ応援している」

     日本代表としてW杯予選にも出場したFC東京の太田宏介が、ロシアW杯に臨む日本代表にエールを送った。

     かつてオランダのフィテッセにも在籍し、世界のアタッカーたちと対峙してきた太田。14年にはブラジル代表とも対戦した。世界トップレベルを知り、さらに“調子乗り世代”と呼ばれる年代の選手が、現代表の中核も担っている。それに、FC東京時代の武藤嘉紀には名コンビとしてアシストを多く届けた。今回のメンバー入りは叶わなかったが、思い入れのある選手がそろう。

    「よっち(武藤嘉紀)もいるし、めっちゃ応援している」という日本代表には「W杯では個の力を持った選手ばかりがそろう。そこで、日本が良さを出せるのはチーム力だと思う。それを出してほしい」。こんなエールを送っていた。

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    文:田中直希

  • ドルトムント、デンマーク代表ディレイニーを獲得…セントラルMFは4年契約にサイン

    ドルトムント、デンマーク代表ディレイニーを獲得…セントラルMFは4年契約にサイン

    日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは7日、ブレーメンからデンマーク代表MFのトーマス・ディレイニー(26)を獲得したことを発表した。契約は2022年までとなる。続きは…(提供元:goal.com)
  • 原口元気はW杯前の去就決定に難色…クラブ間基本合意もハノーファー移籍は保留に?

    原口元気はW杯前の去就決定に難色…クラブ間基本合意もハノーファー移籍は保留に?

    日本代表MF原口元気は、ロシア・ワールドカップ(W杯)前に今夏以降の所属クラブを決めたくないようだ。ドイツ誌『キッカー』が伝えた。続きは…(提供元:goal.com)
  • 「武藤嘉紀はW杯でインパクトを残せる選手」マインツSD、高額でのプレミア行きに期待

    「武藤嘉紀はW杯でインパクトを残せる選手」マインツSD、高額でのプレミア行きに期待

    マインツに所属する日本代表FW武藤嘉紀は今夏、高額でプレミアリーグクラブに渡るかもしれない。クラブの強化を務めるロウヴェン・シュレーダーSD(スポーツディレクター)は、同選手に対するイングランドからの関心やその理由について話している。続きは…(提供元:goal.com)
  • [本日のエルゴラッソ1面]アルプスの鉄壁を超えていけ

    [本日のエルゴラッソ1面]アルプスの鉄壁を超えていけ

    [日本代表]
    ■日本代表 vs スイス代表
    まずは守備。そして確認作業

    [天皇杯2回戦 マッチレポート]
    ■G大阪 vs 関西学院大
    “一丸”のジャイアントキリング

    [ルヴァンカップ プレビュー]
    ■磐田 vs G大阪
    その差は1点。命運を分かつ司令塔のタクトさばき

    詳細はコチラ…