EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.6.7(Thu)

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  • 特典は生解説。東京Vの橋本英郎が病気の子どもたちを救うための支援を募る

    特典は生解説。東京Vの橋本英郎が病気の子どもたちを救うための支援を募る

     東京Vの橋本英郎が、病気と闘う子どもたちに笑顔を届けるためにクラウドファンディングを募っている。

     橋本は8年前から、子どもたちを笑顔にする活動をしている『認定NPO法人日本クリニクラウン協会』に寄付をしてきた。橋本自身に子どもが生まれ、ケガや病気で不安な思いをし、同時に病気と闘っている子どもたちと家族の力になりたいと考えたことがチャリティー活動のきっかけ。日本クリニクラウン協会は、赤い鼻をつけたクリニクラウン(臨床道化師)が入院中の子どもたちを訪問しする活動を続け、設立から12年間で約9万人の子どもたちに、遊びをとおして笑顔を届けている。

     詳しくはクラウドファンディング・サイト『Ready for』(https://readyfor.jp/projects/hashimotoYOGAcharity)を参照していただくとして、出資に応じてさまざまなリターンが用意されている。1,000円ではサンクスメール、5,000円ではヨガイベントへの参加もしくは東京V選手のサイン入りタオルマフラー、10,000円では東京V選手の隣でヨガを行うことができる。さらに出資額が上がると、東京V選手からのスペシャル動画、選手5人と一緒にゴルフコースを回る権利、そして100,000円では橋本が一緒にサッカーの試合(録画)を見ながら生解説をしてくれるという。「ヨガに来てもらって、皆さんと触れ合えるのが僕自身も楽しみです。お一人の方、ご年配の方でも楽しんでいただけますし、特にホームタウンの方に来ていただきたいですね」と橋本は語る。

     サッカーファンとして、注目はやはり橋本の生解説。クレバーなプレーで知られ、海外サッカーの解説もこなす頭脳派だけに、試合を見ながら解説してもらえるのは実に貴重な機会。W杯の試合はもちろん、社会人や子どもの試合まで素材は不問で、「一人でとか考えずにクラブやサークルでとか、分析材料にしてもらえればうれしい」とのこと。こちらは限定数たったの1枠なので、興味のある方はお早めに。

    文:芥川和久(エルゴラッソ東京V担当)

  • 岡山のGK一森純が古巣の山口戦で最も恐れているものとは?

    岡山のGK一森純が古巣の山口戦で最も恐れているものとは?

     7日の練習の最後のメニューとなったゲーム形式のトレーニングで、好セーブを連発するGK一森純の姿があった。

     その活力源は昨日に行われた天皇杯2回戦の町田戦だったようだ。試合は延長後半の終了間際に失点して0-1で敗れたが、「昨日の試合を見て、燃えましたね。ベンチから見ていてもみんなの気持ちを感じましたし、すごい気合いが入りました」と笑みを浮かべた。

     もちろん、9日に“古巣”の山口戦が控えていることが活力源になっている。

     「誰が見てもいまの山口はめちゃめちゃ調子がいいのでやりがいがあります。一番強い相手だと思って臨みたい」と、すでに気持ちは臨戦態勢に入っている様子だ。

     その古巣戦でポイントになることを問うと、一森はかつて苦楽をともにしてきた山口のサポーターの存在を挙げた。

     「戦術どうこうとかよりもサポーターの後押しがすごい。僕がいたころもそうですけど、スタジアムの一体感がすごいからイケイケな感じが出てくる。そこが一番恐れているところです」。

     9日に維新みらいふスタジアムで行われる一戦。岡山にとってかなりタフな一戦となることは間違いない。

    文:寺田弘幸(エルゴラッソ岡山担当)

  • ズラタンが母国のスロベニアに一時帰国

    ズラタンが母国のスロベニアに一時帰国

     7日、浦和のFWズラタンが母国のスロベニアに一時帰国していることが、クラブより報道陣に伝えられた。

     ズラタンは今季、かねてよりの腰痛の影響で全体練習に合流できない日々が続いていた。4月4日のルヴァンカップGS第3節・広島戦を最後に出場機会がなく、別メニューで調整。9日のルヴァンカッププレーオフステージ第2戦後、チームがオフに入ることもあって、この早いタイミングでチームから離脱し、自国で静養するという。

     浦和は先日、5人目の外国籍選手となるFWファブリシオの加入内定を発表。これを受けて中村修三GMは5日、「契約が残っている」と4人の外国籍選手の現時点での移籍予定はない旨を口にしていた。

    文・写真:田中直希(エルゴラッソ浦和担当)

  • 気合いを入れ直す横浜FMの金井貢史。神戸戦で見せるのは「サポーターが“マリノスロス”になるような試合」

    気合いを入れ直す横浜FMの金井貢史。神戸戦で見せるのは「サポーターが“マリノスロス”になるような試合」

     金井貢史が9日に行われているルヴァンカップ・プレーオフ第2戦・神戸戦に向けて気合いを入れ直している。

     ミロシュ・デゲネクがW杯に向けた豪州代表に招集されていることもあり、ルヴァンカップ・プレーオフステージ第1戦、天皇杯2回戦のFC大阪戦と連戦を戦ってきた金井。9日も出場することになれば8日間で3試合目になるが、「いけるかどうかじゃなくて、いきますよ」と疲労もまったく意に介していない。

     チームは第1戦を4−2で制しており、第2戦は引き分け以上なら文句なし、敗れても1点差以内、また3点以上奪っての2点差以内ならノックアウトステージ進出が決まる状況だが、アドバンテージについては「そういう考えはない」と一蹴。「DFとして(失点)ゼロに抑えたいのは間違いないけど、失点しても点をとれる自信がチームにある。試合が進むにつれて終わらせ方は考えるけど、自分たちのサッカーをして圧倒して点をとって勝つだけ」と力強く語った。

     そして「いつも出し切っているけど、試合が終わればオフに入るので全力を出し切る」と普段どおり、いや普段以上の全力プレーを誓った金井。最後は「中断期間に入ってサポーターが“マリノスロス”になるような試合を見せたい」と締めくくった。

    文:菊地正典(エルゴラッソ横浜FM担当)

  • 10代最後のゲームを前にさらなる進化を誓う岩崎悠人。理想のプレーは「アザールのように…」

    10代最後のゲームを前にさらなる進化を誓う岩崎悠人。理想のプレーは「アザールのように…」

     6月11日にFW岩崎悠人が人生の節目となる20歳の誕生日を迎える。10代最後のゲームとなる9日のJ2第18節・松本戦を前にこの1年を振り返ってもらうと、「しんどかったです(笑)」との答えが返ってきた。

     ちょうど1年前の今ごろは、U-20W杯で世界との差を実感し、「一度、サッカーが嫌いになりました」と打ちのめされていた時期。「今まではそんなにしんどい経験をしてこなかった。でも、そのおかげで強くなった気がします」。いまは試練の時間を前向きに捉え、自身のさらなる成長に意識を向けている。

     レベルアップのためにジュロヴスキー監督から要求されているのは、プレーの緩急を身につけること。「トレーニングでもいろいろ取り組んでいて、少しずつでき出している。でも、スピードに乗ったら乗りっぱなしなので、そこでもう少し緩急をつけていきたい」と現状を話す。

     理想のプレーとして描いているのは、ベルギー代表のMFエデン・アザールだと言う。「アザールは自分で持ち上がってシュートも打てるし、パスもできるし、もう、重心移動がすごい。ドリブルしながら一度重心が落ちるから、相手が飛び込めない」。そして、ベルギーの至宝のプレーに近づくために、日々努力を重ねている。

    「アザールのようなプレーを目指したいし、もっとゴールに絡めるようになりたい。高校から見続けてもらっているパーソナルトレーナーさんにもアザールのプレーに似た動きを取り入れてもらっているんです。予備動作なく、力を抜くだけで動いたり」

     日本サッカーの未来を担う逸材として注目され続けた10代を終え、これから岩崎はどんなプレーヤーに進化していくのか。乞うご期待である。

    文・写真:川瀬太補(エルゴラッソ京都担当)

  • プロ初ゴールを決めた讃岐の中島大貴。岐阜戦が“負けられない試合”である理由とは?

     前節・大宮戦でプロ初得点を決めた讃岐の中島大貴。今節・岐阜戦は「兄として負けられない」戦いとなる。

     大宮戦は先制しながらも逆転される苦しい展開だった。だが、CKから中島大のヘディングによる同点弾が決まって讃岐は貴重な勝点1の上積みに成功した。プロ初得点に関して「うれしかったです」と率直な感想を述べ、「地元の友だちだったり、たくさんの方からお祝いのメールをいただきました」と話すなど、記憶に残る1点になったようだ。

     福岡大を経てプロ2年。彼が高さで競り負けた場面を見たことはほとんどない。その特徴を生かして得点が生まれたが、自慢するでもなく「逆に言えば、それしかないので(笑)」と謙虚なコメントだった。

     さて、勝点1に満足することなく勝点3も狙いたい。そして、今節・岐阜戦に向けて中島は個人的にも勝たなければいけない理由がある。それは「弟です」。そう、岐阜には紹介する中島賢星が在籍しているのだ。「(賢星は)アンカーのポジションで出場しているので、ガチガチのマッチアップはないかもしれませんが」としながらも、“セットプレーで組み合うことがあるのでは?”という問いかけには「確かに。大きいですし、ありえるかもしれないですね」と心の準備を整える。

     兄、190cm。弟、180cm。長身の兄弟対決は実現するのか。そして、その決着は!?

    文:柏原敏(エルゴラッソ讃岐担当)

    プロ初ゴールを決めた讃岐の中島大貴。岐阜戦が“負けられない試合”である理由とは?

    プロ初ゴールを決めた讃岐の中島大貴。岐阜戦が“負けられない試合”である理由とは?

  • 鳥栖が初のイタリアキャンプを実施。指揮官がそのメリットを語る

    鳥栖が初のイタリアキャンプを実施。指揮官がそのメリットを語る

     鳥栖がクラブ初のイタリアキャンプを実施する。

     中断期間前のリーグ戦を3戦負けなしで終えた鳥栖だが、順位はJ2自動降格圏の17位。巻き返しを図るために約2カ月間のリーグ戦の中断期間は重要なものになる。そこで鳥栖は12日から23日まで12日間、イタリアでのキャンプを実施することになった。

     梅雨の時期に入り、特に独特の湿気が伴う九州での練習は難しさが伴う。当初は北海道も候補地に挙がっていた。数年前の韓国におけるトレーニングキャンプでは雨が降り続くなど、ここまでの経験から梅雨時期のキャンプ地に難しさを感じていた。

     そこで浮上したのがイタリアだ。イタリア人指揮官であるマッシモ・フィッカデンティ監督の存在、キャンプや大会参加のために毎年アカデミー世代がイタリアへ渡るなどクラブのつながりもあって、イタリア国内で数多くのサポートを受けることになり、コスト面という課題もクリアしている。同キャンプ期間には鳥栖を受け入れるキャンプ地の市長との夕食会なども開催、ピッチ外でも交流行事が行われる予定となっている。

     フィッカデンティ監督も「ゲームがない時期にただ集まってここで練習をやっているとなかなか刺激が足りない。環境的な変化を与えて選手たちがもう一つ、モチベーションを上げた状態で練習に取り組める」とイタリアでのキャンプのメリットについて語る。指揮官によれば、「気温は鳥栖よりも少し低いくらいだが湿気がないので過ごしやすい」という環境はより集中した状態で練習に取り組むことを可能にしてくれるはずだ。また、イタリアと言えば、カルチョの国。ピッチ外でもサッカー文化の奥深さに触れる機会は多いだけに選手たちにさまざまな刺激が生まれることは間違いないだろう。

     「イタリアでのキャンプを良いものにしたい」とフィッカデンティ監督もこのキャンプを重要視する。中断期間明けの巻き返しのために指揮官の母国で鳥栖はさらなるパワーアップを図る。

    文:杉山文宣(エルゴラッソ鳥栖担当)

  • FC東京の太田宏介が振り返るコロンビア代表右SBとの対峙。やはりSBはデュエルが大事?

    FC東京の太田宏介が振り返るコロンビア代表右SBとの対峙。やはりSBはデュエルが大事?

     オランダ1部リーグであるエール・ディビジでは、[4-3-3]でウイングを置くシステムを採用するチームが多い。当然、対面するサイドバックの選手は1対1の場面が増える。その対応を肌で感じた経験を持つのが、ハリルジャパンでもプレーしたFC東京の太田宏介だ。15-16、16-17シーズンをフィテッセでプレーし、オランダに集う世界のドリブラーたちと対峙してきた。

    「SBとしては1対1で負けると、結果に直結してしまうことが多かった。それが大量得点、大量失点につながるのが、オランダの特徴の一つですね」

     対面した選手に負けないこと(Duel)を強く求められていた太田。彼は、日本が初戦で対するコロンビア代表の右サイドバック、PSVに所属するサンティアゴ・アリアスとの対戦経験がある。「ルーク・デ・ヨングなどの影に隠れて、バランスをとるタイプだった」と振り返るが、クアドラードの後方で構える彼もあなどれないタレントの一人だ。予選13試合に出場した右SBに対して、日本の左サイドは優位性を保てるか。

     ちなみに「ちょうど名鑑を探していたんです!」という太田は、W杯を前にデータ満載のこのエルゴラW杯名鑑を読み込む?そうだ。

    コロンビア代表アリアスも収録。ロシアワールドカップ選手名鑑発売中!!
    エルゴラが編集したW杯名鑑。各選手のデュエル勝率、所属歴詳細など、
    データ満載でお届け。大会前の必需品として、ぜひ!!

    文:田中直希