- ポルトガル vs モロッコ
- ウルグアイ vs サウジアラビア
- イラン vs スペイン
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仙台のトップチーム選手が、ジュニアサッカースクール各校を訪問
20日から26日まで、仙台のトップチーム選手がジュニアサッカースクール各校を訪問している。
仙台はW杯による公式戦中断期間において、20日からトレーニングを再開。20日から26日までは、練習終了後に選手たちが分担してジュニアサッカースクール各校を訪問する。クラブはこれまでにも普及活動や東日本大震災からの復興支援活動などでサッカー教室を各地で開催してきたが、今回は同じベガルタ仙台ファミリーであるアカデミーでの交流をはかる。
このうち、20日の泉パークタウン校には、蜂須賀孝治とジャーメイン良が訪れた。蜂須賀は小学校低学年からヴェルディのサッカースクールでサッカーの楽しさを知ったとのことで、今回はそれに近い年代(幼稚園児から小学2年生)の子どもたちとともにゲームをして、「素直に楽しかった。いい刺激を受けました」と表情を緩めた。練習後に蜂須賀から「僕はとてもサッカーが好きです。みんなも僕よりもっと、サッカーを好きになってください」と呼びかけられた子どもたちの中には、未来のJリーガーがいるかもしれない。
文・写真:板垣晴朗(エルゴラッソ仙台担当)
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サッカー新聞エルゴラッソによる「2018 ロシアワー ルドカップ選手名鑑」がアプリになって登場!
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仙台DF板倉滉、全体練習復帰。トゥーロン国際大会とW杯スタジオ出演を振り返る
20日、板倉滉が仙台の全体練習に復帰。参加したトゥーロン国際大会や、W杯開幕戦中継のスタジオゲスト出演を振り返った。
板倉は椎橋慧也とともに、仙台からU-21日本代表としてトゥーロン国際大会に参加。仙台のオフが明けた20日に、約一ヶ月ぶりにチームメートとの練習に復帰した。同年代の国際大会の経験も豊富な板倉だが、今回の遠征でも多くのものを得たという。「個人で打開する力も、個人で(ボールを)奪いきる力も差を感じました。どんなにいい戦術も、個人の勝負で負けてしまっては機能させられないので、もっと勝負にこだわらなければ」と、反省の念を込めて振り返った。
また、板倉は帰国後、チームのオフ期間だった日本時間14日から15日にかけ、W杯ロシア大会開幕戦・ロシア対サウジアラビア中継のスタジオゲストとしてNHKに出演。「生放送は緊張しますね。自分でも顔がひきつっているように感じました」とのことだった。
2年後の東京五輪代表の世代である板倉は、同大会で開催国での開幕戦を迎える可能性もある。今回のW杯開幕戦中継に関われたことについては、「画面越しにも、70000人を越える会場の熱気を感じました。そういう場にプレーヤーとして立ちたい」と、感慨深そうだった。「4年後のW杯にも関われるようになりたい」と、さらに先も見据える板倉。まずは公式戦日程再開後の活躍を思い描き、仙台の練習に戻って汗を流している。
文・写真:板垣晴朗(エルゴラッソ仙台担当) -
金沢の杉浦恭平、J通算150試合出場の節目を勝利で飾れるか
金沢のMF杉浦恭平が、前節・栃木戦に先発。J通算出場試合数を「149」とし、通算150試合の節目が目前に迫っている。
杉浦は「まだまだですね。(プロになって)もう12年。少ないくらいですよ」と話し、「積み重ねだと思うのでしっかりやっていきたい」と続けた。これまで毎年コンスタントに試合に絡んできたわけではないが、金沢に完全移籍加入した昨季は自身のキャリア最多の37試合に出場。今季は現時点で17試合に出場している。
金沢ではFW起用も珍しくなく、栃木戦も前線でプレー。「攻撃のときに恭平が(間のスペースに)下って何度か受けている。そうすると向こう(相手)もだんだんやばいなとなっていけなくなったり、ちょっと絞ったりする。そうするとサイドにスペースができる。そういう効果がうまく出せた」(柳下正明監督)。
パワーやスピードを強みとする選手が多い金沢において技巧派の杉浦は貴重な存在で、戦術理解度も高い。柳下監督はビルドアップに長けたチームとの対戦など、攻守におけるタスクの遂行がより重要になる試合でも、杉浦を前線で起用している。
「他のFW陣とは違った自分なりのプレーを出していけたらよい。間で受けて前を向いて、周りを活かして気持ちよくプレーできるように。その中で自分もしっかり結果を残せるようにやっていきたい」と、杉浦は勝利に貢献するプレーを思い描く。
文・野中拓也(エルゴラッソ金沢担当)
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コロンビア撃破に「一体感を感じた」。日本代表とともに戦う清武弘嗣の思い
4年前のブラジルW杯で苦杯をなめたコロンビアとの再戦となった、ロシアW杯における日本代表のグループステージ初戦。西野朗監督に率いられた日本代表は、MF香川真司とFW大迫勇也の得点により、見事2-1でコロンビアを撃破。その戦いぶりに、多くの日本国民が、そして、現場のJリーグ監督や選手たちが勇気づけられたことだろう。
その中で、ロシアW杯の出場権獲得に大いに貢献し、本大会のメンバー入りも期待されていたMF清武弘嗣も、今大会の日本代表の戦いぶりに期待している一人。試合当日の19日、C大阪での練習後、初戦を控える日本代表について、「今大会は、強豪と言われている国もコケているし、日本も意思統一した戦いができれば何かが起こる。十分に勝つチャンスはあると思うし、テレビの前で応援しています」と話していたが、その言葉どおり、日本代表が意思統一された戦いぶりで大物食いを演じてみせた。
コロンビア戦翌日、雨が降りしきる中での練習を終えた彼に、再び試合の感想を尋ねてみた。
「相手に退場者が出たことが大きかったし、監督も西野さんになって、TVで見ていても一体感を感じました。俺は、ロンドン五輪の最初のスペイン戦を思い返しながら見ていました。あのときもスペインに退場者が出たし、日本は一体感をもって戦えていた。だから、ドキドキはしていたけど、落ち着いて見ることができたし、いいゲームだったと思います」
得点者となった二人、香川とは代表でトップ下を激しく争う時期もあり、大迫とも前線でコンビを組んで戦った、いわばよき仲間であり、よきライバルでもある。「真司くん(香川)もいろいろ言われてきた中で、ああやって結果を出した。サコ(大迫)も体を張って得点もとった。チーム全体としていい戦いができていたから、次も試合を見るのが楽しみ」
その次、セネガル戦のポイントについては「昨日の試合はまだ見ていないけど、やっぱり身体能力も高いし、見た人たちは『セネガルは強い、速い』と(言っていた)。その中で、また一体感をもって守備することや走ること(が大事)。(サイドハーフの)乾(貴士)くんも(原口)元気もすごく走っていたし、ああいうのが日本代表の強みだと思う。今回のW杯は、一体感をもって守って、そこから(攻める)というチームが結果を残している。次も戦い方を変えずにやってくれたら、いい戦いができると思います」と話し、日本代表にエールを送った。
また、盟友であるMF山口蛍は、自身のレガースに『Winning-Fight with Kiyo』と清武の名前を入れて戦っている。
「(山口)蛍がね、ああいうふうにやってくれたので。全然、知らなかったんですけど、Twitterを見て知って、うれしかったし、なおさら、もっともっと全力で応援したいなと思います!」
W杯を戦う日本代表について語る清武の口ぶりは熱く、遠く離れたロシアにいる選手たちと一緒に戦っているかのようだった。その思いはきっと、日本代表にも届くだろう。
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データ満載でお届け。大会の必需品として、ぜひ!文・小田尚史(エルゴラッソC大阪担当)
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[本日のエルゴラッソ1面]日本代表、全開スタート!!(2版のみ)
[日本代表(2版のみ掲載)]
■コロンビア vs 日本
6月19日、サランスクに訪れた歓喜の瞬間[2018 FIFA World Cup Russia]
■ドイツ vs メキシコ
カウンター一閃。メキシコが完遂させた王者撃破のプラン[J2第19節マッチレポート]
■岐阜 vs 町田
町田の完勝劇。“いなすかハメるか”の対象的な結末