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平成最後の北東北ダービー。前哨戦となったe-sports対決は岩手が勝利
岩手の今季のホーム開幕戦(J3第3節・秋田戦)を翌日に控えた3月23日、盛岡市にあるパルコタウンにて前日記者会見が開催された。岩手からは菊池利三監督、福田友也選手、秋田からは間瀬秀一監督、垣根拓也選手が出席。会場にはメディア、サポーターら30人ほどが集結した。
トークセッションでは両監督が今季2試合の採点をボードに記入し披露。菊池監督が最大勝点6のうち半分を挙げたことから「50点」と採点した一方、勝点1にとどまっている秋田の間瀬監督はボードに割り算の筆算式を書き「16.666…点」として会場を笑わせた。この特別な機会に一般参加者からの質疑応答も実施され、話題は両監督と同年生まれ(間瀬監督は生年月日も同じ)であるイチロー選手の引退についての質問にも及ぶなど、非常に和やかでアットホームな雰囲気で進行した。終盤には北東北ダービーの前哨戦として両選手がe-sports(FIFA19)での対戦も行われた。福田選手は岩手と同カラーのレアル・マドリーを、垣根選手は秋田の青をまとったチェルシーを操作。試合は多くのチャンスに会場に歓声が響く中、徐々に対応力を発揮した福田選手が1-0で勝利し本番へはずみをつけた。
会見の最後には翌日の試合への抱負が語られた。岩手の菊池監督、福田選手は自分たちが培ってきたものを発揮し、無失点での勝利を強調。一方で秋田の間瀬監督、垣根選手は何度も「ダービー」という言葉を用い、秋田のサポーターに喜んでもらえる結果を手にしたいと意気込んだ。
文・写真:高橋拓磨(エルゴラッソ岩手担当)
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