-
Jリーグ史上に残る下克上。年間勝点3位の鹿島がJリーグ王者に。「優勝できて本当に最高です」(金崎夢生)
浦和vs鹿島のチャンピオンシップ(CS)決勝第2戦が12月3日に行われ、鹿島が2-1で勝利。2戦合計で2-2となったが、アウェイゴールで鹿島が上回り、09年以来8度目のJリーグ王者に輝いた。
鹿島は年間勝点3位でCSに臨み、準決勝で年間勝点2位の川崎Fを1-0で撃破。CS決勝では年間勝点1位の浦和と対戦し、ホームの第1戦で0-1と敗れたものの、アウェイの第2戦で2-1と勝利し、アウェイゴール差でJリーグ王者に輝いた。
鹿島の石井正忠監督は「うれしいの一言しかない。選手たちを誇りに思う。年間勝ち点がどうであれ、年間順位がどうであれ、これを獲ったチームがチャンピオンなのでそれが獲れて本当にうれしい」と興奮気味に語った。CS決勝第2戦で2ゴールを決めた鹿島のFW金崎夢生は「最高の形で点が取れて良かった。いろいろありましたけど最後に優勝できて本当に最高です」と喜びを爆発させた。 -
鹿島が金崎夢生の2ゴールで大逆転優勝! アウェイゴール差で7年ぶり8度目のJリーグ王者に
浦和vs鹿島のチャンピオンシップ(CS)決勝第2戦が12月3日に行われ、鹿島が2-1で勝利。2戦合計で2-2となったが、アウェイゴールで鹿島が上回り、09年以来8度目のJリーグ王者に輝いた。
敵地での第1戦で1-0と先勝していた浦和はホームでの第2戦開始早々にゴールを奪う。7分、スローインから右サイドを突破したMF高木俊幸のクロスをFW興梠慎三が決めて、浦和が2戦合計2-0とする。しかし、鹿島はあきらめない。40分にカウンターからMF遠藤康のクロスからFW金崎夢生が頭でゴールを決めると、79分に途中出場のFW鈴木優磨がPKを獲得。このPKを金崎が冷静に決めて2戦合計2-2。アウェイゴール差で鹿島が逆転。その後、ホームの浦和も必死に反撃するが、スコアは動かず。鹿島が09年以来7年ぶり8度目のリーグ王者に輝いた。
リーグ王者に輝いた鹿島は8日に日本で開幕するクラブW杯の出場権も得た。
■チャンピオンシップ決勝第2戦(埼玉スタジアム/59,837人)
浦和 1(1-1、0-1)2 鹿島
※2戦合計2-2。アウェイゴール差で上回った鹿島が09年以来8度目のリーグ優勝
【得点者】
(浦)7’ 興梠慎三
(鹿)40’ 金崎夢生、79’ 金崎夢生(PK)
・浦和レッズ
GK 1 西川周作
DF 5 槙野智章
DF 6 遠藤航
DF 46 森脇良太
MF 22 阿部勇樹
MF 10 柏木陽介
MF 3 宇賀神友弥
MF 24 関根貴大(→61’駒井善成)
MF 9 武藤雄樹
FW 13 高木俊幸(→59’ 青木拓矢)
FW 30 興梠慎三(→71’ ズラタン)
監督 ペトロヴィッチ
・鹿島アントラーズ
GK 21 曽ケ端準
DF 22 西大伍
DF 14 ファン・ソッコ
DF 3 昌子源
DF 14 山本脩斗
MF 40 小笠原満男(→73’ 伊東幸敏)
MF 6 永木亮太
MF 25 遠藤康(→58’ 鈴木優磨)(→88’ 赤﨑秀平)
MF 10 柴崎岳
FW 8 土居聖真
FW 33 金崎夢生
監督 石井正忠
-
U-20女子日本代表は米国を下し3位に輝く
パプアニューギニアで行われているU-20女子W杯。日本は3位決定戦で米国と対戦し、1-0で勝利を収めた。
試合は序盤から日本がサイド攻撃を中心に次々とチャンスを作る。しかし、シュートはバーや相手GKの好セーブに阻まれ、なかなかゴールを奪えない。0-0のまま試合が進み、延長戦も見え始めた87分。上野真実がペナルティーエリア左角から放ったループシュートはきれいな弧を描き、サイドネットに吸い込まれ、日本が先制する。これが決勝点となり、1-0で日本が勝利。12年大会以来、2度目の世界3位に輝いた。
なお、決勝戦は北朝鮮がフランスを3-1で下し、06年以来2度目の優勝を飾っている。 -
「世界中の人が悲しんでいる」。メデジンの悲劇に心を痛めるG大阪のアデミウソン
ブラジル全国選手権1部のシャペコエンセの一行や報道陣ら計71人が犠牲になった「メデジンの悲劇」。3日、阪南大との練習試合に出場したG大阪のアデミウソンも、母国の同胞が被った悲劇に心を痛めていた。
事故発生直後、自身のインスタグラムでサンパウロ時代の同僚だったカラメロとブラジルの年代別代表でチームメートだったビテコに追悼の意を表したアデミウソン。「悲しいね。二人は僕が一緒のチームでプレーしたこともある仲間だけど、今回の悲しみは知っている選手が亡くなったからじゃない。まだまだ人生があったはずで、妻や子どもや友人を残して逝ってしまったことが悲しい。サッカーを愛する人が悲しんでいるのではなくて、ああいう事故が起こると心を持つ一人の人間として世界中の人が悲しんでいると思う」と寂しげに言葉を絞り出していた。
文:下薗昌記(エルゴラッソG大阪担当)
-
松本のMF喜山康平が契約満了で退団。「山雅サポーターと一緒に闘えた5年間は自分にとって素晴らしい時間でした」
松本は契約満了に伴い、MF喜山康平との来季の契約を結ばないことになったと発表した。28歳の喜山は12年に松本に加入し、中盤や最終ラインでプレー。今季もJ2リーグ戦40試合に出場していた。
喜山はクラブを通じて「最高のチームメイトとアルウィンで山雅サポーターと一緒に闘えた5年間は自分にとって素晴らしい時間でした。どんな時でも支えてくれたサポーターの皆さんには感謝しかありません。5年間ありがとうございました」とコメントしている。また、GK白井裕人、GKキローラン菜入、FW柳下大樹の3選手も契約満了で退団することが発表された。
-
CS決勝第2戦のメンバー発表!浦和は関根、高木が先発。鹿島は柴崎が先発、鈴木がベンチ入り。主審は佐藤隆治氏
本日19時30分から行われるチャンピオンシップ決勝第2戦のメンバーが発表された。
第1戦で1-0と先勝している浦和はMF関根貴大、MF高木俊幸が先発。MF駒井善成、FW李忠成はベンチスタートとなった。
ホームでの第1戦を0-1で落とし最低でも2得点が必要な鹿島は第1戦ベンチスタートだったMF柴崎岳が先発。第1戦で負傷したFW金崎夢生は強行出場。ベンチにはスーパーサブのFW鈴木優磨が入った。
今季のJリーグ王者が決まる一戦はスカパー! では19時から、NHK総合では19時30分から生中継される。
■浦和レッズフォーメーション
3-4-2-1
30興梠
9武藤 13高木
3宇賀神 24関根
22阿部 10柏木
5槙野 6遠藤 46森脇
1西川
先発メンバー
GK 1 西川周作
DF 5 槙野智章
DF 6 遠藤航
DF 46 森脇良太
MF 22 阿部勇樹
MF 10 柏木陽介
MF 3 宇賀神友弥
MF 24 関根貴大
MF 9 武藤雄樹
FW 13 高木俊幸
FW 30 興梠慎三
控えメンバー
GK 15 大谷幸輝
DF 4 那須大亮
MF 16 青木拓矢
MF 18 駒井善成
FW 11 石原直樹
MF 20 李忠成
FW 21 ズラタン
監督
ペトロヴィッチ
■鹿島アントラーズフォーメーション
4-4-2
8土居 33金崎
10柴崎 25遠藤
40小笠原 6永木
16山本 3昌子 14ファン 22西
21曽ケ端
先発メンバー
GK 21 曽ケ端準
DF 22 西大伍
DF 14 ファン・ソッコ
DF 3 昌子源
DF 14 山本脩斗
MF 40 小笠原満男
MF 6 永木亮太
MF 25 遠藤康
MF 10 柴崎岳
FW 8 土居聖真
FW 33 金崎夢生
控えメンバー
GK 1 櫛引政敏
DF 23 植田直通
DF 24 伊東幸敏
MF 13 中村充孝
FW 11 ファブリシオ
FW 18 赤﨑秀平
MF 34 鈴木優磨
監督
石井正忠
■審判団
主審:佐藤隆治
副審:相樂亨
副審:山内宏志
第4の審判員:宮島一代
追加副審:飯田淳平
追加副審:木村博之
-
鳥栖の吉田が契約を更新。「来シーズンも『よ!し!だ!』コールをしていただけるよう頑張る」
鳥栖はDF吉田豊と来季の契約を更新したと発表した。26歳の吉田は今季J1リーグ戦32試合に出場。名古屋が獲得に動いているという報道もあったが、来季も鳥栖でプレーすることを決断した。以下、吉田のコメント。
「この度、契約の更新をさせていただきました。今シーズンも熱い応援本当にありがとうございました。皆さんの応援の後押しで、僕らしく、鳥栖らしくプレーすることができ、そしてその応援の中、大好きなサッカーをさせていただけることをとても幸せに感じています。来シーズンも『よ!し!だ!』コールをたくさんしていただけるよう、より鳥栖らしく、僕らしいプレーを核に全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします」
-
徳島ヴォルティス2016年最後の1枚
12月3日は2016年の徳島の練習最終日。今季限りでチームを去る長島裕明監督もひさびさにクラブハウスを訪れ、最後に全員で記念撮影を行った。
この時期はどこのチームであっても別れがあり同じように寂しい時期だが、徳島も長いようで短かったシーズンが終了した。思うように結果が出なかった時期もあれば、勢いが見えはじめた時期もあり、練習最終日に駆け付けた大勢のファン・サポーターにとってもさまざまな思いで撮影した1枚になったことだろう。
うれしいことも悲しいこともあった2016年。それでも、最後の最後にこれだけいい笑顔ができたことが何より。1年間、ありがとう!
文・写真:柏原敏(エルゴラッソ徳島担当)
-
横浜FC退団が決まった市村篤司。「次のチームでしっかり戦力になれるように精進したい」
横浜FCを今季限りで契約満了になることが発表された市村篤司がチームの全体練習に姿を見せた。市村は、ベテラン組に混じってでランニングのみの調整。終了後にはボール回しに加わって笑顔を見せていた。
「(今季の横浜FCは)途中で何度かやり方を変えて、キャンプからやってきたことがなかなか積み重ねられなかった」と振り返った市村。「来季は(横浜FCに)僕はいないけど、ジミーさん(中田仁司監督)がキャンプからしっかりチームを作ると思うし、選手もやり方は分かっているので、そこはアドバンテージになると思う」と語った。
自身の来季については、来週にも正式発表される予定だという。「来年の横浜FCは強敵になると思うし、僕も次のチームでしっかり戦力になれるように精進したい」と、市村は来季に思いを馳せた。
文・写真:芥川和久(エルゴラッソ横浜FC担当)
-
逆転を狙う鹿島。立ちはだかる赤い壁/浦和 vs 鹿島
[12.3 Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦・浦和 vs 鹿島/プレビュー]
■浦和レッズ
いつもどおりの浦和で埼スタ決戦に臨む
アウェイでのチャンピオンシップ(CS)決勝第1戦で先勝(1○0)。これがアドバンテージであることは間違いない。引き分け以上ならもちろんのこと、0-1の敗戦でも年間勝点が上回る浦和が優勝する。
ただ、「そこまでアドバンテージは感じない」と語ったのは森脇だった。当然、…続きは…■鹿島アントラーズ
紅白戦を異例の非公開。集中を高める鹿島
試合前々日(1日)の紅白戦が非公開となった。昨年7月から指揮を執る石井監督にとっては初めてのこと。スルガ銀行チャンピオンシップの公式練習や悪天候でやむを得ない理由があったとき以外は、すべて公開で練習してきた監督にとって異例の事態と言える。
だからと言って急に秘密主義になり、…続きは…