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柏のDF増嶋竜也が仙台へ期限付き移籍
柏は15日、DF増嶋竜也が仙台に期限付き移籍することが決まったと発表した。契約上、柏と対戦する公式戦には出場できない。
増嶋は今季、J1リーグ戦で17試合に出場していた。
クラブの公式HPを通じ、「レイソルでの6年間、チームメートやサポーターの皆さんと一緒に戦って、Jリーグ、天皇杯、ナビスコカップと多くのタイトルを獲ったことは、一生忘れることはないでしょう。僕の宝物です! 自分を支えてくれたみなさんには心から感謝しています」とコメントした。
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磐田のDF高木が今季限りで契約満了
磐田は15日、DF高木和道と来季の契約を更新しないと発表した。
高木は今季、岐阜から磐田に加入。J1リーグ戦での出場はなかったが、ナビスコカップのグループステージ、天皇杯ではそれぞれ3試合に出場していた。
クラブの公式HPを通じ、「木村社長をはじめ強化部、監督以下スタッフ、選手、そして、サポーターのみなさんには感謝の気持ちしかありません。ひさびさのJ1の舞台で楽しくプレーすることができ、チームとしても残留を決めることができて、あらためてJ1はいいなと思いました。チームを離れることになりましたが、今後の磐田の活躍を期待しています。1年間本当にありがとうございました」と、コメントした。
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浦和の永田充が東京Vへ、大谷幸輝が新潟へ完全移籍。「もう1回チャレンジしたい」(永田)
浦和は13日、DF永田充の東京Vへの完全移籍と、GK大谷幸輝の新潟への完全移籍を発表した。
永田は「浦和で6年間プレーし、自分のサッカー人生にとっても大きな経験をさせていただきました。いつもサポーターの方に支えていただいたことを感謝しています。来シーズンこそはリーグ戦でタイトルを獲得することを願っています」、大谷は「浦和にはユース時代からお世話になり、ここまで自分を成長させていただき、大変感謝しています。新潟で試合に出ることが、みなさんへの恩返しになると思いますので、元気な姿を見せられるようにがんばってきます」とそれぞれ公式サイトを通じてコメントを発表した。
また、永田はチャンピオンシップ決勝第2戦・鹿島戦(1●2)翌日の4日、チームの解散日に移籍について口を開いていた。4日の時点で東京Vへの移籍について「そうなるとは思う」と話していた永田。移籍の理由について「出場機会を求めたいという思いはあるし、もう1回チャレンジしたいという思いもある」と説明。さらに近年、負傷に悩まされ続けていたひざについて、「今後はうまく付き合っていかないといけないし、来年は34歳になるので、体のケアも含めて、サッカー以外のところでもしっかりと真剣に向き合いたい」と言葉どおり真剣な表情で話していた。
そして永田は「次のところで元気な姿を見せることが大事だし、結果を出せばまたレッズとできるかもしれないので、そこを目標にやりたい」とコメント。それは同じJ1クラブへの移籍でレギュラーをつかめば浦和と対戦できる大谷も同じ気持ちだろう。
永田は今季こそひざの負傷の影響もあり出場機会をほとんど得られなかったが、11年、12年は守備の要としてチームに大きく貢献。大谷は08年に浦和ユースから昇格して以来、リーグ戦での出場機会は得られなかったが、今季はルヴァンカップの準々決勝、準決勝の4試合に出場し、決勝進出に貢献。決勝の出番は正GKである西川周作に譲ったものの、クラブとして9年ぶりのタイトルは彼の活躍なくしてありえなかった。
両者の新天地での躍進に期待したい。
文・菊地正典(エル・ゴラッソ浦和担当)
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鳥取の新監督に森岡隆三氏が就任
鳥取は15日、来季の監督に森岡隆三氏が就任することが決定したと発表した。
森岡氏は今季、京都U-18の監督を務めており、トップチームの監督就任はこれが初となる。
公式HPを通じ、「自身初のJ監督。 選手、スタッフ、フロント、スポンサーさま、そしてサポーターのみなさんとともに歩み、成長し、一つでも多くの喜びを分かち合えるよう、全力で頑張ります。熱く、温かいサポートをよろしくお願いします」とコメントした。
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長野の新監督に浅野哲也氏が就任
長野は15日、来季の監督に浅野哲也氏が就任することが決定したと発表した。
浅野氏は今季、J3参入初年度の鹿児島を指揮して、J3・5位の成績を収めていた。
クラブの公式HPを通じ、「魅力のある素晴らしいクラブからのオファーに感激しています。J2昇格という確固たる目標に向けて、クラブに関わるすべてのみなさまとともに、全力で闘っていきたいと思います。よろしくお願いいたします」とコメントした。 -
一般公開の記者会見に臨んだ山形の木山新監督。早速サポーターの心をつかむ
来季から山形の指揮を執る木山隆之新監督(写真中央)の記者会見が行われた。会見は一般にも公開で行われたが、熱い木山節が早くも炸裂。サポーターの心をつかんだ。
会見には山形の森谷俊雄社長(写真左)、木山監督の招へいに直接関わった中井川茂敏取締役(写真右)も同席。中井川取締役は『ハードワーク』、『最後まであきらめずに戦う』、『規律のあるチーム』、『フェアプレー』の4項目を挙げ、「この4つをもう一度、山形の強みとして再構築させ、J1で戦えるチームを作り上げて昇格していくのが目指すところ。それをしっかり実現できる監督というところで、木山隆之監督が最適だと思って話をさせていただいた」と語った。
木山新監督はその話を踏まえ、「ハードルが高い仕事だがやってみたいと即決しました。唯一、私がいま言えることは、希望を持ってここへやってきました。地域の皆さん、モンテディオ山形を愛してくれる多くの方々とともに、夢を追いかけて仕事をしてみたいと思ってここへやってきました」とあいさつした。
また、「スタジアムに来てくれてファンの人たちが最高の笑顔でスタジアムを後にしてもらうこと。それが実現できるように練習から死ぬ気で取り組んで、試合でも最後の1秒まで戦い切ることを約束して、皆さんと一緒に戦いたい」と話すとサポーターからは拍手が起こった。
木山監督の契約は2年。年明けの1月10日にチームが始動し、山形で1週間体を動かしたあと、開幕直前まで続く長いキャンプ生活に入る予定だ。
文・写真:佐藤 円(エル・ゴラッソ山形担当)
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徳島のDF福元洋平が山口へ完全移籍
山口は15日、徳島からDF福元洋平が完全移籍で加入することが決定したと発表した。
福元は今季J2リーグ戦で33試合に出場していた。
クラブの公式HPを通じ、「自分の持てるものすべてを注ぎ、レノファ山口という勢いのあるチームでチャレンジすることで成長して、みなさんから応援される、山口を盛り上げていける選手になっていきたいと思います。山口の一員としてみなさんの前でプレーすることを楽しみにしています。一緒に山口を盛り上げていきましょう」とコメントした。