東福岡高の藤川虎太朗が2日、磐田の練習に参加した。

　大会3連覇を目指した今年の高校総体では、初戦となった2回戦で昌平高（埼玉）と対戦。まさかの敗退を喫した。

　5日まで磐田の練習に参加するが、その中で「スピードとパワーがあるわけではないので、判断や予測で上回るようなプレーがしたい」とアピールポイントを述べた。

　藤川について名波監督は「初日としては良い入りをしてくれた。今日はタッチ制限のあるトレーニングだったが、ゲーム形式の練習になったらより良さも出るかもしれない」と期待を口にした。

　ちなみに藤川は、「松井（大輔）さんがすごいと思いました。リズムが違いました」と初日の練習に参加してみての感想を話していた。

文：青木務（エル・ゴラッソ磐田担当）

　2日、横浜FMは当初予定していた新横浜公園球技場から、しんよこフットボールパークに場所を移して練習を行った。

　2日未明に降り注いだ豪雨の影響でグラウンドが使用不可能となり、当日の朝に変更が決まった。結果として天然芝ではなく人工芝でのトレーニングとなったが、エリク・モンバエルツ監督は「予定どおりのメニューを予定していた時間行えた」と意に介さず。チームは紅白戦形式やシュート練習を精力的に行い、38歳のDF中澤佑二は普段どおり居残りでフィジカルトレーニングを実施した。突然のアクシデントだが、チーム全体で適応能力を発揮したといえるだろう。

　ただし路盤が硬い人工芝でのトレーニングは負荷がかかる。それを考慮してか、指揮官は「明日は選手の疲労度など、コンディションを見ながら練習内容を考えたい」と慎重だった。

文：藤井 雅彦（エルゴラッソ横浜FM担当）

　FC東京は2日、7月30日のJ1・2nd第6節・新潟戦で負傷した橋本拳人が検査を受けた結果、左ハムストリングス筋挫傷と診断されたと発表した。全治は約4週間。

　清水は2日、広島から期限付き移籍中のDFビョン・ジュンボンが、完全移籍で加入することになったと発表した。ビョン・ジュンボンは今季ここまでJ2リーグ戦10試合に出場している。 

　清水は1日、常葉大学浜松キャンパスと45分×2の練習試合を行った。長崎から加入した植草裕樹、仙台から加入した二見宏志は先発しフル出場。そして、徳島から加入した長谷川悠は2本目から登場し、45分間出場した。

　長谷川は清水に来てからは、左ふくらはぎ打撲でリハビリの日々。全体練習に合流したのも7月30日の非公開練習からだった。つまり、報道陣にとっても、サポーターにとっても、清水での長谷川のプレーを見ることはできなかった。それがようやく、ベールを脱いだ形だ。

　ただ試合では、ボールが前線に集まらず、「体力的な面では良かったが、連係面はまだまだ」と消化不良気味。これからのトレーニングで、合わせていくことになる。

　なお、試合は1本目の31分、右サイドの飯田貴敬のクロスに合わせた北川航也のゴールが決勝点となり清水が1-0で勝利した。

文・写真：田中芳樹（エル・ゴラッソ清水担当）

　京都は京都橘高のU-19日本代表FW岩崎悠人の来季加入が内定したと発表した。

　岩崎は今季の高校生の目玉選手で鹿島、FC東京、大宮、G大阪など複数のJクラブが獲得に興味を示していた。岩崎はクラブを通じて「まだまだ未熟ではありますが、京都サンガF.C.のファン、サポーターを始め、京都府、滋賀県の皆さんから親しまれるプロサッカー選手へと成長できるよう、これからも努力していきたいと思います」と話した。

岩崎悠人（いわさき・ゆうと）

ポジション：FW

生年月日：1998年6月11日

出身地：滋賀県彦根市

身長・体重：171cm・69kg

サッカー歴：金城JFC→JFAアカデミー福島→彦根市立中央中学校（13年4月編入）→京都橘高等学校

写真：末吉 雅子