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FC東京U-18が夏の王者に。得点王タイの15歳・久保建英「自分のゴールでチームの雰囲気が良くなっていったことが良かった」
4日、東京・味の素フィールド西が丘で日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会・決勝が行われ、FC東京U-18が清水ユースを2-0で下し、08年大会以来3度目の優勝に輝いた。
前半のうちに2点リードを奪ったFC東京U-18は、後半の清水の攻撃をしのぎ切り、しぶとく勝利。夏の王者に君臨した。
今大会、チームの快進撃とともに注目を集めたのが、現在中学3年生でユース年代に飛び級参戦しているFW久保建英(15)。バルセロナの下部組織出身で幼いころから技術を磨いた久保は、昨夏にFC東京に加入。正確無比な左足のキックと高いテクニックで今大会も活躍を見せ、ここまで全7試合で先発出場は1試合もなかったが、途中出場で5得点を記録し見事大会得点王に輝いた(清水ユースFW滝裕太と大宮ユースFW小柏剛も5得点で得点王)。
決勝戦では62分に途中出場し、77分には左サイド高い位置で技術を生かして仕掛け、また88分にはゴール前で利き足とは逆の右足を振り抜いた。シュートは惜しくもゴールバーを越えたが、鋭いプレーにスタンドからも大歓声が沸いた。
そして試合後、記者陣の取材に応じた久保は、優勝のうれしさをこう語った。
「去年、所属しているFC東京U-15むさしでもクラブ選手権決勝で負けていたので、こうして優勝できてうれしい。得点王も、毎試合自分のゴールでチームの雰囲気が良くなっていったことが良かったです。ただ、自分が(簡単に)決めるだけのゴールが多かったので、チームの総合的なレベルの高さがゴールにつながりました。みんなに感謝しています」
殊勝な言葉とは裏腹に、準決勝の川崎F.U-18戦では美しい軌道の直接FKを沈めるなど、難しいゴールも決めてみせた。攻撃の場面では持ち前のテクニックも披露してきたことについては、「バイタルエリアに入ったら自由にプレーしていいとは、いろんな人から言われている。そこでは普段から培ってきたものを出そうとしている」と胸を張った。
大きな注目の視線が注がれる中で、期待に違わぬ活躍ぶりを見せた久保。東京五輪、そして日本サッカーの将来を背負って立つ至宝が、堂々と輝いた。
文:西川結城(エルゴラッソFC東京担当)
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5回目の命日。松本山雅、全員で松田直樹さんに黙とう
8月4日練習前、松本山雅FCの選手、スタッフが急性心筋梗塞により34歳の若さで急逝した松田直樹さんに黙とうした。
松田さんは2011年、横浜FMよりJFL所属(当時)の松本へと移籍。Jリーグ昇格を目指していたチームの中にあって、日本代表やJ1リーグ制覇などの豊富な経験を還元。飯田真輝や鐡戸裕史などチームメートにも多大な好影響を与えていたが、シーズン途中の8月2日の練習中に突然倒れ、同4日に亡くなった。
5回目の命日となるこの日、練習場のピッチ中央に松田さんのパネル4枚が設置。選手、スタッフが取り囲んで、故人を偲んだ。負傷により離脱中の田中隼磨やオビナもピッチへ姿を見せており、特に横浜FMで同僚だった田中は「彼の意思を伝えていくのが自分の使命だと思っている」と心境を語った。現在は網膜剥離のリハビリ中で本格復帰はこれからという現状だが、「必ず戻るということを約束した。一日でも早く帰ってこられるように最大限の努力をしたい」とピッチ復帰を誓っていた。
文・写真:多岐太宿(エルゴラッソ松本担当)
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G大阪FWパトリックが起用法について直訴。長谷川監督は……
広島戦では途中出場にもかかわらず、緩慢なプレーで指揮官やチームメートからダメ出しされたパトリック。そんな背番号29が長谷川健太監督に、起用法についての直訴をしたという。
以下は3日の長谷川監督の囲み取材をもとに、再現した二人のやり取りだ。
「こういう使われ方じゃ、やってられない」(パトリック)
「ああ、そう。どこが?」(長谷川監督)
「仙台戦で2点取った後、2試合先発だったが、その時は点は取らなくてもチームのために頑張ったはず」(パトリック)
「そうだなあ、でも点は取れなかったもんなあ。柏戦は10分しか出なかったけど、全然一生懸命やんなかったもんな、お前」(長谷川監督)
「3番手だったので…」(パトリック)
「関係ねえだろう。こないだの試合も全然ダメだっただろ」(長谷川監督)
「はい…」(パトリック)
字面だけを見ると不満タラタラの反抗劇に見えるが、やんちゃな選手をうまく扱うおおらかさは長谷川監督の持ち味の一つ。「可愛い感じまではいかないけど、駄々っ子なので(笑)。理詰めで攻めると『そうです』という感じになる」とパトリックの操縦法についてもお手の物。かつて何度もビッグマッチで活躍した背番号29だけに、「本人のストレスも分かるけど、こっちも本当に期待している」とその覚醒を気長に待つつもりだ。
文:下薗昌記(エルゴラッソG大阪担当)
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