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君も編集長になれる! 日本サッカーミュージアム~夏休み自由研究ワークショップ~『サッカー世界新聞を作ろう』8月13日、14日開催!
編集長になって、自分だけの「サッカー新聞」を作ろう!
世界のサッカーを素材にして、「サッカーが好き!」から世界への好奇心と将来へのイメージを広げることができるような体験型のワークショップです。
夏休みの自由研究のヒントにもなります。
『親子で学ぶ サッカー世界図鑑』はもちろん、さまざまな資料を使いながら自分だけのサッカー新聞を作りましょう。
■『みんなでサッカー新聞を作ろう!』開催概要 ※要予約
・場所
日本サッカーミュージアム ヴァーチャルスタジアム(1階)
・日程
8月13日(土) 10:00~12:30、14:30~17:00(1日2回)
8月14日(日) 14:30~17:00(1日1回)
・講師
寺嶋朋也(サッカー新聞エルゴラッソ、サッカー世界図鑑 編集長)
・対象
小学校4~6年生 各回40人(事前申し込みが必要です。)
イベント詳細、申し込みはこちらから
http://www.jfa.jp/news/00010497/
※会場への入場には有料ゾーンチケット(当日のみ有効)が必要となります。
※参加される小学生の保護者の方の観覧は可能です。その他一般の方は観覧できません。
《本件に関する問い合わせ先》
日本サッカーミュージアム
〒113-8311 東京都文京区サッカー通り(本郷3-10-15)JFAハウス TEL:03-3830-2002
夏季特別開館期間:7月23日(土)~9月4日(日) ※期間中無休
夏季特別開館期間中 開館時間:10:00 ~ 18:00(最終入場 17:30)
入場料:大人500円 小中学生300円(各種割引有り)
アクセス:JR御茶ノ水駅、東京メトロ「御茶ノ水」駅から徒歩約6分
(駐車場はございませんので、ご来場には一般交通機関をご利用下さい。)
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71度目の8月9日。平和祈念ユニフォームに込める高木監督の思い
8月9日、長崎の街は「原爆の日」を迎える。たった一発の兵器により、当時長崎市にいた24万人のうち、約15万人が死没。文字どおり一つの街を壊滅させてから71年。どれだけ月日が流れようと、世代が変わろうと、長崎の街にとって特別な日であることに変わりはない。チームは、7月31日のJ2第28節・町田戦と8月のホームゲームで「平和祈念ユニフォーム」を着用し、ピッチでのプレーをとおして平和への祈りを発信しようとしている。
平和祈念ユニフォームを着用するのは昨季に続いて2度目。前面は昨季と同様に長崎の平和モニュメント「平和記念像」だが、今季は背面に、世界中からすべての核兵器が廃絶されるまで灯し続けられる「ナガサキ誓いの火・灯火台」がデザインされている。被爆者の高齢化が進む中、クラブとしての平和に対する積極的な発信をしていこうという姿勢を強く反映したユニフォームだ。
昨季、平和祈念ユニフォームを着用しての試合を直前に控えた練習後、高木監督が語ってくれたことがある。
「実家の裏に高い山があるんだけど、祖母の話では、戦時中そこに防空壕があって、そこから(原爆投下のときに)キノコ雲を見えたらしい。毎年この時期になると祖母がその話をしていて・・・僕もこの時期になるとその話を思い出す」
今年も高木監督はこの話を思い出していることだろう。そして、今年も「それを着るからには、長崎にいるからには、責任をもってやらないといけない」(高木監督)という思いを強くしているに違いない。
文・写真:藤原裕久(エルゴラッソ長崎担当)
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サッカーリオ五輪代表、コロンビアと2-2ドロー。予選突破の可能性を残して第3戦へ
リオ五輪サッカー競技グループリーグ第2戦が日本時間8日に行われ、日本はコロンビアと対戦。2-2のドローで終え、決勝トーナメント進出の可能性を残した。
初戦でナイジェリアに4-5と競り負けた日本は、先発メンバーを4名入れ替え、GKに中村航輔、ボランチに井手口陽介、サイドハーフに矢島慎也、FWに浅野拓磨を起用。[4-4-2]の布陣で臨んだ。
日本は立ち上がりから素早い攻守の切り替えでコロンビアを押し込み、遠藤航と井手口のダブルボランチがセカンドボールを拾って波状攻撃。試合の主導権を握った。
しかしコロンビアも日本のスキを見逃さず。59分、グティエレスがバイタルエリアで前を向くとワンツーで崩して先制ゴールを奪取。さらに65分、カウンターからM.ボルハがゴール前にクロスを入れると、これが左SB藤春廣輝のオウンゴールを誘発して2点のリードを奪った。
窮地に立たされた日本だが、ここで下を向かないのが手倉森ジャパンだ。67分、途中出場の大島僚太、南野拓実が絡んで中央を崩すと、最後は浅野が決めて1点差。さらに74分、10番中島翔哉が得意のミドルシュートを決めて同点に追い付いた。
2-2-で迎えた残り15分、日本は浅野のスピードを生かしてゴールに迫ったが逆転ゴールを奪うことはできなかった。
1分1敗となった日本は、第3戦で同じく1分1敗のスウェーデンと対戦する。 -
[書評]読むサッカーvol.2 『未到 奇跡の一年』
サッカーファン必読。奇跡の優勝。その“苦悩の1年”
「岡崎慎司はどんなプレーヤーか?」と問われて皆さんはどう答えるだろう。「献身的で泥臭いプレーも厭わないFW」と答えるか、「多くのゴールを奪うストライカー」と答えるか。おそらく大半の人は前者ではないだろうか。レスターをイングランド・プレミアリーグ初優勝に導いたクラウディオ・ラニエリ監督も「誰より早く相手の攻撃を防いでくれる」と岡崎の献身性を褒め称えている。
それもそのはずだ。今季、岡崎がリーグ戦で奪ったゴールは5つ。第30節・ニューカッスル戦のオーバーヘッドでの決勝点など貴重な得点はあったが、チームメートのイングランド代表FWジェイミー・バーディー(24得点)やアルジェリア代表MFリヤド・マフレズ(17得点)に比べるとかなり少ない。“点取り屋”と称するには寂しい数字だ。
ただ、われわれ日本人はこう思う。「岡崎の献身性なくして、バーディーやマフレズはこれだけ点が取れなかっただろうし、レスターの優勝もなかった」と。身を粉にして戦う姿は同じ日本人として誇らしかった。しかし、岡崎自身はそうした評価に納得していない。「『陰で支えた』という評価はありがたい。ただ、僕が目指しているところはそんなポジションではない」。レスター優勝への賛辞は、自分への賛辞ではないことに岡崎は気付いていた。それがこの『未到』というタイトルにつながる。
本書は世界最高峰のプレミアリーグに初挑戦した岡崎の優勝までの“歓喜の1年”ではなく、“苦悩の1年”を振り返ったものである。初優勝の歓喜に湧く中で岡崎は悩み、もがいていた。そして世界最高峰の舞台に立つことで考え方が変わっていく。優勝までの感動ストーリーを期待して読むと面食らうのでご注意を。ただ、バーディーが試合前にエナジードリンクを立て続けに4本飲んでいることやラニエリ監督のチーム掌握術など、レスター優勝の舞台裏を岡崎自身が明かしており、サッカー好きなら必読の一冊となっている。
文・内田浩嗣(エルゴラッソ編集部)著者:岡崎 慎司(おかざき・しんじ)
発行:6月8日/出版社:KKベストセラーズ/価格:780円(本体価格)/ページ:256P
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[リオ五輪 プレビュー](全国版のみ掲載)
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