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名古屋に痛手。チーム得点王のFWシモビッチが負傷。全治約2~3週間
名古屋がFWシモビッチとDFオーマンの2選手が負傷したと発表した。
シモビッチは左ハムストリング筋損傷で全治約2~3週間。オーマンは左大腿四頭筋筋損傷で全治約2~3週間。
シモビッチは今季、J1リーグで22試合に出場し、チームトップの9得点を挙げていた。エースストライカーの離脱は降格圏に沈む名古屋にとってはあまりにも痛いニュースとなった。
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古巣・鹿島との初対戦を前にしたジネイ。「湘南の一員としてしっかり戦いたい」
8月5日に湘南への加入が発表され、13日の広島戦では加入後初先発を果たしたジネイ。20日に行われるJ1・2nd第9節では1年半を過ごした古巣の鹿島との対戦を迎えるとあって、再び先発の座を勝ち取るために、練習からアピールを続けている。
古巣での日々を振り返り、ジネイは「いろいろな経験をすることができたし、たくさんの友情を築くことができた」場所だと印象を語った。大きなけがもあって決して多くの出場機会を得られたわけではないが、ジネイにとって初めて日本でプレーした鹿島への思いは強い。初の古巣との対戦を前に、仲の良かったブラジル人選手や鈴木優磨の名前を出し、「良い再会ができるようにしたい」と昔のチームメートとの対戦を楽しみにしている。
湘南への加入が決まったあとには、多くの鹿島サポーターからSNSを通じて「鹿島戦を楽しみにしている」といった内容のメッセージが届いたという。しかし、「もう鹿島の一員ではないので、湘南の一員としてしっかり戦いたい」と強調するジネイ。「チームには勝利が必要なので、古巣を相手に得点を取って勝ちたい」と古巣撃破を誓っていた。
文:林遼平(エル・ゴラッソ湘南担当)
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長崎が新クラブハウス建設募金について記者会見を実施
14日、V・ファーレン長崎はトランスコスモススタジアム長崎で会見を行い、「諫早市サッカー場クラブハウス建設募金」に関する記者会見を行った。クラブハウスは諫早市サッカー場敷地内に建設されるもので、クラブは今年度中の完成を目指している。
クラブハウス建設募金の目標募集額は1億5,000万円。このうち、5,000万円は諫早市、長崎県、日本サッカー協会の補助金制度を活用し、残る1億円がクラブハウス建設募金でまかなわれる。募金は大きく「法人募金」と「個人募金」に分かれており、法人募金が8,000万円(460社)、個人募金が2,000万円(6万人)を想定し、ファン・サポーター(1口1,000円)、地元企業法人及び個人(1口50,000円)と既存スポンサーからの募金、9月以降に販売が予定される「ヴィヴィくんLINEスタンプ」の利益などで予算の確保を検討中だ。 建設予定のクラブハウスはトップチームのクラブハウスとV.V.NAGASAKI総合地域型スポーツクラブ事務所、県民交流スペースなどの併用施設として、木造2階建て、食堂兼ラウンジ、トレーニング室、医務室、ロッカーなどを備え、V・ファーレン長崎が建設し、整備後は一般社団法人V.V.NAGASAKIスポーツクラブが管理運営を行う。工事期間は16年11月から17年3月まで。
会見で、服部順一V・ファーレン長崎取締役/GMは「単なるサッカークラブのための施設ではなく、ホームタウンとクラブが交流できる拠点としたい」と語っており、V・ファーレン長崎も含めた、ホームタウンに暮らすすべての人をつなぐコミュニティスペースとしたい意向を表明。「選手たちが食堂で食事をしているすぐ横のラウンジで、サポーターが選手と同じものを食べていたり、話をしていたりする。そんな光景が普通に見られる場所にしたい」(服部GM)と抱負を語った。
クラブハウス建設募金募集期間は本年8月から10月31日までで、早ければ、次節(21日)、ホームで開催されるJ2第30節・愛媛戦から募金の受け付けが開始となる。
文:藤原裕久(エルゴラッソ長崎担当)
クラブハウス外観イメージ提供:V・ファーレン長崎
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5戦3発の頼れるエース。甲府FWドゥドゥの新パフォーマンスは『ファンキ』
甲府に加入後、5戦3発と頼りになるドゥドゥ。最初のゴール(J1・2nd第4節・鹿島戦、3△3)では喜び過ぎてシャツを脱いでしまってイエローカードを貰ってしまい、「次からはパフォーマンスを何か考えます」と反省。2点目の2nd第5節・名古屋戦(3○1)はパフォーマンスをやったのかどうか分からなかったが、3点目を決めた2nd第8節・新潟戦(1○0)は新パフォーマンスを披露した。
ただ、腕を上げて交差して腰をクネクネしていて、1st第11節・横浜FM戦(2△2)でプロ初ゴール決めた熊谷駿の独自のパフォーマンス、『ボイン・スラッシュ』の後半みたいだったので、本人に聞くと「ブラジルの『ファンキ』。柏(時代のアホの坂田のパフォーマンス)とは違う」ということだった。
通訳のブルーノに聞くと、「『ファンキ』はブラジルのファベーラとかで流行っている音楽」とのこと。『セーラームーン』と『アイカツスターズ!』を間違うようなオッサン記者には若者の音楽のジャンルはよく分からないが、英語ならファンキーな音楽ということのようだ。
新潟戦では、ドゥドゥがゴールを決めるとマルキーニョス・パラナと通訳のブルーノの3人で『ファンキ』パフォーマンスをする予定だったが、ブルーノいわく、「パラナが逃げて、僕は監督に怒られるからやらなかった」。ブルーノの判断は正しいと思うが、次の広島戦でドゥドゥ、パラナ、出場停止明けの大御所・ダヴィの3人のパフォーマンスを見ることができれば、甲府のファン・サポーターは幸せだ。
文:松尾潤(エルゴラッソ甲府担当)
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広島期待のルーキー・森島司が左膝を手術。全治5カ月
広島は16日、MF森島司(19)が広島県内の病院にて左膝膝蓋骨離断性骨軟骨炎の手術を行ったと発表した。全治は5カ月。森島は今季、四日市中央工高から加入したルーキー。
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ボランチ喜田が出場停止。横浜FMのパク・ジョンスがリーグ戦11試合ぶりの先発へ
横浜FMのDFパク・ジョンスは20日のFC東京戦でJ1・1st第15節・川崎F戦(0●2)以来、リーグ戦11試合ぶりの先発出場が濃厚だ。
レギュラーボランチのMF喜田拓也が13日の大宮戦(1△1)で退場処分となり、今節は出場停止に。パクは喜田と同じ守備的な役割を担う。
大宮戦はベンチ外だったため、スタンドから観戦していた。喜田にレッドカードが提示された瞬間から「チームには守備的MFがあまりいない。もしかしたらチャンスが来るかもしれないと考えながら準備を始めた」(パク)。
オフ明けの16日には戦術練習で主力組に入り、連係を確認した。CBとボランチの両方を高いレベルでこなすパクは「良い守備から良い攻撃につなげたい」と気合い十分だ。
文:藤井雅彦(エルゴラッソ横浜FM担当)
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愛あるイジリに感謝。コロンビア戦OGの藤春がG大阪に合流
リオデジャネイロ五輪にオーバーエイジ枠で出場していたG大阪の藤春廣輝が、井手口陽介とともに16日からチームに復帰した。
コロンビア戦で痛恨のオウンゴールを献上した背番号4に待っていたのはチームメートからの愛あるイジリ。「とりあえずオレのほうを見て来て『オウンゴール』と。まあ、そうなりますよね」と苦笑した藤春だったが、遠藤保仁やキム・ジョンヤらからは「ナイスゴール」という言葉も飛んだという。
そんな言葉も藤春は想定済み。「気を遣われるよりも、イジられたほうがいい」とチームメートからの心遣いに感謝した背番号4は、G大阪で再起を期す。
文:下薗昌記(エルゴラッソG大阪担当)