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長友佑都が負傷により日本代表から途中離脱。酒井宏樹も離脱で渡豪するのは23名
JFAは7日、インテルのDF長友佑都が負傷により日本代表チームを離脱し、所属クラブに戻ることを発表した。追加招集はない。
また、累積警告により11日のW杯アジア最終予選・豪州戦に出場できないマルセイユのDF酒井宏樹も同日に離脱しており、SB2人が不在の計23人で豪州の地に向かうことになった。
左SBとしては太田宏介、槙野智章、右SBとしては酒井高徳が先発候補となる。
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ゴール量産態勢の群馬・瀬川祐輔、「8カ月間の成長を見せる」熊本戦へ
群馬のエース・瀬川祐輔がゴール量産態勢に入っている。前節のJ2第34節の千葉戦では後半25分、右クロスを胸トラップしたあとに左足のボレーで豪快にゴールネットを揺らして今季11点目を決めた。
瀬川は天皇杯開催によるリーグ中断を挟んでJ2第28節から第34節までの7試合で5ゴールを決め、J2得点ランク9位タイにつけている。大卒ルーキーは当初の目標を10ゴールに設定していたが、シーズン途中に15ゴールへ上方修正。
残り8試合となったいま、15ゴールまであと4得点。15ゴール到達も夢ではなくなってきている。瀬川は「1試合1試合、チームの勝利のためにプレーするだけ」と平常心を保つ。8日に迫った今節・熊本戦へ向けて「熊本はキャンプで行った場所。2月のテストマッチ(仙台戦)ではJリーグのレベルに驚いたが、いまは試合を重ねることで、成長できている気がする。この8カ月間の成長を見せたい」と話す。
瀬川は今季、明治大から群馬へ加入。開幕当初は2列目で起用されていたが、初夏以降はFWとして前線に配置され、ストライカーの役割を果たしている。
文:伊藤寿学(エルゴラッソ群馬担当)
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日本代表・山口蛍のポジションに入ったC大阪・山村和也。「蛍が頑張っている姿を見ると刺激になる」
7日、C大阪は、8日に行われるJ2第35節・岐阜戦に向けた最終調整を行った。
その中で行われた11対11で、日本代表招集中で不在の山口蛍に代わってボランチに入ったのは山村和也。もっとも、山口がC大阪に復帰する前は不動のレギュラーでもあっただけに、決して代役というわけではない。
「前節は試合の終わらせ方で課題が残った。真ん中のバイタルエリアを崩されて2失点してしまったので、前線の選手とCBの選手としっかり連係を取って守りたい」と今節に向けた意気込みを語る。
6日は、チームメイトの山口蛍が日本代表のW杯最終予選第3節・イラク戦(2〇1)で劇的な決勝点を決めた。
「あの場面で決めるのはすごい。チームメイトとしてうれしかったし、蛍が頑張っている姿を見ると刺激になる」と話した山村は、前回、山口が先発フル出場したW杯最終予選第2節のタイ戦翌日にも、「日本代表で活躍している選手ととなりでプレーすることは勉強になるし、代表は自分も目指している場所。自分自身、もっと成長して、セレッソで同じピッチに立つだけではなく、日本代表の舞台でもコンビを組めたらいい」と熱い思いを吐露していた。
J1自動昇格へ向けて勝利のみが求められる今節。“代役”に留まらない山村の攻守に渡る活躍が期待される。
文:小田尚史(エルゴラッソC大阪担当)
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長期離脱から復帰してチームに部分合流中の湘南・菊地俊介、「このチームで長くシーズンを戦いたい」
7日、湘南は5日間のオフを挟み、2週間後のJ1・2nd第15節の大宮戦に向けたトレーニングを開始した。
チームの明るい話題としては、先週から菊地俊介がチームに部分合流を果たしていること。けがによる長期離脱から戻ってきた菊地は「焦りは禁物」と語りながらも、残りのシーズンに懸ける思いを語った。
今季は副キャプテンに任命され、菊地は心新たに新シーズンを迎えていた。だが、開幕後の3月に負傷。右ヒザ前十字靭帯損傷の診断を受け、長期離脱を余儀なくされた。それでも長く辛かったリハビリを終え、先週、ピッチの上へ戻ってきた。
「まだ全然慣れていなくて、やっぱり半年のブランクは感じます。ただ、単純にサッカーをみんなとできていることはすごく幸せなことだと思うし、戻ってきて初めてアップなどに混ざったときは感極まる感じがあった。だから、すごくいまは楽しいです」
ピッチを離れていた時間が長かった中で、チームはなかなか波に乗れず、現在は残留に向けて厳しい状況に立たされている。しかし、菊地は現状をしっかりと理解した上で前を向く。
「副キャプテンという立場としても、自分自身もどかしさというのはある。でも、まだ残留の可能性はゼロではない。残り少ないシーズンだけど、本当にチームの力になれるように、少しでもコンディションを上げてやっていきたい」
シーズン終了後にある天皇杯を含めて、「僕の中では元旦まで行くつもりでいる。けがをしてしまったので、このチームで長くシーズンを戦いたいという気持ちはみんなより強い」と語る背番号2。焦る気持ちを抑えながら、菊地は復帰に向けて着々とその歩みを進めている。
文・写真:林遼平(エルゴラッソ湘南担当)
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G大阪の米倉恒貴に第2子が誕生
G大阪は7日、DF米倉恒貴に第二子となる長女が誕生したと発表した。誕生日は9月20日。 -
天皇杯4回戦のキックオフ時間とスタジアムが決定。当該ホームスタジアム以外の開催はなし
JFAは7日、先日組み合わせが決まった天皇杯4回戦の開催日時とスタジアムを発表した。詳細は以下のとおり。
■天皇杯4回戦①11月09日(水)19:00K.O. G大阪vs清水 市立吹田サッカースタジアム
②11月09日(水)19:00K.O. 大宮vs横浜FC NACK5スタジアム大宮
③11月09日(水)19:00K.O. FC東京vsHonda FC 味の素スタジアム
④11月12日(土)13:00K.O. 柏vs湘南 日立柏サッカー場
⑤11月12日(土)14:00K.O. 鹿島vs神戸 ノエビアスタジアム神戸
⑥11月12日(土)15:00K.O. 横浜FMvs新潟 日産スタジアム
⑦11月12日(土)15:00K.O. 鳥栖vs広島 ベストアメニティスタジアム
⑧11月12日(土)19:00K.O. 川崎Fvs浦和 等々力陸上競技場
なお、準々決勝は12月24日に行われ、⑥と①の勝者、⑤と⑦の勝者、②と④の勝者、③と⑧の勝者が対戦する。 -
必勝・京都戦に強い決意を示す千葉・菅嶋弘希。先輩の吉野恭平とのマッチアップも見もの
8日のJ2第35節で、勝ち点8差の6位・京都との直接対決に挑む10位の千葉。この戦いに万が一敗れれば、11ポイント差となる。それはJ1昇格プレーオフ争いから脱落することを意味する。京都戦を落とすことだけは絶対に許されない。
その重要な一戦を前に、誰よりも意欲を示していたのが長谷部体制移行後に先発のポジションをつかんだ菅嶋弘希である。攻守に渡って献身的なプレーを見せる21歳の若武者も、「自分はしっかりと攻守でハードワークをしたい。この前の試合は攻撃にあまり絡めなかった。なので、そこで出た課題をしっかりと良い方向に持っていきたい」と強い決意を示した。
京都には東京Vユース時代からの先輩・吉野恭平がおり、それも彼が闘志を燃やす理由の一つだ。「プロに上がってからもご飯に連れて行ってもらったりして、かわいがってもらっていた」。お世話になっていた一つ上の先輩に成長した姿も見せたいと意気込む。
「たぶん、多少は汚いこともしてくると思うので、そこに気を取られないようにやっていきたい。練習からいつもやられていましたし(笑)」と吉野の特徴は把握済み。先輩とのマッチアップを制し、チームを勝利に導くことができるか。
文:松尾祐希(エルゴラッソ千葉担当)
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大宮の渋谷洋樹監督、天皇杯ラウンド16の相手・横浜FCの藤井悠太について「活躍はうれしい。移籍の意味がある」
4日に行われた抽選会の結果、天皇杯ラウンド16の相手は横浜FCに決定した。昨季のJ2では2戦2勝を記録した相手だが、油断は禁物。2005年以来のベスト4、そしてその先という目標を達成するためにも、万全を期して臨みたい。
渋谷洋樹監督は今季の横浜FCを「監督が代わってすごく調子が良くなったと感じる。特にイバ選手の活躍と、全体的な守備のところでサイドハーフの選手がパワーを持ってやっている」と分析。特にイバについては「イバ選手は走れるしボールを受けられるので、すごく良い選手だと感じた。彼を中心にしてチームが安定しているのかなと思う」と警戒している。
また、横浜FCには昨季まで大宮でプレーした藤井悠太も在籍している。リーグ戦では先発出場も多く、「この間は(鳥取の片岡)洋介もいたりして、(大宮の)外でも活躍していればうれしい。選手は試合に出てナンボの世界。そういうふうに活躍してもらうことに移籍の意味がある」と渋谷監督。天皇杯ならでは“再会”が楽しみだ。
文:片村光博(エルゴラッソ大宮担当)
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いわて国体成年男子は静岡県が優勝。アスルクラロ沼津の単独チーム
岩手県で行われている「いわて国体」第6日が6日、いわぎんスタジアムなどで行われ、サッカー成年男子で静岡県(アスルクラロ沼津の単独チーム)が宮城県(ソニー仙台の単独チーム)を延長の末1-0で下し、優勝を果たした。
決勝ゴールはDF尾崎瑛一郎が記録。静岡県は15年ぶりの国体制覇となった。
(写真は昨季のもの)
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仙台のGK石川慧が全治約6週間の肉離れ
仙台は7日、GK石川慧が9月20日に負傷し、経過観察後、チームドクターに右大腿二頭筋肉離れと診断されたと発表した。全治は 受傷日から約6週の見込み。
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