EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.10.12(Wed)

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  • ルヴァンカップ ニューヒーロー賞発表
  • ルヴァンカップ・ニューヒーロー賞受賞のG大阪MF井手口陽介。会見一問一答

    ルヴァンカップ・ニューヒーロー賞受賞のG大阪MF井手口陽介。会見一問一答

     ルヴァンカップのニューヒーロー賞を受賞したG大阪の井手口陽介が同日の練習後、市立吹田スタジアムで会見に応じた。


    以下、一問一答

     

    ――受賞した感想は?

    「素直に、自分が取れると思っていなかったのですごくうれしい」

    ――受賞理由を読み上げさせてもらうと「ノックアウトステージ以降の全4試合に出場し、決勝進出の主力として存在感を発揮。メディア投票1位での選出となった」とあるが、理由を聞いて感じることは?

    「そう思ってもらえるのはすごくうれしいし光栄なことだけど、それに満足せず、これからまだまだ成長して、もっと成長した姿を皆さんに見せていければいいかなと思う」

    ――メディアの投票でも1位だったが?

    「取材対応はどうやろ(笑)。まあ、良くはないと思いますけど、(票を)入れてもらってうれしいです」

    ――出場した全4試合はどんな気持ちで戦っていた?

    「ノックアウト方式だったけど、負けたら終わりという試合の中で、主将のヤットさん(遠藤保仁)がすごくチームに安定感をもたらしてくれるので、自分も気楽にやれるというか、緊張せずにできる雰囲気を作ってくれているのですごくやりやすかった」

    ――夏のリオ五輪の経験も大きかった?

    「自分自身としては五輪で結果を残せてないし、試合にも絡めていなかったのですごく苦い思いだけど、チームに帰って頑張ろうと思えたのがいまにつながっている」

  • 完全復活間近の元豪州代表FWミッチェル・デューク。あのカモメについては「Aリーグでもよく来ていたよ」

    完全復活間近の元豪州代表FWミッチェル・デューク。あのカモメについては「Aリーグでもよく来ていたよ」

     11日のW杯アジア最終予選・日本代表vs豪州代表戦で数羽の鳥が行き来する光景に違和感を覚えた方も多いのではないだろうか。清水に所属する、元豪州代表のミッチェル・デュークはこう説明する。

     「(スタジアムは)メルボルンの海岸線にあるからね。Aリーグの試合でもよく来ていたよ」と、カモメが行き交う姿は、豪州ではおなじみの光景なのだそう。

     さて、そのデュークは4月21日の練習時に左ひざ前十字じん帯損傷でチームを離脱。約6カ月のリハビリを経て今月3日に完全合流していた。この日12日の練習でも10対10のミニゲームでFWの位置に入るなど、元気な姿を見せている。

     「今までで一番体(の状態が)が良い。(4月9日に生まれた)息子を抱えてピッチに立つのが夢」と、モチベーションを高めて練習に取り組んでおり、復帰に意欲を見せている。

    文・写真:田中芳樹(エル・ゴラッソ清水担当)

  • 退任の川崎F風間監督、「あと何試合かの中で、このフロンターレで『すごいなこいつら。こんなことができるのか』というのを見せたい」

    退任の川崎F風間監督、「あと何試合かの中で、このフロンターレで『すごいなこいつら。こんなことができるのか』というのを見せたい」

     12日、川崎Fの風間八宏監督が今季限りで退任することがクラブより正式発表された。

     12年のシーズン途中に就任後、3年指揮を執ったのち15年から新たに2年契約を結び、今季がその最終年。成熟度が高まった中、初タイトルを目指して戦って来たが、2ndステージは残り3節、チャンピオンシップや天皇杯をまだ残す中での発表となった。

     タイトルという成果は残していないものの、川崎Fに明確な攻撃的スタイルを色付けしてきた風間監督の功績は大きい。クラブはその手腕を評価し、庄子春男GMとしても続投の希望があったという。しかし、今回の決断に至ったのは、風間監督本人の意思が大きかった。

    「このサッカー、このスタイルは彼が作り上げてきたもの。これからも継続していきたいという気持ちはある。できるならば(続けてほしい)、という思いはあった。ただ、9月の半ばに一緒に食事をする機会があって、その中で来年の話が出た。そこで、クラブとしては(まだ)来年のオファーを出すタイミングではなかったけど、本人のほうからそういう話があって今回の結果に至った」(庄司GM)。

     風間監督は「3年経って、もう2年と言われたときに、正直長いなと思った。あと2年をどういう形でまっとうするかは考えていた。いつ考えていたというよりも、5年というのは自分の中で(区切りの)“時間”だったのではないかと思う」と語った。

     選手内でも“風間監督が今季まで”という空気はあったようで、そこまで大きな“衝撃”を与えているわけではない。選手たちは冷静に言葉を発したが、その中には感謝の思いが強く出ていた。

    「正直あのとき(風間監督就任時)、自分は(あそこから)下っていくものだと思っていた。ただ、自分次第だなと気付かせてくれた。この先もその考え方は変わらない」と中村憲剛は語る。「“風間サッカー”は日本人のサッカー好きなら知っているし、ここまでやったのはすごい。みんな以上に俺は感謝している」とは川崎Fに来たことで才能を爆発させた大久保嘉人の言葉だ。

     中心選手も持つこの思いが、残り3カ月の川崎Fのエンジンとなることに期待したい。そして何よりも、監督自身が川崎Fの指揮官として戦う残り数試合へのモチベーションが高い。「これ以上ないという試合を、1試合でもできればと思う。現役中でもそんなにそういう試合をやったことはない。1、2試合くらい。(試合に)勝つことはあっても、そういう試合には巡り会えない。いろいろな人の記憶に(さまざまな)試合が残っていると思うけど、あと何試合かの中で一つ、このフロンターレで『すごいなこいつら。こんなことができるのか』というのを見せたいと思うし、そういうアプローチを、どこまでできるか分からないけど、やりたいと思う」

     風間フロンターレ史上最高の試合を見せる準備は整った。16年も残り3カ月。ここからの川崎Fのサッカーに注目してほしい。

     

    文・竹中玲央奈(エルゴラッソ川崎F担当)

  • J1再開戦が古巣戦。中断期間に人一倍、気合いを見せる鳥栖のDF藤田優人

    J1再開戦が古巣戦。中断期間に人一倍、気合いを見せる鳥栖のDF藤田優人

     現在、約3週間の中断期間に入っている鳥栖。週末に公式戦が控えていないこともあり、選手にとっては過ごし方やモチベーションの維持が難しいところ。しかし、そんな中、人一倍、気合いを見せているのがDF藤田優人だ。

     その理由が22日のJ1リーグ戦の再開初戦にある。鳥栖はアウェイでの柏戦。藤田にとっては昨季まで過ごしていた古巣戦となる。さらにかつてのホームである日立台での試合とあって「私情をピッチに持ち込みたくないけど、一年間で一番楽しみにしている試合」とモチベーションは高い。

     リーグ戦ではタイトル争いも残留争いもない無風状態の鳥栖だが、藤田は「個人的にはACLに出たいと思っている。リーグ戦の残り3試合、そして天皇杯に向けてしっかり取り組んでいかないといけない」と言葉に力を込める。3週間という長い中断期間にもしっかりとした気持ちで取り組めている様子をうかがわせていた。

     

    文:杉山文宣(エルゴラッソ鳥栖担当)

  • 17年以降のJ1リーグ戦は1ステージ制に回帰。「賛否が相当にあることも把握している」(村井満チェアマン)

    17年以降のJ1リーグ戦は1ステージ制に回帰。「賛否が相当にあることも把握している」(村井満チェアマン)

     12日、JFAハウスにて16年度第9回Jリーグ理事会が行われ、来季以降のJ1リーグの大会方式を“1ステージ制ホーム&アウェイ方式の総当りリーグ戦”とすることで決議された。今後、必要な手続きに入る。

     理事会後の記者会見に出席した村井満Jリーグチェアマンは「理事会の総意として大会方式変更に合意した」と発表。「賛否が相当にあることも把握している」として、「最大のポイントは日程的なところ。ACLのラウンド16がホーム&アウェイ方式になり、決勝が週末2試合開催になってしまったこと」と説明した。選手会の意向としても、約8割の選手が1ステージ制に賛成しているとのこと。

     また、今回の理事会ではサマーブレイク期間の創設、外国籍選手の登録枠拡大、東京五輪世代の出場機会の創出による育成促進の強化、クラブ財政基盤の強化(配分金の変更)も議論された。DAZN(ダ・ゾーン)との放映権契約による投資を受けて「リッチになったという観点ではなく、期待値以上の成長によって投資に応える必要がある。Jリーグのレベルが上がるかどうか、魅力的になるかどうかの観点で議論した」(村井チェアマン)という。

     

    文・写真:片村光博(エルゴラッソ大宮担当)

     

     

  • 松本のMF柴田隆太朗が両ひざ骨軟骨損傷で全治約5カ月

     松本は12日、MF柴田隆太朗(23)が9月21日に神奈川県内の病院にて手術を受け、両ひざ骨軟骨損傷で全治約5カ月と診断されたと発表した。

     柴田は今季ここまでJ2リーグ戦1試合出場にとどまっていた。

    松本のMF柴田隆太朗が両ひざ骨軟骨損傷で全治約5カ月

  • 日本代表の原口元気に刺激を受けた千葉MF町田也真人。熱いプレーを見せることを誓う

    日本代表の原口元気に刺激を受けた千葉MF町田也真人。熱いプレーを見せることを誓う

     8日のJ2第35節で、J1昇格プレーオフを争う6位・京都との直接対決に敗れ、千葉は崖っぷちの状況に追い込まれた。京都との勝ち点差も11ポイント。16日に行われる2位・松本戦との第36節は是が非でも、勝利を収める必要が出てきた。

     そんな中で京都戦は首痛で欠場を余儀なくされてたMF町田也真人が、12日のトレーニングから全体練習に完全合流。前節はピッチに立つことが叶わなかったが、「(敗北によって)自分たちで可能性を消してしまった。あとはやるしかない。残り7試合を可能性ある限りやるしかないし、勝ち続けるしか方法はない」と出場への意欲を示した。

     そんな町田だが、前節を外から見ていて気付いたことも多くあったと話す。特に気持ちの部分では感じることがあったとのこと。「戦う気持ちを見せる日本代表の原口(元気)選手みたいなことをしたい。いまは(菅嶋)弘希がやってくれているけど、自分の入ったときもそれはやりたいと思う」と、11日のロシアW杯アジア最終予選の豪州戦で1得点を挙げた原口のように、気持ちを前面に押し出した熱いプレーを見せることを誓った。

    「気持ちを見せる人は強いと思うし、みんなも頼りにすると思うので、そういう選手になりたい」と町田。苦境に立たされたチームを救うべく、誰よりも強い思いを見せる覚悟で松本戦のピッチに立つ。

     

    文:松尾祐希(エルゴラッソ千葉担当)

  • 北九州が迎える残留への正念場。“序盤の塁”に注目!

    北九州が迎える残留への正念場。“序盤の塁”に注目!

     前節のJ2第35節・東京V戦(1△1)で今季4ゴール目を挙げた北九州のFW小松塁。それ以外の3ゴールは、第1節の山形戦(1◯0)、第10節の讃岐戦(1△1)、第30節の熊本戦(6◯1)で挙げたもの。すべての試合で敗戦がないという、うれしい事実も分かるが、それ以外にも特徴的なことがある。それは得点時間だ。山形戦は76分だが、讃岐戦が2分、熊本戦9分、そして東京V戦が1分。つまり今季ここまでのゴールの75%が開始10分以内に挙げたゴールいうことだ。

     ちなみに昨季の小松の得点時間を調べてみると、全18得点のうち12点が後半に挙げたもので、これは全得点の66.7%にあたる。残り6点は前半に挙げたものだが、10分以内のゴールは第20節・岡山戦の2分だけ。ちなみにこの試合は2-3で敗れている。

     そういうデータを踏まえた上で、小松に今季ここまで序盤のゴールが多い理由を尋ねた。

    「序盤に特に“裏”を意識してプレーしていることが関係しているのかも。言い換えると、うまく集中して試合に入ることができているということ。注意していてもどうしてもスキが生まれるのが試合の序盤。そのスキを逃さないように、と思っているので、それがゴールにつながっているのかもしれない」

     度重なるけがでここまで思うように得点を積み上げられていない小松だが、試合を重ねるごとにコンディションは上がってきており、残留の正念場となるこれからの戦いでの活躍が大いに期待できる。“序盤の塁”に注目だ!

    文・写真:島田徹(エルゴラッソ北九州担当)

  • 今季の成績を「不甲斐ないと自分でも思っている」昨季J3得点王の山口FW岸田和人。高まるゴールへの欲求

    今季の成績を「不甲斐ないと自分でも思っている」昨季J3得点王の山口FW岸田和人。高まるゴールへの欲求

     昨季のJ3リーグ戦で34試合に出場し32得点を挙げ、リーグを席巻した山口のFW岸田和人は今季、けがに見舞われて苦しいシーズンを送っている。

     第35節を終えて19試合出場4得点の成績には、「相当、不甲斐ないと自分でも思っている」と言い、「けがを言いわけにしていた部分も多少自分の中にはあったけど、けがをしていたと言っても試合には19試合も出ているわけで、それで4点という数字は本当に少ない」と嘆く。しかし、だからこそゴールへの欲求は高まっている。「最低でも二ケタ」を目指し、残りのシーズンを背番号9は全速力で走り抜ける構えだ。

     度重なる負傷によってまだコンディションは万全とは言えないが、「気持ちの部分でフレッシュだし、気持ちを前面に出していきたい。そういうことが周りの人にも伝わるようなプレーができれば、自ずと良いプレーができると思う」と岸田は力強く語った。

     16日のJ2第36節・徳島戦では、先発出場の可能性が浮上している。2試合連続無得点のチームにあって背番号9に懸かる期待は大きくなるが、誰よりも期待しているのは岸田自身だろう。「チャンスが多くても点が入らないとダメだと思うし、点が入らいないのが誰のせいかと言えば、やっぱりFWのせい。結果でチームに貢献したいと思っている」。岸田はストライカーとしての責任を強く感じながら徳島戦に備えている。

     

    文:寺田弘幸(エルゴラッソ山口担当)

  • 今季は期限付き移籍で加入のG大阪FWアデミウソン、来季からの完全移籍が正式決定

    今季は期限付き移籍で加入のG大阪FWアデミウソン、来季からの完全移籍が正式決定

     G大阪は12日、今季はサンパウロから期限付き移籍で加入していたFWアデミウソン(22)が、来季からG大阪に完全移籍することが決定したと発表した。

     サンパウロの下部組織で育ったアデミウソンは、昨季、期限付き移籍で横浜FMに加入。ゲームメイクから得点までマルチな才能を発揮し、J1リーグ戦で33試合出場8得点の成績を残した。その活躍を受けて、今季からはG大阪に加入。ここまでJ1リーグ戦27試合に出場し7得点を挙げている。14年までは年代別ブラジル代表の常連で10番を背負っていた。

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