EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.10.13(Thu)

October
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  • 第1子の存在がG大阪・大森晃太郎の取材対応を変えた。ルヴァンカップ決勝戦への意気込みをキッパリ

    第1子の存在がG大阪・大森晃太郎の取材対応を変えた。ルヴァンカップ決勝戦への意気込みをキッパリ

     昨年の結婚後もマイペースを貫いていたG大阪の大森晃太郎だが、9月に誕生した第1子の長女の存在が大森の取材対応に変化をもたらしている。

     従来は、試合前の囲み取材でも「結果を出すだけです」とそっけなく応えるだけだった背番号19だが、最近は熱い言葉がつい口を突く。15日のルヴァンカップ決勝戦で対戦する浦和には2ndステージの大一番で敗れている(0●4)が、大森は「サッカー選手としてだけでなく、一人の男として何度も負けられないという気持ちはある」とキッパリ。父親になって初のタイトルを目指すルヴァンカップ決勝戦。2年前のナビスコカップ決勝での決勝点男は「見ている方にも熱いものが伝わるようにしたい」と力強く言い切った。

     

    文:下薗昌記(エルゴラッソG大阪担当)

  • 日本代表GK候補合宿にシュミット・ダニエル、櫛引政敏、中村航輔らが参加

    日本代表GK候補合宿にシュミット・ダニエル、櫛引政敏、中村航輔らが参加

     日本サッカー協会は17〜19日にJ-Green堺で行われる日本代表候補GKトレーニングキャンプのメンバーを発表した。

     11日まで行われていたW杯アジア最終予選の日本代表にも選出されていた東口順昭、西川周作のほか、林彰洋、シュミット・ダニエル、櫛引政敏、中村航輔の6名が選ばれている。シュミット、櫛引、中村の3名は日本代表候補初選出となる。

     ■日本代表候補 GKトレーニングキャンプメンバー

    東口 順昭(G大阪)      184cm/78kg 1986年5月12日生まれ

    西川 周作(浦和)       183cm/81kg 1986年6月18日生まれ

    林 彰洋(鳥栖)        195cm/89kg 1987年5月7日生まれ

    シュミット ダニエル(松本)  196cm/90kg 1992年2月3日生まれ

    櫛引 政敏(鹿島)       186cm/82kg 1993年1月29日生まれ

    中村 航輔(柏)        184cm/72kg 1995年2月27日生まれ

  • 豪州戦にフル出場した日本代表MF山口蛍がC大阪の紅白戦に早速出場。「鉄人だね(笑)」(大熊清監督)

    豪州戦にフル出場した日本代表MF山口蛍がC大阪の紅白戦に早速出場。「鉄人だね(笑)」(大熊清監督)

     13日、W杯アジア最終予選を戦う日本代表と韓国代表に招集されていたMF山口蛍とGKキム・ジンヒョンがそろってC大阪の全体練習に合流した。この日行われた紅白戦では、山口は2本目の途中まで、キム・ジンヒョンはすべてこなした。

     11日に行われたアウェイの豪州戦でフル出場した山口は中1日で疲労も心配されたが、「本人も『大丈夫です』ということだった。逆にこっちがセーブしないといけないくらい。鉄人だね(笑)」と大熊監督が目を細めたほどのタフさを見せた。

     代表選手二人の復帰で緊張感が増したこの日の紅白戦。2本目の途中には、失点後の味方のプレーに対して杉本健勇が熱くなる場面もあったが、「おとなしい選手が多いので、ああやって気持ちを表に出して表現するのは良いこと。逆効果なことさえ言っていなければ、何も問題はない」と大熊監督は話した。直近のリーグ戦2試合では、短時間で連続失点を続けているだけに、杉本が活を入れた格好だ。

     また、この日の紅白戦後には、全体のシュート練習に混じって、右足関節じん帯損傷の手術からリハビリ中の柿谷曜一朗が強めのシュートを打つ場面も見られた。「順調だけど、大切に」(大熊監督)。10月中旬に再検査したあと、11月上旬の実戦復帰を目指す。

     

    文・写真:小田 尚史(エル・ゴラッソC大阪担当)

     

  • FC東京サポのみなさん、16日は森村昂太を見に野津田にきませんか?

    FC東京サポのみなさん、16日は森村昂太を見に野津田にきませんか?

     FC町田ゼルビア後援会がJ2第36節・ホームでの熊本戦でユニークな企画を立ち上げた。

     それは、熊本戦が開催される16日(日)に公式戦のないJ1サポーター向けに、3つの条件を満たせば『くまもん』グッズがプレゼントされるという企画だ(http://fcmz-kouenkai.jp/topics/detail_116.html)。そのため、FC町田ゼルビア後援会はSNSなどを通じ、現在J1に所属しているクラブから移籍してきた選手の古巣クラブサポーターに対して、具体的な選手名を挙げて、当日の来場を呼びかけている。

     例えば、ボランチの森村昂太は、2007年〜2008年までFC東京に在籍したため、FC東京サポーターが企画対象となる。

     なお、森村はFC東京での2年間におけるキャリアを「プロとしての自覚が甘く、もっとやっておけば良かったと、『後悔』という言葉が残っている」と振り返る。とはいえ、在籍当時、元日本代表MF福西崇史や羽生直剛ら、偉大な先輩に囲まれてプロとしての日々を過ごす中で、「(彼らの)背中を見られたことは、僕のキャリアの中で大きな財産になった」という。

     森村が“トーキョー”を離れて8年。かつて青赤のユニフォームに袖を通していた森村の“現在地”を、今週末の熊本戦で確認してみてはどうだろうか。

    文:郡司聡(エル・ゴラッソ町田担当)

  • 千葉の岡本昌弘が京都戦後の騒動を語る。「僕はサポーターを対等に見ている」

    千葉の岡本昌弘が京都戦後の騒動を語る。「僕はサポーターを対等に見ている」

     J1昇格プレーオフ進出を目指す千葉は前節のJ2第35節、6位・京都との直接対決に敗れた(0●3)。その結果、試合後にスタンドからブーイングが飛び、熱くなった一部の選手とサポーターが口論になる事態も発生した。

     その事態に関して当事者であるGK岡本昌弘が、12日の練習後に思いを吐露した。まず、事態が起こったときにチームの生え抜きでもある守護神は「団長さんが『ヴェルディ戦も群馬戦もそうだし、どうしてくれるんだ』と話していた。そこは本当にそのとおりだと思って話を聞いていた」とのこと。ただ、その直後に罵詈雑言や不適切な行動がサポーター側から行われた。これで岡本の感情は沸点に到達。その結果、サポーターに不適切な言動で反応してしまい、「本当にすみませんでしたとしか言えない」と素直に非を認める騒動へと発展した。

     しかし、「サッカー選手はサッカーでしか示せない」と前置きをした上で、「サポーターに言われたままなのはイヤ。お互い思っていることはあるなら言えばいい。あそこで言うのは良くないけど。それくらい僕はサポーターを対等に見ている」と岡本は語る。だからこそ、「ちゃんとした話をしないといけない」と語り、サポーターと選手の関係性を深めていくためのコミュニケーションが必要だと強調した

     「みんな一生懸命やっていて、誰も負けたくないと思っている。やっぱり、やっている人は悔しいし、ベンチの自分も悔しいし、応援している人も悔しい」と岡本。苦境に立たされているが、サポーターと選手が一致団結することがいまの千葉には必要だ。

    文:松尾祐希(エル・ゴラッソ千葉担当)

  • 中断期間の利。負傷者続々復帰で激化する仙台のチーム内競争

    中断期間の利。負傷者続々復帰で激化する仙台のチーム内競争

     J1リーグ戦中断期間に、仙台のチーム内競争が激しさを見せている。

     仙台は2nd第14節・鳥栖戦(3○2)で6試合ぶりに勝利し、中断期間を迎えた。DF大岩一貴は「勝ったことで、良い雰囲気でお互いを高められるが、こういう結果を出さないことには、『内容が良い』とは言えない。全部のプレーの精度を上げたい」と、残された3試合の中でチームも自らもより高めようと意気込んでいる。

     チームのレベルを高める上で必要なことの一つが、活発なチーム内競争だ。この中断期間の仙台では、その競争が激化している。

     要因は今季をとおして多かった負傷離脱者の復帰。今週はDF石川直樹、MF野沢拓也、FWウイルソン、FW金久保順が全体練習に復帰した。中断前に3試合連続で先発出場のチャンスをつかんだFW西村拓真も、「こうしてけが人が戻ってきてみんなで練習できている中では、自分は危機感のほうが強い」と油断はない。

     一方、復帰する側では、MF佐々木匠(写真)は「これまで経験のないほどサッカーをできない期間が続いたことで、危機感は強かった」と不安もあったが、練習に復帰したいまは「多くの方の励ましもあって、ピッチ上で恩返しをしたい思いが強い」とメンタル面での変化を口にする。「一つひとつのぶつかり合いの場面にこそ、気持ちの強さが表れる」と、タフになったところをプレーで表現するためにも、公式戦復帰を目指す。

     激化した競争が、仙台というチームにさらなる成長をもたらす。

  • J2通算200試合出場を達成した松本MF工藤浩平。新たなスタートとなる201試合目は古巣・千葉との対戦

    J2通算200試合出場を達成した松本MF工藤浩平。新たなスタートとなる201試合目は古巣・千葉との対戦

     前節・岡山戦(1△1)の出場で、J2リーグ通算200試合出場を達成した工藤浩平。一つの区切りとなる大記録だが、「試合当日にスタジアムに来てから言われたので、正直なところ実感はない」と本人は自然体そのもの。試合中には千葉時代のチームメートだった竹田忠嗣にも祝福されたというが、そのミレニアムゲームを自らのゴールで祝うあたりも工藤らしい。

     もちろん、200試合はあくまで通過点。「僕の先輩には阿部くん(勇樹・浦和)や佐藤寿人くん(広島)のように、もっと試合に出ている人もいる。その人たちに近付けるように、もっともっと頑張りたい」

     新たなスタートとなる201試合目は、古巣の千葉との激突。勝手知ったるスタジアムで思い入れのあるチームとの対戦となるが、もちろん欲するのは勝ち点3。現在3試合連続ゴール中と絶好調だけに、4戦連発で勝利を引き寄せたい。

    文:多岐 太宿(エル・ゴラッソ松本担当)

  • 天井知らずの成長を見せる徳島のDF広瀬陸斗。その要因は「先生のおかげ」

    天井知らずの成長を見せる徳島のDF広瀬陸斗。その要因は「先生のおかげ」

     成長が止まらない徳島のDF広瀬陸斗。その要因は「試合に出場させてもらっていることと、先生のおかげ。先生あっての自分っす!」。

     ここまでJ2リーグ戦で34試合3,052分に出場している広瀬だが、3,052分は現時点でのチーム最長記録。自身は今季最も成長していると感じる部分について「試合勘と体の大きさ」と言う。

     試合勘については「相手のプレッシャーなどは、やはり練習では感じられない部分がある。スタジアムでのメンタルの保ち方もプレーに影響すると思うが、そういったところの感覚もそう」と、成功も失敗も含めて出場し続けることで得られた経験が成長を加速させているようだ。

     もう一つの「体のでかさ」というのは、フィジカル面でも当たり負けしないように意識して続けている筋トレのこと。そして、そのトレーニングを支えているのが、広瀬が「先生」と呼ぶ人物。藤原広太朗だ。13日には「少し(筋トレの)メニューを変えてみようと思っているから」(藤原)と、いつも以上に先生の雰囲気が出ていた。受講料はいまのところ無料のようだ。

     

    文・写真:柏原敏(エルゴラッソ徳島担当)

  • 甲府のエース候補・森晃太が“香川真司と清武弘嗣”を超えた!?

    甲府のエース候補・森晃太が“香川真司と清武弘嗣”を超えた!?

     韮崎の練習場は遊具が充実した広い公園と隣接していて、公園に遠足で来ている園児たちが練習を見に来ることが珍しくない。10月13日の練習後、見学していた北杜市から来た園児たちに甲府の佐久間悟監督が「ピッチに入っていいよ」と声を掛けると100人近い園児が一斉に出撃。そして、ドリブルの自主練習をしていた森晃太に一斉に群がり始め、森が逃げる、逃げる、逃げる。この光景が2013年末のTBSの特番『香川真司と清武弘嗣vs小学生55人』と非常に似ていた。記者が森に「100人くらいいるから香川を超えたな」と伝えると、森は「向こうは小学生でしょ。小学生はボールに足を出してくるけど、保育園の子は足が出ないから向こうのほうが難しいですよ」と真面目に返答した。

     J1残留に向けて次節・福岡戦が重要な甲府。100人の園児相手にボールキープの練習ができた森にシーズン最後のブレークスルーがあるのか。園児のピュアな姿がチャンスをなかなか生かせずにくすぶる森の心に新たな活力をくれたと信じたい。

    文:松尾潤(エルゴラッソ甲府担当)

  • 二ケタ得点達成の熊本・清武功暉、目指すはまだ先

    二ケタ得点達成の熊本・清武功暉、目指すはまだ先

     前節、8試合ぶりの得点を挙げて、目標だった2桁ゴールを達成した熊本の清武功暉。「安堵感はあります」と言うが、まだ満足はしていない。というのも、「去年は半分(19試合)で7点取ったので、今年は倍の14点取らないといけない」と自らに課しているからだ。

     ペースとしては2試合に1点以上取らなければいけない計算になるが、清武自身の動き出しと、パスの出し手とのタイミングやイメージは共有できるようになりつつある。

    「(上村)周平にはいつも要求しているし、SBにはえぐらずに早めに(クロスを)入れていいと話してます。ニアを狙って飛び込めば前節のような形もあるし、こぼれれば(村上)巧君のミドルもある」

     次節も含め残りは7試合。決して可能性は低くない。

    文:井芹貴志(エルゴラッソ熊本担当)

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