EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.10.25(Tue)

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  • 日テレのMF阪口夢穂が2年連続でなでしこリーグ1部のMVPに輝く! ベストイレブンは優勝した日テレが守備陣を独占

    日テレのMF阪口夢穂が2年連続でなでしこリーグ1部のMVPに輝く! ベストイレブンは優勝した日テレが守備陣を独占

     2016プレナスなでしこリーグおよび2016プレナスチャレンジリーグの表彰式が25日、都内ホテルにて行われ、今季の最優秀選手賞(MVP)、ベストイレブンなど各賞が発表された。

     なでしこリーグ1部のMVPは、日テレの2連覇に貢献したMF阪口夢穂が、2年連続2回目の受賞となった。

     今季のリーグ全18節にフル出場し、7得点を決めるなど活躍した阪口は「喜びよりも驚きのほうが強いのが率直な気持ち。感無量」と驚きを含めながら話し、「あくまでチームの目標は(リーグカップと皇后杯を含めた)3冠。シーズンの最後まで頑張っていきたい」と、今週末に2回戦を迎える皇后杯を見据えた。

     ベストイレブンには、優勝チームの日テレから最多の7人が選出され、GKとDFは、全18試合で8失点の強固な守備を形成した日テレが独占。DF岩清水梓は11年連続11回目の受賞、MF籾木結花は初受賞となった。準優勝のI神戸からは、MF鮫島彩のみが選ばれた。

     得点王は、ベストイレブンにも入ったFW田中美南(日テレ)が初受賞。1部リーグ1年目ながら台風の目となったAC長野からは、得点王争いをしたFW横山久美が、敢闘賞とベストイレブンに選ばれた。

     新人賞は、I神戸でボランチとして17試合に出場した、U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)のMF杉田妃和が選ばれた。

     なでしこリーグ2部のMVPはMF尾山沙希(ノジマ)、チャレンジリーグのMVPはMF松長佳恵(オルカ)が、いずれも初受賞した。

     

     

    各受賞一覧は以下の通り。

     

    【なでしこリーグ1部】
    ●最優秀選手賞(MVP)

    MF 阪口夢穂(日テレ/2回目)

     
    ●ベストイレブン

    GK 山下杏也加(日テレ/2回目)

    DF 村松智子(日テレ/2回目)

    DF 岩清水梓(日テレ/11回目)

    DF 有吉佐織(日テレ/4回目)

    MF 阪口夢穂(日テレ/6回目)

    MF 籾木結花(日テレ/初)

    MF 川村優理(ベガルタ/2回目)

    MF 鮫島彩(I神戸/2回目)

    MF 上尾野辺めぐみ(新潟L/5回目)

    FW 田中美南(日テレ/2回目)

    FW 横山久美(AC長野/初)

     
    ●得点王(18得点)

    FW 田中美南(日テレ/初)

     
    ●新人賞

    MF 杉田妃和(I神戸)

     
    ●敢闘賞

    FW 横山久美(AC長野/初)

     
    ●優勝監督賞

    森栄次(日テレ/4回目)

     

     

    【なでしこリーグ2部】
    ●最優秀選手賞(MVP)

    MF 尾山沙希(ノジマ/初)

     
    ●得点王(11得点)

    FW パオ ミッシェル(ノジマ/初)

    FW 南野亜里沙(ノジマ/初)

    FW 植村祥子(F日体大/初)

     
    ●新人賞

    MF 高木ひかり(ノジマ)

     

     

    【チャレンジリーグ】
    ●最優秀選手賞(MVP)

    MF 松長佳恵(オルカ/初)

     
    ●得点王(14得点)

    FW 平野麻美(ボニータ/初)

     
    ●新人賞

    FW 三堀静佳(大和S)

     

     

    【特別賞】
    ●200試合出場達成選手

    MF 上尾野辺めぐみ(新潟L/2016年3月27日達成)

    FW 深澤里沙(ジェフL/2016年4月29日達成)

    MF 阪口夢穂(日テレ/2016年10月15日達成)

    DF 加戸由佳(湯郷ベル/2016年10月23日達成)

     
    ●最優秀審判賞

    梶山芙紗子(初)


    文:馬見新 拓郎    写真:岩田 陽一

    日テレのMF阪口夢穂が2年連続でなでしこリーグ1部のMVPに輝く! ベストイレブンは優勝した日テレが守備陣を独占

    日テレのMF阪口夢穂が2年連続でなでしこリーグ1部のMVPに輝く! ベストイレブンは優勝した日テレが守備陣を独占

  • J2降格が決まった湘南の曺貴裁監督。サポーターの声援を「今後の力としていかなければいけない」

    J2降格が決まった湘南の曺貴裁監督。サポーターの声援を「今後の力としていかなければいけない」

     22日の前節・大宮戦に敗れ、来季のJ2降格が決まった湘南。練習試合と1日のオフを挟んで行われた25日の練習後、曺貴裁監督がサポーターへの思いとリーグ戦残り2試合への意気込みを語った。

     前節・大宮戦は、湘南が残留するためには勝利が絶対条件だった。しかし、リードを奪われる展開に終始し2-3の敗戦。今季の16位以下が確定し、来季のJ2降格が決まった。それでも最後まで声援を送り続けたサポーターに対して、曺貴裁監督は感謝の言葉を述べる。

    「最後、あの試合に勝ってもほかのチームが勝ち点を積み上げれば降格が決まってしまうという状況の中で、本当に『あきらめない』という気持ちにさせてくれたのはサポーターの声援のおかげだったと思う。昇格して、1年残留して、そのあとに降格したときのショックというのは、上がってすぐに落ちるよりも脱力感が大きいなと感じた。それは応援してもらっているサポーターも同じ気持ちだと思う。その中でもああいった声援で送り出してもらったのは、われわれの今後の力としていかなければいけない」

     サポーターのために、残された試合は全力で勝利をつかみにいく必要がある。切り替えの難しい状況ではあるが、指揮官は選手たちにこんな言葉をかけている。

    「降格してしまった事実は変わらないのだから、未来に向かっていかなければいけない。それはこのクラブに所属しているプロとしてやらなければいけないし、ピッチの中の温度は変えてはいけないよと(言った)。しっかり地に足をつけてやっていきたい」

     週末に迎える甲府との一戦は、今季のホーム最終戦となる。チーム一丸となって相手を打ち破り、勝利のダンスをサポーターとともに踊りたい。

    文:林遼平(エル・ゴラッソ湘南担当)

  • 新潟・片渕浩一郎監督の襟元で輝いた『28』のピンバッチ

    新潟・片渕浩一郎監督の襟元で輝いた『28』のピンバッチ

     新潟の片渕浩一郎監督にとって、ホーム初采配となったJ1・2nd第15節・浦和戦(1●2)。この日、着ていたオフィシャルスーツの襟元には、新潟のチーム章とともに、数字の『28』が輝いていた。『28』は、急性白血病の治療を続けている早川史哉の背番号。早川は、片渕監督が新潟ユース(現・U-18)で監督を務めていたときの教え子でもある。

     初陣となったJ1・2nd第14節・磐田戦(2○1)はジャージだった。スーツで初めて試合に臨むことを決めた浦和戦の前日、「襟にクラブのマークをつけるなら、ほかにも何かつけられる。カメラにも写る」と思い立ち、急きょ広報室長をとおして『28』のピンバッジを手配したとのこと。地元業者の協力もあり、当日に間に合わせることができた。

     早川本人には、特に伝えてはいない。「テレビを見て、気付いてくれたらいいなと思って」と微笑む。別の場所で戦い続ける早川の思いも胸に抱きながら、指揮官はチーム一丸でJ1残留を目指す。

    文・野本桂子(エル・ゴラッソ新潟担当)

  • U-20W杯出場を手繰り寄せた小川航基の活躍を磐田・名波監督も称賛

    U-20W杯出場を手繰り寄せた小川航基の活躍を磐田・名波監督も称賛

     磐田の名波浩監督は25日、U-19日本代表FW小川航基のプレーを称賛した。

    AFC・U-19選手権を戦っている内山篤監督率いるU-19日本代表は、24日の準々決勝・タジキスタン戦に4-0で勝利し、5大会ぶりとなるU-20W杯出場を決めた。

     この試合で小川航は2得点を挙げるなど、エースストライカーとしての役割を存分に果たしている。大会のここまでを見ても、背番号9を背負うエースのパフォーマンスは高い。

     名波監督は“愛弟子”について「素晴らしい。毎試合シュートも打てているし、前線でのポストプレーも非常に良い」と評価する。磐田での練習後には、毎回居残りでシュートを打ち込んできた。その成果はアジアの舞台でも確かに発揮された。

      J1残留争いを戦うサックスブルーだが、異国で戦うルーキーの奮闘を明るい材料としたいところだ。

     

    文:青木務(エルゴラッソ磐田担当)

  • 横浜FMユースのGK原田岳とMF吉尾海夏が来季トップチームに昇格

     横浜FMは25日、ユース所属のGK原田岳とMF吉尾海夏が、来季よりトップチームへ昇格することが決定したと発表した。

     原田はジュニアユースから、吉尾は小学4年生からの生え抜き選手。二人はクラブを通じて、「GKとして日本のサッカーを引っ張っていける選手になりたいです。これまでお世話になった方々への感謝の気持ちを忘れずに、1年目から試合に出られるように頑張っていきたいと思います」(原田)、「これまで支えてくださったすべての方々への感謝の気持ちを忘れず横浜FMの名に恥じないような選手になれるように頑張るので応援よろしくお願いします」(吉尾)と意気込みを語った。

  • 元なでしこジャパン監督の佐々木則夫氏が大宮のアドバイザーに就任

    元なでしこジャパン監督の佐々木則夫氏が大宮のアドバイザーに就任

     大宮は25日、クラブの初代監督であり、日本女子代表監督として女子W杯優勝などを果たした佐々木則夫氏が、今年11月1日からトータルアドバイザーに就任すると発表した。

     佐々木氏は、これまで培ってきた経験やノウハウを生かし、クラブ運営を幅広くサポートしていく予定。


    <佐々木 則夫氏 プロフィール>

    ■生年月日:
    1958年5月24日(58歳)

    ■出身地:
    山形県

    ■選手歴:
    帝京高等学校 - 明治大学 - 電電関東/NTT関東サッカー部

    ■指導歴:
    1996年~1998年 NTT関東サッカー部/大宮アルディージャ監督
    1999年~2001年 大宮アルディージャ 強化・普及部長
    2002年~2003年 大宮アルディージャ 普及部長
    2004年~2006年 大宮アルディージャ ユースチーム監督
    2006年~2007年 なでしこジャパンコーチ、U-15/U-16日本女子代表監督
    2007年 なでしこジャパンコーチ、U-19/U-20日本女子代表監督
    2008年~2010年 U-19/U-20日本女子代表監督
    2008年~2016年 なでしこジャパン(日本女子代表)監督

  • 大分の佐藤昂洋が右ひざ外側半月板損傷で全治12週間

     大分は25日、DF佐藤昂洋が大分市内の病院で検査を受けた結果、右ひざ外側半月板損傷で全治12週間と診断されたと発表した。佐藤は経過を見ながらリハビリを実施していく。

  • 清水ユースの大型CB立田悠悟が来季トップチームに昇格

     清水は25日、ユース所属のDF立田悠悟の来季加入内定を発表した。

     立田は地元の静岡市出身でジュニアユースからの生え抜き選手。今年のクラブユースサッカー選手権(U-18)大会準優勝にも貢献した、189cmの長身CBに大きな期待が懸かる。

  • 退団を発表したキム・ミヌへ。鳥栖の同期二人が思いを語る

    退団を発表したキム・ミヌへ。鳥栖の同期二人が思いを語る

     今季限りでの退団が発表されたキム・ミヌへ同期が思いを語った。

     2010年に韓国・延世大を中退して鳥栖に加入したキム・ミヌだが、同じ年に加入した同期には豊田陽平、早坂良太、丹羽竜平(千葉)、藤田直之(神戸)ヨ・ソンヘ、木谷公亮(鳥栖コーチ)など11年のJ1昇格の原動力となった面々がそろう。しかし、現在では移籍などもあり、鳥栖に選手として残っているのは豊田と早坂、そしてキム・ミヌの3人のみとなった。

     キム・ミヌ自身も思い出を振り返りながら「そういう世界だから仕方ないけど、そう言われたら寂しい。次は自分がそうなりますね」と切ない表情を見せた。苦楽を共にしてきただけに、この同期たちの結び付きは強い。

     今季、練習のランニングで豊田は常にキム・ミヌと二人で先頭に立ち、チームを引っ張ってきた。その思いについて「そこは一緒に引っ張っていけたらなと。ずっとやってきた藤田(神戸)が抜けたぶん、逆に言ったら、そういった部分を藤田に頼り過ぎていたのかなという思いもありますけど、そこを二人でうまく分担しながらやっていければと思っていた」と豊田は話す。

     また、早坂も「一緒に戦ってきた戦友だし、ミヌが病気だったり、けがだったり辛い時期もあったし、チームとしてもいまほど整っていない環境のころから一緒にやってきた。自分にとってミヌの存在はデカいですよ」と思い出を振り返り、切なさを募らせていた。

     しかし、豊田は「最後だからといって特別なことはできない」とこれまでどおりの姿勢を強調する。また、早坂は「自分が次、試合に出ることになれば負担を減らしてあげられるようにしたい」と話す。去りゆく同期への思いを胸にどんなプレーが生まれるのだろうか。

    文・写真:杉山文宣(エル・ゴラッソ鳥栖担当)

  • 世界行きを決めたエースFW小川航基。「プレッシャーはあったし、ホッとしている。ここまで来たら必ず優勝する」

    世界行きを決めたエースFW小川航基。「プレッシャーはあったし、ホッとしている。ここまで来たら必ず優勝する」

     AFC・U-19選手権準々決勝でU-19タジキスタン代表を4-0で破り、5大会ぶりのU-20W杯出場権を手にしたU-19日本代表。
     内山篤監督は「選手がいろいろなプレッシャーがあった中で意図したものをよく出して頑張ってくれた」と世界行きを決めた選手たちを労った。タジキスタン戦で2ゴールを決めたエースストライカーのFW小川航基(磐田)は「(5大会ぶりのU-20W杯出場が懸かった試合で)プレッシャーもあったし、ホッとしている。前々回、前回の試合で得点を挙げられずチームに迷惑をかけていたので、こういった試合で得点できたのは良かった」と安堵の表情を見せた。

     世界大会行きを決めるとともに5大会ぶりの準決勝にも駒を進めた日本。対戦相手は準々決勝で開催国のバーレーンを破ったベトナムとなる。今大会の日本の最高成績は準優勝でまだ優勝の経験がない。小川は「ここまで来たら優勝するべきだと思うし、必ず優勝します」と力強く宣言した。

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