EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.11.17(Thu)

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  • 前節、24試合ぶりに先発を果たしたC大阪・柿谷曜一朗が紅白戦でゴール。ワンタッチでのパス交換比率も増加

    前節、24試合ぶりに先発を果たしたC大阪・柿谷曜一朗が紅白戦でゴール。ワンタッチでのパス交換比率も増加

     17日、C大阪は今節の熊本戦へ向けて紅白戦を行い、3-0でAチームが勝利した。得点者は柿谷曜一朗、澤上竜二、清原翔平の3選手。

     前節の東京V戦に続き、FWで先発組に入った柿谷は、「質に加えて量も上げていってほしい」という大熊清監督の要求に応え、時に2トップの一角として、時に1トップとして攻撃をけん引。チーム全体として縦への推進力が高まり、ワンタッチでのパス交換比率も増加したことで、いわゆる“セレッソらしい”攻撃も随所に見られた。

    「(柿谷は)まだ様子を見ながら周りを使って、という部分もあるけど、ミスなく収まるし、ずっとやっているから二人だけの関係でも前に行ける。やっぱり(柿谷は)スーパーな選手だし、(チームとしての攻撃に)手ごたえは感じている。あとはそれをいかにゴールに結び付けるか」と山口蛍。また、最後尾からチームをまとめた藤本康太も、「いつもどおりになってきたな、と(笑)。ああやってテンポよく回すことでリズムも生まれるし、守備にも影響する。あのテンポを作ってくれている曜一朗や蛍、(杉本)健勇のプレーは重要になってくるし、僕らもそのリズムに乗って、良い守備をしたい」と話す。

     今季の順位は4位で確定しているとはいえ、J1昇格プレーオフへ向けて攻守に質を高めていきたいC大阪。ホーム最終戦でもある今節の熊本戦は、内容も含め、チームに勢いが生まれる勝利をつかみたい。

    文:小田尚史(エルゴラッソC大阪担当)

  • 千葉のMF佐藤勇人復活の裏に息子のアシストあり

    千葉のMF佐藤勇人復活の裏に息子のアシストあり

     前節の札幌戦(1●2)は前々節の金沢戦(2◯1)で負傷したため欠場することになったが、千葉のバンディエラ・佐藤勇人が好調を維持している。

     今季の佐藤勇はコンディションが整わず開幕からベンチに甘んじていた。しかし、最終盤に差し掛かった第38節・長崎戦(0△0)でスタートからピッチに立つと、全盛期を彷彿とさせるプレーを披露。勇猛果敢に攻め上がるとフィニッシュにまで絡み、チームの心臓として躍動した。すると、そこから3試合連続で先発出場を果たし、復活を印象付けた。

     まさに“佐藤勇人ここにあり“というプレーを見せた背番号7。ただ、その裏には息子のアシストがあった。

     「チームが4連敗して、長崎戦でスタートから出ることになったときに、長男がたまたま昔のDVDをいきなり見出した。それはオシムさんが監督をしていたときの試合だったんですけど、僕もそれをボーっと見ていたら、自分のポジションはどこ? というくらいにペナルティーエリア内へ入っていて、守備のときもしっかりと戻っていた」(佐藤勇)。

     これをきっかけに自らを見つめ直し、本来の動きを取り戻した佐藤勇。けがも癒え、17日の練習でも軽快な動きを見せていただけに、最終節の讃岐戦でも期待せずにはいられない。佐藤勇は息子とともに取り戻したプレーで、チームの勝利に貢献することを誓う。

    文・松尾祐希(エルゴラッソ千葉担当)

  • 天皇杯準々決勝以降のマッチスケジュールが決定

    天皇杯準々決勝以降のマッチスケジュールが決定

     日本サッカー協会は17日、天皇杯準々決勝以降のマッチスケジュール(キックオフ時間、試合会場)を発表した。

     準々決勝は12月24日に行われ、準決勝は12月29日に開催される。

     市立吹田サッカースタジアムで開催されることが決まっていた決勝は2017年1月1日の14:00キックオフとなる。

     準々決勝以降のマッチスケジュールは以下のとおり。

     

    【準々決勝】            
    【81】 12月24日(土) 13:00 横浜FM vs G大阪 日産ス
    【82】 12月24日(土) 13:00 鹿島 vs 広島 カシマ
    【83】 12月24日(土) 16:00 大宮 vs 湘南 NACK
    【84】 12月24日(土) 16:00 FC東京 vs 川崎F 味スタ
    【準決勝】            
    【85】 12月29日(木) 13:05 【81】の勝者 vs 【82】の勝者 ヤンマー
    【86】 12月29日(木) 15:05 【83】の勝者 vs 【84】の勝者 日産ス
    【決勝】            
    【87】 1月1日(日・祝) 14:00 【85】の勝者 vs 【86】の勝者 吹田S
  • 一部報道で来季、山形監督リストアップの最有力候補とされた木山隆之監督「まずはクラブ(愛媛)と話をしていかないと」

    一部報道で来季、山形監督リストアップの最有力候補とされた木山隆之監督「まずはクラブ(愛媛)と話をしていかないと」

     先日、山形が来季の監督候補として愛媛・木山隆之監督を最有力でリストアップしていると一部報道であったが、それを受けて木山監督は17日の練習後に取材に対応した。

     山形からオファーがあった事実に関しては「それは言えない」と明言を避けたが、複数のクラブからオファーがあったことを明かし、すでに「断ったオファーもある」という。

     現所属クラブとの道理を通すために「(外部のクラブと話を進める前に)まずはクラブと話をしていかないと」と最優先は愛媛に残るかどうかの話し合いとしているが、各クラブはこれからチーム編成作業に入っていくため、「遅くなるのはお互いにとって良くない。早く決断をしなくては」と早急に結論を出したい考えを持つ。

     現状では「正直、何も決めていない」とのことだが、決断については「クラブにとってもそうだし、僕にとってもそう。いろんなことをトータルで考えて決めないと」と、その見極めには慎重さも必要だとしている。

     木山監督は昨季愛媛の指揮官に就任。1年目でクラブ史上初のJ1昇格プレーオフ進出に導き、今季はプレーオフ進出こそ逃したが、リーグ10位以上、2年連続でのシーズン勝ち越しを確定させている。その高い手腕ゆえにこの日の練習後にはサポーターから“来年もよろしくお願いします!”と懇願される場面もあった。

    文・写真:松本隆志(エルゴラッソ愛媛担当)

  • 長島裕明監督×小林伸二監督。迫る徳島の新旧監督対決

    長島裕明監督×小林伸二監督。迫る徳島の新旧監督対決

     今季J2最終節、徳島のホームで開催される注目の一戦。徳島の対戦相手である清水は8連勝中。J1自動昇格に王手をかけ、J2リーグの注目の的だ。リーグ状況を整理すると、1位・札幌が勝ち点84、2位・清水が勝ち点81、3位・松本が勝ち点81。各会場の試合結果にもよるが、得失点差で圧倒的優位の清水が勝ち点で並べば、どの相手も上回り、優勝の可能性もある。

     そして、この大一番で清水の小林伸二監督に立ち向かうのが長島裕明監督。両者は徳島の新旧監督であり、08年には山形、13年には徳島を監督とコーチという関係でJ1昇格へ導いた名コンビでもある。言わば、お互いの手の内を知り尽くした仲。いや、監督という立場で言えば、小林監督はまだ長島監督の手の内を知らないかもしれない。それだけに、両者の駆け引きが楽しみで仕方がない。

     長島監督は「(J1)昇格に切羽詰まっているというより、優勝して上がろうという感じが伝わってきます」と清水の好調ぶりを言葉にしながらも、「どんなチームも必ずスキがある」。そのためには、「僕たちがチャレンジャー精神を忘れずに持つことが大事なことです」と説いた。

     昨日リリースがあったが、長島監督が指揮を執るのは今季限り。主将の濱田武が「思い切って悔いのないように。長さん(長島監督)のためにも勝って終わりたい」と言葉にしたとおり、何としてでも勝利で飾って送り出してほしい。

    文・写真:柏原敏(エル・ゴラッソ徳島担当)

  • 横浜FCを契約満了となった内田智也と市村篤司が現役続行を示唆

    横浜FCを契約満了となった内田智也と市村篤司が現役続行を示唆

     横浜FCは17日、内田智也、市村篤司、ロク・シュトラウス、アン・ヨンハの4選手について、来季の契約を更新しないことを発表した。今月に入って個別にその旨が伝えられていたが、クラブ関係者によれば「ホーム最終戦前での発表も考えたが、それを希望しない選手もいた」という。来週23日には年末恒例のイヤーエンドパーティーも開催されることから、このタイミングでの発表となったようだ。

     練習後に話を聞けた範囲では、市村は「もちろん現役続行です」と、力強く宣言。「まだどことは言えないけど、興味を持ってくれているチームがある。来年も同じカテゴリーで対戦できるんじゃないかな」と話した。内田も「J2か、J3でも昇格を狙えるチームで」現役を続けたいとしながらも、「家族もいるし、少し考えたい」と慎重だった。「将来的には指導者として、という話もいただいた」そうで、12月に入ってB級ライセンスの講習会に参加する予定だ。ロク・シュトラウスとアン・ヨンハに関しては、また追ってお伝えしたい。

    文:芥川和久(エルゴラッソ横浜FC担当)

  • J2優勝&J1自動昇格が懸かる20日の最終節に向け、札幌の四方田監督は手ごたえ。札幌で指導者研修中のゴン中山もパワー注入!?

    J2優勝&J1自動昇格が懸かる20日の最終節に向け、札幌の四方田監督は手ごたえ。札幌で指導者研修中のゴン中山もパワー注入!?

     20日のJ2最終節・金沢戦(札幌ドーム)を前に、四方田修平監督は練習中の選手たちの雰囲気から手ごたえを得ている様子だ。「次の試合で決めてやろう、というのが選手たちから伝わってくる」と41試合を終えて首位に立つ選手たちのメンタリティーを称えた。札幌は最終節で引き分け以上の結果を残せれば、J2優勝とJ1昇格が決定する。

     そして16日からは12年まで在籍したアスルクラロ沼津の元日本代表FW中山雅史がS級ライセンス取得に必要な国内研修のため練習指導に参加しており、「(中山は)太陽みたいな人。熱気が伝わってくる」(四方田監督)と、日本サッカー界屈指の熱い男からもパワーを注入された様子だ。

     

    文:斉藤 宏則  写真:小林 学

  • 北九州の金太郎・福田俊介。気配りのコーチングでJ2残留に導く

    北九州の金太郎・福田俊介。気配りのコーチングでJ2残留に導く

     『気は優しくて力持ち』とうたわれたのは、足柄山の金太郎だったか。古き良き時代の理想的な男子像としても使われたこのフレーズがぴったりとくるのが北九州の福田俊介だろう。

     7月末にJ1の大宮から期限付き移籍で加入すると西嶋弘之とCBとしてコンビを組み、守備の安定化に貢献した。190cm近い長身と、90kgのがっしりとした体躯を生かしたディフェンスはまさに迫力満点。そんなハードなプレーとは裏腹に性格は実に温厚で、それは最終ラインの選手にとってとても大切な『コーチング』の考え方にも表れている。

    「例えばミスをした選手に『何やってるんだ、しっかりしろ』とは言わない。みんなミスをしたくてしているわけではないし。それよりもポジティブなほうに向かうことができる声掛けが大事だと思う。『次は後ろで取るから切り替えて行こう』とか『積極的に行って点を取ろうぜ』とかね」

     最終節にJ2残留を懸ける北九州。周囲を気持ち良くプレーさせることで生まれる効果を大事にしたいと考える巨漢CBの存在は、追い込まれた状態で試合に臨む現状だからこそ、余計に貴重になるのではないか。

    文・写真:島田徹(エルゴラッソ北九州担当)

  • 川崎FのFW大久保嘉人、秋田MF川田の引退コメントについて「アイツがそういうふうに言うと思わなかった。だから、うれしかったよ」

    川崎FのFW大久保嘉人、秋田MF川田の引退コメントについて「アイツがそういうふうに言うと思わなかった。だから、うれしかったよ」

     川崎FのFW大久保嘉人が16日に現役引退を発表した秋田のMF川田和宏について思いを口にした。

     16日、川田の引退がクラブより公式に発表されたが、「大久保嘉人の存在があったから、今まで頑張って来ることができました」という本人コメントもそえられていた。二人は国見高時代の同級生であり、大久保は川田のことを小学校から知っていた。「アイツはズバ抜けていた」と当時を振り返り、川田は中学3年の時点で高校生の中に混じってプレーをしていたという。それを大久保は応援をする立場だった。しかし、エリートだった川田を大久保は追い抜いていく。「それもあるからすごく俺にライバル意識を持っていて、練習中から互いに削り合う」関係だったと振り返る。

     その川田は国見高を卒業後、福岡大へ進み、大分や鳥取を経て、11年より秋田でプレー。そしてこの度、12年間の現役生活にピリオドを打った。

     大久保は引退が発表される前日に川田から着信を受けており、「珍しいな」と感じたそう。その後、かけ直すも出ず、折り返しがかかってきたときには今度が大久保が出られず…と続いたのだが、16日にやっとつながり、本人から引退する旨を告げられたと言う。そして同時に、自身の名前をコメントに出されることも伝えられたようだ。

     「アイツがそういうふうに言うと思わなかった。言いそうにないので。だから、うれしかったよ」

     寂しさも漂わせていたが、かつての盟友が残した最後の粋な計らいに対してうれしさを隠せない様子だった。

    文:竹中 玲央奈(エル・ゴラッソ川崎F担当)

  • 原口元気はヘルタの誇り!日本代表での連続ゴールを喜ぶダルダイ監督

    原口元気はヘルタの誇り!日本代表での連続ゴールを喜ぶダルダイ監督

    ヘルタ・ベルリンを率いるパル・ダルダイ監督は、FW原口元気の代表での活躍ぶりを喜んでいるようだ。ドイツ誌『キッカー』がハンガリー人指揮官のコメントを伝えた。 続きは…(提供元:goal.com)
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