EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.11.27(Sun)

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  • 仙台を退団することになったMF水野晃樹。現役続行を表明し、カテゴリーを問わずチームを探す

    仙台を退団することになったMF水野晃樹。現役続行を表明し、カテゴリーを問わずチームを探す

     27日、仙台はクラブハウスでのミーティングをもって、今季のトップチームとしての活動を終了した。今季のチームが解散するこの日に、MF水野晃樹(写真中央)の契約満了も発表された。

     元日本代表の水野は、今季から仙台へ加入。突破力とクロスを武器にプレーしたが、負傷の影響もありリーグ戦8試合、ルヴァンカップ4試合、天皇杯1試合の出場にとどまった。

     水野は「思うようにチームに貢献できず申し訳なかった」と自らのプレーについては反省。一方で、「1カ月にわたるキャンプで一体感ができていったこと、向上心のある若い選手がそろっていること」を印象に残る出来事として挙げた。その中で、水野は経験を生かして若手選手にアドバイスを送るなど、ピッチ外での貢献も大きかった。この日も、別れを惜しむ若手選手が涙を流す場面もあった。

     また、水野は始動日などで東日本大震災の被災地を訪れたことにも言及。「こういうタイミングでできたのも何かしらの意味があったと思う。これまでとまた違ったモノを背負ってプレーできたのは良いことでした」と仙台での一年を振り返った。

     水野は現役続行を表明し、カテゴリーを問わずチームを探す。

    文・写真:板垣 晴朗(エル・ゴラッソ仙台担当)

  • 仙台が今季最後の練習試合を実施。完全移籍が決まった三田啓貴も新システムで45分間プレー

    仙台が今季最後の練習試合を実施。完全移籍が決まった三田啓貴も新システムで45分間プレー

     仙台は26日にいわきFCと練習試合を行い、45分×2本合計2-0で勝利した。

     仙台は3日のJ1・2nd第17節・磐田戦(0●1)をもって今季の公式全日程を終了したが、27日まで練習を続け、新システムを試すなどして練習試合もこなしている。いわきFC戦では、23日の練習試合・仙台大学戦(5○2)に続き、[3-4-3]の新システムが試された。なお、少しでもコンディションに不安を抱える選手は無理せず休ませたため、この日のメンバーは若手選手が中心だった。

     試合は1本目が右サイドを中心に切り崩しながらも得点できず、0-0で終了。2本目は4分にセットプレーから西村拓真がゴール。20分に差波優人が高い位置で相手のパスをカットし、そのままGKとの1対1を制して追加点を決めた。守っても負傷から実戦復帰して2試合目のGK石川慧を中心に、無失点で試合を終えた。

     渡邉晋監督は「突き詰めなければいけないところはあるが、今季最後の活動として良くやってくれた」と、11月の練習を集中してやり抜いたチームを評価した。

     また、25日にFC東京からの完全移籍加入を発表した三田啓貴(写真左)も、この新システムで45分間プレー。「悩みもしたが、自分がこのチームに必要とされていることを考え、決めました」と、来季に向けての第一歩を踏み出した。

    文・写真:板垣晴朗(エル・ゴラッソ仙台担当)

  • 松本の生き字引・鐡戸裕史が現役引退を発表

    松本の生き字引・鐡戸裕史が現役引退を発表

     J1昇格プレーオフ準決勝・松本vs岡山(岡山が2-1で勝利)の試合終了後、松本のDF鐡戸裕史が今季限りでの現役引退を発表した。

     鐡戸は06年にアマチュア選手契約で鳥栖に加入。翌年からプロ契約を果たすも、08年に鳥栖を退団。09年に当時北信越1部リーグに所属していた松本に加入した。松本では地域リーグ、JFL、J2、J1と異なる4つのカテゴリーで先発出場を果たすなど、8年にわたりチームを支えてきた。

     しかし、昨季はJ1リーグ戦の出場が5試合、今季もJ2リーグ戦の出場が7試合にとどまり、34歳で現役に別れを告げることを決断した。

     鐡戸は試合後のセレモニーで、

     「2009年に初めて九州を出て、この松本に来て、本当にたくさんの方々に支えられ、今日ここまでサッカー選手としてやってくることができました。土のグラウンドで練習したり、野球場の外野で練習したり、いろいろな経験をさせてもらいました。

     僕はサッカー選手にすんなりなれたわけではないですけど、みなさんのたくさんの熱い声援があったからここまで長くサッカー選手としてやってこれたと思っています。本当にありがとうございました。本当は挨拶するのは来週だと思っていので、あまりうまく言えないのですが…。

     とにかく本当に感謝しています。プロになるきっかけを与えてくれた岸野靖之さん(元鳥栖監督)、地元の両親、奥さん、息子、本当に感謝しています。本当にありがとうございました」

    とコメントした。

  • 井原正巳監督、来季も福岡を指揮。今季はJ1最下位でJ2に降格

    井原正巳監督、来季も福岡を指揮。今季はJ1最下位でJ2に降格

     福岡は井原正巳監督と来季契約を更新することになったと発表した。

     井原監督は昨季、福岡の監督に就任。就任1年目でチームをJ1昇格に導いた。しかし、今季はJ1で苦戦し、年間順位で最下位となり、1年でのJ2降格を余儀なくされた。

     それでもクラブは井原監督の手腕を評価。続投のオファーを出していた。

  • J2リーグ戦6位の岡山が後半ロスタイムのFW赤嶺真吾のゴールで3位・松本を撃破。J1昇格PO決勝は岡山vsC大阪の対戦に

    J2リーグ戦6位の岡山が後半ロスタイムのFW赤嶺真吾のゴールで3位・松本を撃破。J1昇格PO決勝は岡山vsC大阪の対戦に


     J1昇格プレーオフ準決勝が行われ、岡山とC大阪が決勝へ駒を進めた。

     J2リーグ戦3位の松本は同6位の岡山と対戦。先制されるものの、74分にCKからパウリーニョが決めて同点。しかし、後半ロスタイムにFW赤嶺真吾にゴールを許し、1-2で敗戦。岡山は初のJ1昇格へ望みをつないだ。

     J2リーグ戦4位のC大阪は同5位の京都と対戦。13分にMFソウザのミドルシュートのこぼれ球をFW柿谷曜一朗が詰めて先制。後半ロスタイムに同点に追い付かれるが、引き分けの場合はリーグ戦上位チームが勝ち上がるアドバンテージを生かしてC大阪が決勝進出を決めた。

     岡山vsC大阪の対決となったJ1昇格プレーオフ決勝は12月4日に行われる。

  • 福岡がFW平井将生と来季契約を結ばないことを発表。「皆さんの力強い声援のおかげで頑張ることが出来た3年間だった」

    福岡がFW平井将生と来季契約を結ばないことを発表。「皆さんの力強い声援のおかげで頑張ることが出来た3年間だった」

     福岡はFW平井将生と契約満了に伴い、来季契約を更新しないことを発表した。

     平井は14年にG大阪から当時J2の福岡に加入。今季はJ1リーグ・31試合に出場し、2得点を挙げていたが、福岡を離れることとなった。平井は「今シーズン限りでアビスパを離れることになりました。今年は残念ながらJ2降格という結果になってしまい、チームの勝利に貢献することが出来ず非常に悔しい思いでいっぱいですが、いつもどんな時も変わらず応援し続けてくれたファン・サポーターの皆さんにはただただ感謝の思いしかありません。皆さんの力強い声援のおかげで頑張ることが出来た3年間だったと思います。アビスパでの経験をこれからのサッカー人生に生かして、さらに成長した姿をまた皆さんにお見せできるよう頑張っていきたいと思っています。3年間本当にありがとうございました」とコメントしている。

  • 久保建英のゴールなどでFC東京U-18がプレミアリーグEAST首位に浮上。流経大柏高は降格が決定

    久保建英のゴールなどでFC東京U-18がプレミアリーグEAST首位に浮上。流経大柏高は降格が決定

     高円宮杯プレミアリーグ(U-18)EASTの第16節が27日に行われ、FC東京U-18がU-19日本代表に選ばれたFW久保建英のゴールなどで3-0と勝利。首位の青森山田高が鹿島ユースに敗れたため、FC東京U-18が首位に浮上した。

     また残留争いは9位の新潟ユースと最下位の流経大柏高が直接対決。新潟ユースがFW堀航輝のゴールで1-0と勝利し、残留争い直接対決を制した。高円宮杯プレミアリーグ(U-18)は下位2チームが自動降格となるため、流経大柏高は残り2試合で全勝しても残留圏の8位に浮上できないため、降格が決定した。

     

     

    ■高円宮杯プレミアリーグ(U-18)EAST第16節結果

     

    FC東京U-18 3-0 横浜FMユース

    【得点】(F)38’ 生地慶充、45+1’ 半谷陽介、76’ 久保建英

     

    青森山田高 0-1 鹿島ユース

    【得点】(鹿)63’ 須藤翼

     

    流経大柏高 0-1 新潟ユース

    【得点】(新)78’ 堀航輝

     

    清水ユース 2-0 柏U-18

    【得点】(清)15’ 平墳迅、83’ 橋本和真

     

    大宮ユース 0-0 市立船橋高

     

     

     

    ■高円宮杯プレミアリーグ(U-18)EAST順位表

     

    1位 FC東京U-18(勝点31・得失22)

    2位 青森山田高(勝点30・得失11)

    3位 大宮ユース(勝点28・得失0)

    4位 横浜FMユース(勝点27・得失7)

    5位 市立船橋高(勝点27・得失7)

    6位 清水ユース(勝点27・得失6)

    7位 柏U-18(勝点20・得失-11)

    8位 鹿島ユース(勝点16・-5)

    9位 新潟ユース(勝点11・得失-23)

    10位 流経大柏高(勝点7・得失-14)

     

  • 勝負を分けたのは「ディテールの部分」。J2残留へ金沢が先勝

    勝負を分けたのは「ディテールの部分」。J2残留へ金沢が先勝

     J2・21位の金沢とJ3・2位の栃木がJ2を懸けてホーム&アウェイで争うJ2・J3入れ替え戦。第1戦は金沢が終了間際に得点を挙げ、1-0で勝利を収めた。

     時折小雨がパラつく中、栃木のホーム、栃木県グリーンスタジアムで行われたこの一戦。前半は両チームとも慎重に立ち上がる。金沢は右SB馬渡和彰の積極的な上がりなど、右サイドを中心に攻撃を作る。対する栃木は金沢の両SBが上がった裏を突くことで攻撃を組み立てる。しかし、どちらもつなぎの部分で単純なミスが目立つなど、大きな決定機を迎えることなく後半を迎える。

     後半は一転して両チームがチャンスを作る。50分、栃木はFKに大石治寿が合わせるも、GK原田欽庸が立ちはだかる。55分には金沢のチャンス。左サイドでボールを持った山﨑がスピードに乗ったドリブルでゴールに迫りシュートを放つが、こちらもGK吉満大介が立ちはだかる。その後も金沢のアン・ビョンジュンがGKと1vs1の場面を迎えるも、決め切れない。

     スコアレスのまま終了するかと思われた89分、金沢に決勝点が生まれる。野田紘史が蹴ったCKに太田康介が頭で合わせ、ファーに流れ、ラインを割るかと思われたボールに一瞬早く反応した小柳達司が押し込んだ。試合後、栃木の横山雄次監督が「勝負を分けるのはディテールの部分。結果を見ると金沢さんのほうが最後の部分で上回っていたのかもしれない」と語ったように、最後の一歩で上回った金沢が1-0で勝利した。

     金沢は1勝と1点のアウェイゴールというアドバンテージを持って第2戦を迎える。第2戦は12月4日に富山県総合運動公園陸上競技場で行われる。

  • “三重ダービー”を制し、ヴィアティン三重がJFL昇格を決める 。元JリーガーのDF和波智広、FW藤牧祥吾などが所属

    “三重ダービー”を制し、ヴィアティン三重がJFL昇格を決める 。元JリーガーのDF和波智広、FW藤牧祥吾などが所属

     地域CL決勝ラウンドの3日目が行われ、鈴鹿アンリミテッド FC(三重県)を4-1で下したヴィアティン三重(三重県)が2位以内を確定させ、JFL昇格を決めた。

     ヴィアティン三重は10分に先制されるものの、甲府などでプレーしたFW藤牧祥吾のゴールで同点に追い付くと、43分に鳥栖などでプレーしたDF加藤秀典のゴールで逆転。後半にも2点を追加したヴィアティン三重が4-1で勝利した。

     ヴィアティン三重は12年に桑名市・四日市市を中心とする三重県全域を本拠地とするサッカークラブとして創設され、『三重県にJリーグを!!』を合言葉に活動してきた。チームには藤牧や加藤のほかにも、札幌などでプレーしたDF和波智広など元Jリーガーも所属している。

  • 仙台がMF水野晃樹の退団を発表。1年で仙台を去ることに

    仙台がMF水野晃樹の退団を発表。1年で仙台を去ることに

     仙台はMF水野晃樹が契約満了にともない、今季限りで退団することになったと発表した。水野は今季、千葉から仙台に加入。J1リーグ戦では8試合の出場にとどまっていた。