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新婚・森谷が大仕事。J1首位攻防戦は川崎Fに軍配
J1・2ndステージ首位の浦和と2位の川崎Fの首位攻防戦は川崎Fに軍配が上がった。
両チーム3バックで臨んだ一戦は序盤からインテンシティーの高い好ゲームとなった。15分に中村憲剛が右足で低く抑えたシュートをゴール右スミに突き刺して川崎Fが先制するが、浦和も譲らない。28分に森脇良太の突破から最後は李忠成が押し込んで同点とした。
後半になると川崎Fの中野嘉大が足をつり、71分に森谷賢太郎が投入される。試合前日に入籍を発表した、その森谷が投入直後に大仕事をやってのけた。大島僚太がためてエウシーニョにパスを出すと、エウシーニョのクロスに森谷が飛び込み、川崎Fが74分に勝ち越しに成功。
その後、浦和は武藤雄樹などが決定的なチャンスを迎えるが、同点ゴールは生まれず。44,176人の観衆が見守った試合は川崎Fに軍配が上がった。これで2ndでは川崎Fが首位に返り咲き。年間勝点でも2位・浦和に5ポイント差をつけた。
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FC東京が東慶悟のゴールで勝利。横浜FMは2ndステージ初黒星
J1・2nd第9節・FC東京vs横浜FMの一戦は、ホームのFC東京が42分に東慶悟のゴールで先制。この1点を守り抜き、2試合ぶりの勝ち点3を獲得した。
一方の横浜FMは2ndステージ初黒星。2ndステージ優勝を狙う上で痛い敗戦となった。
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元清水のFW柏瀬暁が2ゴール。ゼムノビッチ監督率いるVONDS市原が天皇杯出場へ
天皇杯の千葉県予選決勝が行われ、関東リーグ1部のVONDS市原がJFLのブリオベッカ浦安を2-0で下し、天皇杯初出場を決めた。
序盤からペースを握ったVONDS市原は39分にMF二瓶翼のFKのこぼれ球をFW柏瀬暁が詰めて先制。後半も格上の相手に堂々と自分たちのサッカーを展開するVONDS市原は57分に二瓶のパスに反応した柏瀬がこの試合2点目を決め、リードを広げる。JFLのブリオベッカ浦安もMF清水康也などを投入して流れを変えようとするがVONDS市原の体を張った守りにはね返され、試合はそのまま終了。2-0でVONDS市原が初の天皇杯出場権を獲得した。
VONDS市原のゼムノビッチ監督は「選手たちが精一杯のプレーをしてくれたおかげでカテゴリーの差はなかった。天皇杯で自分たちは失うものはない。今日みたいに良いサッカーがしたい」と笑顔を見せた。2得点を挙げたFW柏瀬も「(天皇杯1回戦で)東京Vとやれることがすごくみんなのモチベーションになっていた。絶対に勝てない相手ではないと思うので、今日みたいに良いサッカーをして結果がついてくればいいなと思います」と意気込んだ。
VONDS市原は天皇杯1回戦(8月27日18時キックオフ、味の素フィールド西が丘)でJ2の東京Vと対戦する。
文・写真:内田 浩嗣 -
“湘南の”ジネイ。古巣・鹿島相手に先発出場
今夏、鹿島から湘南に移籍したジネイがカシマスタジアムでの古巣戦の先発に名を連ねた。
6月末で鹿島との契約が満了となったジネイは8月に湘南に加入。前節の浦和戦で68分からピッチに立ち、湘南の一員として初出場。前節の広島戦では湘南での初先発を果たしていた。
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J1首位攻防戦。浦和の五輪組はベンチスタート、川崎Fは大島僚太が先発
J1・2ndステージの首位攻防戦、浦和vs川崎Fのスターティングメンバーが発表された。
浦和はリオ五輪から戻ってきた遠藤航、興梠慎三がともにベンチスタート。さらに、右ウイングバックには駒井善成が入る見込み。
また、川崎Fはインフルエンザのため出場が危ぶまれていた、リオ五輪代表の大島僚太が先発に名を連ねた。
キックオフは19:04分の予定。
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悲願の初金メダルを目指すブラジル ドイツとの決勝は「W杯のリベンジじゃない」
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[書評]読むサッカーvol.6 『徳は孤ならず 日本サッカーの育将 今西和男』
今西和男の半生から見える、日本サッカーの課題と希望
日本サッカー界におけるゼネラルマネージャー(GM)の先駆けであり、「サンフレッチェ広島の生みの親」とも言われる今西和男。彼はなぜ“日本サッカーの育将”となり得たのか、その理由に迫ったのが本書だ。
著者・木村元彦氏は今西の半生と、森保一(現・広島監督)や小林伸二(現・清水監督)、風間八宏(現・川崎F監督)といった多くの教え子たちとの関係性を紐解くことで、“育将”の一貫した思想とその人間性を描き出す。面白いのは、今西はサッカー選手の育成自体に耽溺していたわけではないという点だ。あくまでも選手以前に人間そのものを育てることに心血を注いできた結果、名選手や名指導者を多く輩出することができた。その逆説的な事実は“サッカーにおける育成とは何なのか?”という根本的な問いを読む者に突き付ける。
そして、本書は単なるノンフィクションという枠には収まらない。『Web Sportiva』での連載企画『育将・今西和男』を加筆する形で構成されている本書のミソは、あとがきにもあるように、その連載から“大幅に”加筆、再構成されているという点だ。この大幅な加筆点を読まなければ、著者が今西に焦点を当てた理由、そうすることによってあぶり出したかったものは見えて来ない。
第3章に収録されている『クラブは地域のために――FC岐阜』。この章こそが主に連載から“大幅に”加筆されている箇所だ。ここでは今西が、岐阜のGM、社長に就任し、やがて解任されるまでの経緯が衝撃的な事実とともに記されている。地域のために生きた今西和男という稀代のサッカーマンが、その地域に翻ろうされ、『100年構想』を掲げているはずのJリーグによって理不尽な形でクラブを追われる姿は、この国でサッカーが“生きていく”難しさを残酷なまでに明示している。Jリーグは誰のためにあるのか――。
今西和男という男の半生、その圧倒的な“強度”をとおして、われわれは日本サッカーが抱える課題と希望、その両面を目撃することになる。
文:桑島健太(エルゴラッソ編集部)
著者:木村 元彦(きむら・ゆきひこ)
発行:6月24日/出版社:集英社/価格:1,800円(本体価格)/ページ:304P
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Jで一番強いのは浦和か、川崎Fか/浦和 vs 川崎F
[8.20 J1・2nd第9節・FC東京 vs 横浜FM/プレビュー]
■浦和レッズ
ここ10試合、9勝1分。「一番良い状態で臨める」(武藤)
文字どおりの大一番。前節の結果によって浦和は2ndステージで川崎Fを抜いて首位に立ち、年間勝点で川崎Fに勝ち点2差に迫った。つまり今節、勝利すれば2ndステージの2位チームに勝ち点5差以上をつけられ、年間勝点でも首位に立つ。逆に敗れれば得失点差により2ndステージで再び2位に転落し、…続きは…
■川崎フロンターレ
「どっちが強いかを証明する大事な一戦」(小林)
前節の鳥栖戦(0●1)で連続無敗記録が『16』で止まり、年間勝点の首位はキープしたものの、2ndステージのトップの座を明け渡してしまった。そして、川崎Fの上に立ったのが浦和だ。年間勝点でも両者の勝ち点差は『2』であり、今節、川崎Fが敗れれば長らく守ってきたトップの座を譲ってしまうことになる。ただ、…続きは…
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新旧五輪対決。新“神戸キラー”誕生か/G大阪 vs 神戸
[8.20 J1・2nd第9節・G大阪 vs 神戸/プレビュー]
■ガンバ大阪
安定した守備力。取り戻しつつある三冠時のスタイル
4度目のチャンスで勝ち取った今季初の3連勝。2ndステージでの逆転優勝を目指す大阪の雄が、徐々にその地力を見せ始めている。
「三冠のとき(14年)の雰囲気に似てきた」(米倉)。Jリーグ史上最大の逆転劇となった2年前に似た足取りを見せ始めているG大阪だが、その根拠となるのが安定した守備力。岩下を欠きながらも、3連勝中の失点は2nd第7節・鳥栖戦(2○1)で与えたPKのみ。攻撃陣でねじ伏せるよりは、…続きは…■ヴィッセル神戸
45分の劣勢と45分の圧倒。波をなくさないといけない
豪快な勝ちっぷりを披露した前節・FC東京戦(4◯1)だが、高橋峻に浮かれた様子はどこにもない。「今年が始まって何回も続いている。いまの神戸の課題」。前半45分の劣勢と後半45分の圧倒。良い悪いがハッキリと色分けされた試合がFC東京戦だった。「1失点で済んで良かったけど、複数失点しては手遅れ。後半のようなアグレッシブさ、気持ちを右サイドから出して行けるように」と高橋峻は話す。三原もまた、…続きは…
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2nd優勝を狙う横浜FM。必要なのは『3』のみ/FC東京 vs 横浜FM
[8.20 J1・2nd第9節・FC東京 vs 横浜FM/プレビュー]
■FC東京
求められる臨機応変さ、そして個々の自覚
大敗直後の一戦。FC東京は冷静に課題と向き合い、修正に力を注ぐ。 前節、神戸相手に喫した逆転負け(1●4)。前半は積極的なボール奪取と流動的な攻めで完全に試合の主導権を握ったにもかかわらず、後半は相手のシステム変更も影響し組織が瓦解。次々と失点を重ねた。酷暑の中でプレスが継続できず、また、けがの米本や橋本、出場停止だった高橋と、…続きは…
■横浜F・マリノス
アウェイであっても勝ち点1では物足りない
横浜FMは依然として2ndステージ無敗(4勝4分)を続けている。しかし、直近5試合の戦績を切り取れば1勝4分と明らかに足踏み状態で、首位・浦和との勝ち点差は『6』に広がった。劣勢の展開で勝ち点1を拾っているわけではなく、比較的優勢のゲームをモノにできていない。エリク・モンバエルツ監督はここまでの星取り状況について「負けていないというのは大事なこと」と前置きしつつも、…続きは…