- J1リーグ 2nd 第16節 9試合開催
- J2リーグ 第38節 1試合開催
- J3リーグ 第27節 1試合開催
-
サガン鳥栖・キム・ミヌの退団セレモニーあいさつ全文
14:00キックオフの鳥栖vs横浜FMの試合後には、会場となったベストアメニティスタジアムで鳥栖のホーム最終戦セレモニーが行われた。その中では、兵役の問題により今季限りでの退団を先日発表した鳥栖MFキム・ミヌの退団セレモニーも行われ、涙を浮かべながら、日本語で7年間お世話になったクラブ、サポーターへの感謝を述べた。
以下、キム・ミヌの退団セレモニーあいさつ全文
「今日もたくさんの方々に来ていただき本当にありがとうございました。今日は皆さんに手紙を書いてきました。へたな日本語ですが聞いてください。サガン鳥栖を愛する皆様へ。まだリーグ最終戦と天皇杯が残っていますが、2016シーズン本当にお疲れさまでした。いつも温かい愛情と、熱い応援で私たちの力になってくださり、感謝しています。みなさんのお陰でいつも堂々とピッチに立つことができ、みなさん一人ひとりのその声がわたしたちを最後まで走らせてくれました。また、みなさんの情熱と歓声が、大きなモチベーションとなり、いつも幸せな気持ちでピッチに立ち、良いパフォーマンスをお見せすることができたと思いますし、その力でサガン鳥栖も私も成長できたと思っています。そして、このスタジアムの雰囲気もみなさんがいなければ作ることはできません。ベアスタを埋め尽くし、選手たちと同じ気持ちで戦ってくださった、みなさんは本当に美しいです。私は今シーズンを最後に韓国にもどりますが、サガン鳥栖で過ごしたこの7年間はこれから先のサッカー人生と、一人の人間としての人生を過ごしていく上で、とても大きな意味を持つだろうし、いつも私の励みになってくれると思います。私の心はいつもサガン鳥栖とともにあります。7年間このチームでプレーできるチャンスを下さった、サガンのお父さん竹原社長。陰ながらこのチームの成長を応援してくださるスポンサーのみなさま。どんなときも信じてくれて勇気をくれたマッシモ(フィッカデンティ)監督。いつも後ろから支え、たくさん苦労しているコーチングスタッフや、フロントスタッフのみなさま。そして7年の間、本当のお兄さんのようで、いつも面倒なことを頼んでも快く受け入れてくれて、でももうコーチになったから最近ご飯も一緒に食べてくれなかった、(キム)チョンフンお兄さん(コーチ)。ここで長い時間を過ごした人も、そうでない人たちもいるけれど、(みんな)国籍も関係なく、一人の人間としていつも暖かく接してくれました。今年は韓国人である私が主将になり、本当に足りないことが多かったと思うけど、いつも尊重してくれて、後ろから支え背中を押してくれて、しんどいことや苦しいことがあっても一緒になって誠実に最後まで最善を尽くしてくれたチームメートのみんなにこの場を借りて、お礼を言いたいと思います。みんなありがとうございました。7年間サガン鳥栖のファミリーから受けた大きな愛情とたくさんの思い出をこの手紙ですべて伝えることはできませんが、少しでも私の気持ちを表したくて手紙を書きました。何ものにも変えることができないくらいの沢山の愛情をもらえたと思います。もう一度皆さんに7年間の感謝を言いたいと思います。本当に心からありがとうございました。こうして2016 Jリーグのシーズンは終わりつつありますが、サガン鳥栖のシーズンはまだ終わりません。天皇杯ではありますが、このホームであと一試合できるというのは私にとってこれ以上ない幸せです、11月12日(天皇杯4回戦・広島戦)も皆さんの力が必要です。天気は寒くなりますが、熱い応援をよろしくお願いします。少し長くなりましたが、最後に、私はまたいつの日か皆さんの熱い応援を背に、サガン鳥栖のユニフォームを着てここベアスタのピッチに立てる日を夢見ています。夢は叶う!」
-
浦和がクラブ史上最多勝ち点を更新。2ndステージ優勝も通過点
J1・2nd第16節で磐田を1-0で下し、2ndステージ優勝を決めた浦和。試合終了後にはステージ優勝のセレモニーが行われたが、先発復帰した柏木陽介や槙野智章をはじめ、選手たちの口からは次々に「年間勝点1位」へのこだわりが聞かれた。
この試合に勝利したことにより、浦和は年間勝ち点を『73』に伸ばし、昨季記録したクラブのJ1史上最高勝ち点『72』を更新。川崎Fが鹿島に勝利したため、この日での年間勝点1位は決まらなかったが、最終節の横浜FM戦に勝利すれば、自力で年間勝点1位を決めることができる。また、そうなれば昨季広島が記録したJ1史上最多勝ち点『74』を更新することになる。果たして、浦和は圧倒的な数字を残してチャンピオンシップに向かうことができるか。
-
広島一筋17年のMF森﨑浩司が引退セレモニー。双子の兄「カズ(森﨑和幸)がいたからここまでやってこられた」
今季限りの現役引退を表明している広島のMF森﨑浩司が今季のホーム最終戦・福岡戦(J1・2nd第16節・4○1)後に引退セレモニーを行った。
森﨑浩司は「引退するかはすごく迷いましたが、最後はサンフレッチェ広島の選手で終わりたいと思いました」と引退に至った経緯を語った。そして自分に関わってくれた両親、家族、サポーター、チームメートなどに感謝を述べ、「その中でも特に感謝しなくてはいけない」と切り出し、双子の兄・森﨑和幸についても触れた。「カズ(森﨑和幸)がいたからここまでやってこられた。体調不良やけがで悩んでいるとき、いつも相談に乗ってくれたのがカズでした。競い合ってきたからこそここまでやってこれたと思います。ただ、カズに全然追いつけなかった。俺にとって最高の選手はいまも昔も森崎和幸だと思っている」と涙ながらに語った。
そして「これからも僕の心はサンフレッチェ広島とともにあります」と語ると、「最後に僕の夢を聞いてください。広島の街にサッカー専用スタジアムができることです。そこで広島の子供たちがプレーする姿を見られたらなと思います。その夢を実現するために選手ではなくなりますけど貢献できればと思います」と誓った。
試合後、森﨑浩とともにヒーローインタビューに立ったFW佐藤寿人は「今日は浩司のために勝ちたかったですし、ゴールを決めたかった。浩司のゴールをアシストしたかったですけど、ゴールできて良かったです。今日は何枚ハンカチ持ってこようか悩んだくらい(笑)、こみあげてくるものがある。ただ、まだまだシーズンを終わりにしたくないし、浩司とともに天皇杯で決勝に行きたい」と話した。
-
神戸が3人のJ1初ゴールで勝利。敗れた名古屋は降格圏のまま最終節へ
J1・2nd第16節、神戸と名古屋の一戦は、神戸が3-0で名古屋を下して、ホーム最終戦を勝利で飾った。
試合は15分に神戸の松下佳貴が先制点を奪うと、37分には中坂勇哉が追加点。前半を2点リードで折り返すと、69分にも増山朝陽が決めて、3-0。全員がJ1初ゴールとなる珍しい形で、3-0で名古屋を下した。
J1残留を争う、新潟、甲府、磐田がいずれも敗れたため、勝ち点差は広がらなかったものの、名古屋は残留に向けて痛い1敗。年間勝点16位(降格圏)のまま最終節を迎えることとなった。名古屋は次節、ホームで湘南と対戦する。
-
前節・J2降格決定の湘南が三竿のFK弾で3カ月半ぶりの白星
14:00キックオフのJ1・2nd第16節・湘南vs甲府戦は、三竿雄斗(写真中央)のFK弾により湘南が1-0で勝利。前節・大宮戦で敗れ、J2降格が決定した湘南だが、7月9日の2nd第2節・新潟戦以来となる3カ月半ぶりの白星を飾った。
スコアレスで前半を折り返した湘南は69分、三竿が相手ゴール正面で倒されFKを得る。このFKを三竿自ら左足でゴール右スミに蹴り込み、湘南が先制。この1点を最後まで守り切り、そのまま湘南が1-0で勝利した。
-
浦和が磐田を下し、2ndステージ優勝! 敗れた磐田は残留決定ならず
J1・2nd第16節、引き分け以上で2ndステージ優勝が決まる浦和は、72分の武藤雄樹のゴールで磐田相手に1-0で勝利。残り1試合を残して、2ndステージ優勝を決めた。
試合は前半から浦和がチャンスを作るが、磐田GKカミンスキーの好守などもあり、なかなか得点が奪えない。しかし、72分に駒井善成が右サイドを突破し、ゴール前にクロス。これに下がりながら武藤がうまくヘディングで合わせて、浦和が均衡を破った。
試合はこのまま1-0で終了し、浦和の2ndステージ優勝が決定。敗れた磐田は、この試合でJ1残留を決められず、残留争いは最終節までもつれることとなった。
-
今季限りの現役引退を表明している広島MF森﨑浩司がホーム最終戦でゴール。試合後には引退セレモニー
今季限りの現役引退を表明している広島のMF森﨑浩司が今季のホーム最終戦・福岡戦(J1・2nd第16節)でゴールを決めた。
1-0で迎えた33分、塩谷司のスルーパスに抜け出した森﨑浩司がゴール前で粘り、左足でゴールに流し込んだ。得点を奪うと感極まる場面もあり、多くのチームメートに祝福された。
森﨑浩司は広島の下部組織で育ち、下部組織を含め20年間プレーした。試合前には「僕は(試合が行われるエディオンスタジアム広島は)日本一のスタジアムだと思っていますし、幸せな気持ちを噛みしめながらプレーしたいです」と話していた。試合後には森﨑浩司の引退セレモニーが行われる。
-
元日本代表の市川大祐が今季限りでの現役引退を発表
高校生で日本代表に抜擢されてから18年。右サイドを駆けてきた男がスパイクを脱ぐ。
JFLのヴァンラーレ八戸は29日、元日本代表DF市川大祐が今季限りで現役を引退すると発表した。引退セレモニーなどについては、詳細が決まり次第発表される。
市川は98年4月の国際親善試合・韓国戦で、史上最年少(17歳322日)で日本代表デビュー。日本が初出場を果たした同年のW杯フランス大会は、岡田武史監督の判断で大会直前に代表メンバーから外れたが、4年後の02年W杯日韓大会では主力としてプレーし、日本のベスト16進出に大きく貢献した。
クラブでは清水で10年までプレーしたのち、甲府、水戸、藤枝、FC今治を経て、今季八戸に加入。J1、J2、J3、JFL、地域リーグ(四国)とさまざまなカテゴリーでプレーしてきた。それぞれの通算出場は、J1リーグ戦347試合出場12得点、J2リーグ戦32試合出場1得点、J3リーグ戦6試合出場、JFLは26試合2得点(29日現在)。
市川はクラブを通じて、「今シーズン、ヴァンラーレ八戸でプレーしてきましたが、このたび、引退することになりました。チームとしては残り3試合ありますので、全力でプレーしたいと思います。サポーターの皆様、八戸の皆様、残りの試合も応援よろしくお願いします」とコメントした。
-
フランクフルト長谷部誠が新境地リベロに手応え「信頼を取り戻しつつある」
フランクフルトに所属する日本代表MFの長谷部誠が、28日に行われたブンデスリーガ第9節のボルシアMG戦後、インタビューに応じた。続きは…(提供元:goal.com) -
ケルン、大迫勇也とモデストが酒井高徳のハンブルガーSVを切り裂くか?/ブンデス第9節
ヘルタ・ベルリンの本拠地に乗り込んだ前節に今季初黒星を喫したケルンは、その4日後のDFBポカール2回戦でホッフェンハイムを撃破。リーグ戦で8戦無敗を維持している難敵から、120分間の激闘の末に白星を掴み取った。際立つのは安定した戦いぶりで、ホームのラインエネルギーシュタディオンにハンブルガーSVを迎えるブンデスリーガ第9節で、3ポイントをしっかりと手中に収める可能性は小さくないだろう。続きは…(提供元:goal.com)