- J1リーグ 2nd 第16節 9試合開催
- J2リーグ 第38節 1試合開催
- J3リーグ 第27節 1試合開催
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熊本ユースMF米原秀亮が来季トップ昇格内定
熊本は29日、ユースに所属するMF米原秀亮(18)が来季トップ昇格することが内定したと発表した。熊本は184cmの大型ボランチで、熊本県宇城市出身。
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責任感の強さ故、プレーの精細を欠いていた讃岐の馬場賢治。今節は肩肘張らずに普段どおりの良さを出してくれる予感
本来のプレーが戻り始めている讃岐の馬場賢治。
ここ数節を振り返りながら、「出場させてもらっていたけど、あまりチームの力になれていないなと思っていた」と話す。周囲から言われるでもなく、誰よりも本人が気になっていた様子だ。だが、前節・熊本戦(0△0)を終え、「少し上向いてきた感じがする」と、今週はプレーも表情も良かった。
前々節・北九州戦(0●3)、残留争いをするライバルに敗れ、チームとしては非常に残念な結果になった。しかし、馬場としては前半で交代となり、ベンチから冷静に試合を感じられたことで「少し力が抜けた」。馬場のサッカーに向き合う姿勢や責任感は特筆すべきものであり、チームへの愛情も深い。それ故に、状況が苦しくなればなるほど、“自分が何とかしなければ”となっていたように言葉の節々から感じられた。そこが本来のプレーを制限してしまっていた原因の一つかもしれない。
J2残留が懸かった最終盤。“のびのび、リラックスして”と簡単にはいかない。だが、今節・町田戦では、肩肘張らずに普段どおりの良さを出してくれそうな予感がする。
文:柏原敏(エルゴラッソ讃岐担当)
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全国地域CLの組み合せが決定。前回大会、1次ラウンド敗退のFC今治はAグループに
全国地域チャンピオンズリーグの組み合せが決まった。
元日本代表監督の岡田武史氏がオーナーを務めるFC今治はノルブリッツ北海道FC、ヴィアティン三重、SRC広島と同じAグループに入った。前回大会、1次ラウンドで敗退したFC今治は今度こそ決勝ラウンドに進めるか。前回大会決勝ラウンドに進んだものの、最下位に終わったFC刈谷はBグループに入った。
同大会は1次ラウンドが11月11日〜13日にかけて行われ、各グループの1位と各グループ2位の成績最上位チームが決勝ラウンドに進む。決勝ラウンドは、11月25日〜11月27日にかけて行われ、JFL入会資格を満たしているチームが2位以内に入った場合は、来季のJFL参入が決まる。
[全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2016]
■Aグループ(愛媛会場:西条市ひうち陸上競技場)
ノルブリッツ北海道FC
FC今治
ヴィアティン三重
SRC広島
■Bグループ(富山会場:富山県総合運動公園陸上競技場)
三菱水島FC
FC刈谷
コバルトーレ女川
アルティスタ東御
■Cグループ(山梨会場:富士北麓公園陸上競技場)
鈴鹿アンリミテッドFC
アルテリーヴォ和歌山
J.FC. MIYAZAKI
東京23FC
写真:松本 隆志
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山形県と福井県で高校選手権代表校が決定! 山形中央高と北陸高が全国へ
29日、高校選手権の地域予選決勝が山形県と福井県で行われた。山形県は山形中央高が山形商高を2-1で下し、4年ぶり11回目の出場、山形県は北陸高が福井商高を2-1で下し、5年ぶり4回目の出場を決めた。
北海道では29日に準決勝が行われ、来季C大阪への加入が内定しているMF大山武蔵擁する札幌大谷高が北海高を1-0で下し決勝進出を決めた。対戦相手は、東海大札幌高を1-0で下した旭川実高。決勝戦は明日30日に行われる。
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Jユースカップで神戸U-18が前々回王者・鹿島ユースを下し8強へ。松本U-18は横浜FMユースから金星
Jユースカップ3回戦が29日に4試合行われ、前々回王者の鹿島ユースが神戸U-18に敗れた。鹿島ユースは後半、神戸U-18のシュートをゼロ本に抑えたが、78分にオウンゴールで決勝点を許し0-1で敗れた。神戸U-18は前後半で3本のシュートしか放てなかったが、粘り強く8強への切符を手にした。
また前回大会8強の横浜FMユースが松本U-18に敗れる波乱も起こった。横浜FMユースは5分にFW渡辺力樹が先制点を奪うが、27分にMF杉山俊に同点ゴールを奪われると、85分にFW丸山航平に逆転ゴールを決められ1-2で敗れた。
そのほか広島ユース、C大阪U-18が準々決勝に駒を進めた。3回戦の残り4試合は明日(30日)行われる。
■Jユースカップ3回戦
[10月29日(土)]
甲府U-18 0-1 広島ユース
C大阪 2-0 磐田U-18
松本U-18 2-1 横浜FMユース
神戸U-18 1-0 鹿島ユース
[10月30日(日)]
清水ユース vs 福岡U-18(時之栖)
大分U-18 vs 京都U-18(時之栖)
FC東京U-18 vs 名古屋U18(時之栖)
G大阪ユース vs 浦和ユース(時之栖)
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サガン鳥栖・キム・ミヌの退団セレモニーあいさつ全文
14:00キックオフの鳥栖vs横浜FMの試合後には、会場となったベストアメニティスタジアムで鳥栖のホーム最終戦セレモニーが行われた。その中では、兵役の問題により今季限りでの退団を先日発表した鳥栖MFキム・ミヌの退団セレモニーも行われ、涙を浮かべながら、日本語で7年間お世話になったクラブ、サポーターへの感謝を述べた。
以下、キム・ミヌの退団セレモニーあいさつ全文
「今日もたくさんの方々に来ていただき本当にありがとうございました。今日は皆さんに手紙を書いてきました。へたな日本語ですが聞いてください。サガン鳥栖を愛する皆様へ。まだリーグ最終戦と天皇杯が残っていますが、2016シーズン本当にお疲れさまでした。いつも温かい愛情と、熱い応援で私たちの力になってくださり、感謝しています。みなさんのお陰でいつも堂々とピッチに立つことができ、みなさん一人ひとりのその声がわたしたちを最後まで走らせてくれました。また、みなさんの情熱と歓声が、大きなモチベーションとなり、いつも幸せな気持ちでピッチに立ち、良いパフォーマンスをお見せすることができたと思いますし、その力でサガン鳥栖も私も成長できたと思っています。そして、このスタジアムの雰囲気もみなさんがいなければ作ることはできません。ベアスタを埋め尽くし、選手たちと同じ気持ちで戦ってくださった、みなさんは本当に美しいです。私は今シーズンを最後に韓国にもどりますが、サガン鳥栖で過ごしたこの7年間はこれから先のサッカー人生と、一人の人間としての人生を過ごしていく上で、とても大きな意味を持つだろうし、いつも私の励みになってくれると思います。私の心はいつもサガン鳥栖とともにあります。7年間このチームでプレーできるチャンスを下さった、サガンのお父さん竹原社長。陰ながらこのチームの成長を応援してくださるスポンサーのみなさま。どんなときも信じてくれて勇気をくれたマッシモ(フィッカデンティ)監督。いつも後ろから支え、たくさん苦労しているコーチングスタッフや、フロントスタッフのみなさま。そして7年の間、本当のお兄さんのようで、いつも面倒なことを頼んでも快く受け入れてくれて、でももうコーチになったから最近ご飯も一緒に食べてくれなかった、(キム)チョンフンお兄さん(コーチ)。ここで長い時間を過ごした人も、そうでない人たちもいるけれど、(みんな)国籍も関係なく、一人の人間としていつも暖かく接してくれました。今年は韓国人である私が主将になり、本当に足りないことが多かったと思うけど、いつも尊重してくれて、後ろから支え背中を押してくれて、しんどいことや苦しいことがあっても一緒になって誠実に最後まで最善を尽くしてくれたチームメートのみんなにこの場を借りて、お礼を言いたいと思います。みんなありがとうございました。7年間サガン鳥栖のファミリーから受けた大きな愛情とたくさんの思い出をこの手紙ですべて伝えることはできませんが、少しでも私の気持ちを表したくて手紙を書きました。何ものにも変えることができないくらいの沢山の愛情をもらえたと思います。もう一度皆さんに7年間の感謝を言いたいと思います。本当に心からありがとうございました。こうして2016 Jリーグのシーズンは終わりつつありますが、サガン鳥栖のシーズンはまだ終わりません。天皇杯ではありますが、このホームであと一試合できるというのは私にとってこれ以上ない幸せです、11月12日(天皇杯4回戦・広島戦)も皆さんの力が必要です。天気は寒くなりますが、熱い応援をよろしくお願いします。少し長くなりましたが、最後に、私はまたいつの日か皆さんの熱い応援を背に、サガン鳥栖のユニフォームを着てここベアスタのピッチに立てる日を夢見ています。夢は叶う!」
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浦和がクラブ史上最多勝ち点を更新。2ndステージ優勝も通過点
J1・2nd第16節で磐田を1-0で下し、2ndステージ優勝を決めた浦和。試合終了後にはステージ優勝のセレモニーが行われたが、先発復帰した柏木陽介や槙野智章をはじめ、選手たちの口からは次々に「年間勝点1位」へのこだわりが聞かれた。
この試合に勝利したことにより、浦和は年間勝ち点を『73』に伸ばし、昨季記録したクラブのJ1史上最高勝ち点『72』を更新。川崎Fが鹿島に勝利したため、この日での年間勝点1位は決まらなかったが、最終節の横浜FM戦に勝利すれば、自力で年間勝点1位を決めることができる。また、そうなれば昨季広島が記録したJ1史上最多勝ち点『74』を更新することになる。果たして、浦和は圧倒的な数字を残してチャンピオンシップに向かうことができるか。
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広島一筋17年のMF森﨑浩司が引退セレモニー。双子の兄「カズ(森﨑和幸)がいたからここまでやってこられた」
今季限りの現役引退を表明している広島のMF森﨑浩司が今季のホーム最終戦・福岡戦(J1・2nd第16節・4○1)後に引退セレモニーを行った。
森﨑浩司は「引退するかはすごく迷いましたが、最後はサンフレッチェ広島の選手で終わりたいと思いました」と引退に至った経緯を語った。そして自分に関わってくれた両親、家族、サポーター、チームメートなどに感謝を述べ、「その中でも特に感謝しなくてはいけない」と切り出し、双子の兄・森﨑和幸についても触れた。「カズ(森﨑和幸)がいたからここまでやってこられた。体調不良やけがで悩んでいるとき、いつも相談に乗ってくれたのがカズでした。競い合ってきたからこそここまでやってこれたと思います。ただ、カズに全然追いつけなかった。俺にとって最高の選手はいまも昔も森崎和幸だと思っている」と涙ながらに語った。
そして「これからも僕の心はサンフレッチェ広島とともにあります」と語ると、「最後に僕の夢を聞いてください。広島の街にサッカー専用スタジアムができることです。そこで広島の子供たちがプレーする姿を見られたらなと思います。その夢を実現するために選手ではなくなりますけど貢献できればと思います」と誓った。
試合後、森﨑浩とともにヒーローインタビューに立ったFW佐藤寿人は「今日は浩司のために勝ちたかったですし、ゴールを決めたかった。浩司のゴールをアシストしたかったですけど、ゴールできて良かったです。今日は何枚ハンカチ持ってこようか悩んだくらい(笑)、こみあげてくるものがある。ただ、まだまだシーズンを終わりにしたくないし、浩司とともに天皇杯で決勝に行きたい」と話した。
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神戸が3人のJ1初ゴールで勝利。敗れた名古屋は降格圏のまま最終節へ
J1・2nd第16節、神戸と名古屋の一戦は、神戸が3-0で名古屋を下して、ホーム最終戦を勝利で飾った。
試合は15分に神戸の松下佳貴が先制点を奪うと、37分には中坂勇哉が追加点。前半を2点リードで折り返すと、69分にも増山朝陽が決めて、3-0。全員がJ1初ゴールとなる珍しい形で、3-0で名古屋を下した。
J1残留を争う、新潟、甲府、磐田がいずれも敗れたため、勝ち点差は広がらなかったものの、名古屋は残留に向けて痛い1敗。年間勝点16位(降格圏)のまま最終節を迎えることとなった。名古屋は次節、ホームで湘南と対戦する。
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前節・J2降格決定の湘南が三竿のFK弾で3カ月半ぶりの白星
14:00キックオフのJ1・2nd第16節・湘南vs甲府戦は、三竿雄斗(写真中央)のFK弾により湘南が1-0で勝利。前節・大宮戦で敗れ、J2降格が決定した湘南だが、7月9日の2nd第2節・新潟戦以来となる3カ月半ぶりの白星を飾った。
スコアレスで前半を折り返した湘南は69分、三竿が相手ゴール正面で倒されFKを得る。このFKを三竿自ら左足でゴール右スミに蹴り込み、湘南が先制。この1点を最後まで守り切り、そのまま湘南が1-0で勝利した。