EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.11.6(Sun)

November
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
  • 名古屋がジュロヴスキー監督の契約満了を発表

    名古屋がジュロヴスキー監督の契約満了を発表

     名古屋は6日、ジュロヴスキー監督の契約満了を発表した。

     ジュロヴスキー監督は08年から13年まで名古屋のヘッドコーチを務め、今年8月にアシスタントコーチとして名古屋に復帰。小倉隆史監督兼GMの解任に伴い、同月23日に監督に就任していた。その後、降格圏に沈んでいたチームは息を吹き返し、一時は残留圏に浮上。しかし、猛追も及ばず、3日のJ1・2nd第17節・湘南戦で敗れ、J2降格が決定していた。

    以下、ジュロヴスキー監督のコメント。

    「今回、名古屋グランパスを去ることになり、悲しい気持ちでいっぱいです。
    できることなら、もう少しだけ時間があれば、違う結果になっていたかもしれません。
    ただ、そういった限られた時間の中で、選手、スタッフ、ファン・サポーターの皆さんの お陰で充実した時間が過ごせました。
    皆さんへの感謝は尽きません。
    何より本当に、ファン・サポーターの皆さんの想いは私に多くの力を私に与えてくれました。
    特に、アルビレックス新潟戦前のファン・サポーター皆さんからのメッセージ動画は、 お互いにリンクしているという絆を実感させられました。
    それが新潟戦の勝利につながったことは言うまでもありません。
    本当に感謝しています。
    また湘南ベルマーレ戦後、私の挨拶時にスタジアム全体から沸き起こる歓声、 拍手を生涯忘れることはないと思います。
    例えクラブがJ2となっても、私や選手がクラブを去っても、名古屋グランパスと ファン・サポーターの皆さんは常にあり続けます。
    だから、ファン・サポーターの皆さんには私からお願いがあります。
    これからも名古屋グランパスを支え続けて下さい。
    名古屋グランパスが再びJ1のクラブとなるために、皆さんの想いで力を与えて下さい。
    私から、名古屋グランパスと名古屋グランパスを愛する全ての人々へメッセージを贈ります。
    この言葉を忘れないでください。
    "VIVA GRAMPUS"
    名古屋グランパスのJ1昇格だけではなく、それ以上の飛躍と発展を心から願っています」

  • 熊本に2-1で勝利した京都。J1昇格プレーオフ出場決定

    熊本に2-1で勝利した京都。J1昇格プレーオフ出場決定


     13時にキックオフとなったJ2第40節・熊本vs京都の一戦は2-1で京都が勝利した。

     試合は12分にイ・ヨンジェ、14分に山瀬功治が得点を挙げ京都が2点を先行して前半を折り返す。後半は熊本の流れになる時間帯もあったが、反撃を終了間際の1点に抑え、そのまま京都が勝ち切った。
     この結果、京都は勝ち点を『66』に伸ばし5位に浮上。7位・町田との勝ち点差を『7』とし、2試合を残して6位以上が確定。J1昇格プレーオフ出場を決めた。

  • 名門・国士舘大と早稲田大の関東大学リーグ2部降格が決定

    名門・国士舘大と早稲田大の関東大学リーグ2部降格が決定

     関東大学リーグ1部第21節が5、6日に行われ、名門の早稲田大と国士舘大の2部降格が決定した。

     早稲田大は5日に桐蔭横浜大との残留争い直接対決に挑み、前半で2点のリードを奪うものの、後半に3失点し、逆転負け。残留圏の10位・桐蔭横浜大に残り1試合で勝ち点5差をつけられ12年ぶりの2部降格が決定した。早稲田大は昨季、19年ぶりの関東大学リーグ優勝を果たしていた。

     一方、国士舘大は駒澤大と対戦し、前半に先制点を奪うものの、試合終了間際にまさかの失点。1-1の引き分けに終わり、国士舘大は10位・桐蔭横浜大との勝ち点差が残り1試合で『4』に開いたため、降格が決定した。

  • 長谷部と大迫の日本人対決は長谷部に軍配…レヴァークーゼンは3連勝/ブンデスリーガ第10節

    長谷部と大迫の日本人対決は長谷部に軍配…レヴァークーゼンは3連勝/ブンデスリーガ第10節

     ブンデスリーガ第10節が5日に各地で行われた。

     首位のバイエルン・ミュンヘンはブンデスリーガで無敗をキープするホッフェンハイムと対戦。前半にホッフェンハイムが先手を取ると、バイエルンは猛反撃。34分に同点ゴールを奪い、後半も休む間もなく攻め続ける。しかし、シュートはことごとくポストに嫌われ、逆転弾は生まれず。ホッフェンハイムがアリアンツ・アレナから貴重な勝ち点1を持ち帰った続きは…(提供元:goal.com)

  • C・ロナウド、レアル・マドリーとの契約延長に基本合意 36歳まで同クラブでプレーへ

    C・ロナウド、レアル・マドリーとの契約延長に基本合意 36歳まで同クラブでプレーへ

     レアル・マドリーとFWクリスティアーノ・ロナウドの契約延長交渉が基本合意に達した模様だ。スペイン『マルカ』が報じている続きは…(提供元:goal.com)

  • 乾、3試合連続先発...エイバルは終了間際にPKを献上してラス・パルマスに敗れる/リーガ第11節

    乾、3試合連続先発...エイバルは終了間際にPKを献上してラス・パルマスに敗れる/リーガ第11節

     5日にリーガエスパニョーラ第11節が行われ、エイバルは敵地グラン・カナリアでラス・パルマスに0-1で敗れた。MF乾貴士は先発出場し、75分までプレーしている続きは…(提供元:goal.com)

  • [書評]読むサッカーvol.19 『アーセン・ヴェンゲル ―アーセナルの真実―』

    名将にして革命家。アーセン・ヴェンゲル20年の足跡

     

     20年前、当時のイングランドでは無名だった一人の男が、アーセナルの監督に就任し、“美しいサッカーで勝つ”という信念の元、プレミアリーグで革命を起こした。アーセン・ヴェンゲルである。
     95年から96年途中まではJリーグの名古屋でも指揮を執っており、日本のサッカーファンにも広く認知されている人物だろう。

     以降、ヴェンゲルは今日に至るまでアーセナルを指揮し、強豪ひしめく世界一激しいリーグで輝かしい成績を収めてきた。順位は常に4位以上を維持し、欧州CLの出場権を18年連続で獲得。リーグ戦優勝3回、カップ戦優勝6回、97-98シーズン、01-02シーズンには二冠を達成し、03-04シーズンには前人未到のシーズン無敗優勝を成し遂げた。
     本書はそのヴェンゲルがアーセナルで歩んできた20年の歴史を凝縮した、とびきり密度の濃い一冊だ。就任当時、アルコール問題やスキャンダルで停滞していたチームをいかにして立て直し、練習法、食事、戦術の改革を行ったのか。いかにしてインビンシブルズ(無敵のチーム)と呼ばれた伝説のチームを作り上げたのかといった足跡が、ヴェンゲル本人、当時の関係者たちの証言を中心に圧倒的な情報量で綴られていく。特筆すべきはそのコメント量の多さ。チームに革命が起こる現場を目の当たりにしてきた当事者の生の言葉が、次から次へと湧き出てくる。それら言葉の渦が、イングランドでは無名だった監督が世界的名将に至るまでの道程に臨場感を与え、まるでヴェンゲルの隣を長年一緒に歩いてきたかのような感覚を読者に与える。地元ロンドンでアーセナルを追い続けてきた著者だからこそなし得た経験の妙だろう。

     また、それらの言葉はヴェンゲルの功績を追うだけでなく、ときとして名将のチャーミングな一面も生き生きと描き出す。練習場で網の中からボールを出そうとしていたヴェンゲルが網に絡まって動けなくなり、スタッフに助け出されるといったエピソード群には、思わず頬が緩んでしまう。

    文:横川僚平(エルゴラッソ編集部)

    [書評]読むサッカーvol.19 『アーセン・ヴェンゲル ―アーセナルの真実―』

    著者:ジョン クロス(John・Cross)

    発行:10月10日/出版社:東洋館出版社/価格:1,800円(本体価格)/ページ:448P