EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.11.29(Tue)

November
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  • 飛行機墜落事故、コロンビア当局の発表では元Jリーガーの安否は依然として不明

    飛行機墜落事故、コロンビア当局の発表では元Jリーガーの安否は依然として不明

     ブラジル全国選手権1部のシャペコエンセの選手一同を乗せた飛行機が墜落した。アトレティコ・ナシオナルとのコパ・スダメリカーナ決勝第1戦に向けてメデジンに向かっていたチャーター機には乗員9人と乗客72人が搭乗。搭乗者リストには元神戸監督のカイオ・ジュニオール、C大阪と千葉でプレーしたケンペス、元柏のクレーベル・サンタナ、元京都のチエゴ、元川崎Fのアルトゥール・マイアといったJリーグ経験者4人も含まれていたが、コロンビア当局によると乗員乗客の計76人が死亡したという。救出された生存者の中にシャペコエンセの選手3人がいたが、元Jリーグ組は含まれていない模様だ。

     南米サッカー連盟は、現地で30日に行なわれる予定だった決勝第1戦の延期を決定した。

    文・下薗昌記(エル・ゴラッソG大阪担当)

  • 「特長は左足のキックと攻撃参加」。大宮内定の明治大・河面旺成がプロでの活躍を誓う

    「特長は左足のキックと攻撃参加」。大宮内定の明治大・河面旺成がプロでの活躍を誓う

     来季からの大宮加入が内定している明治大学の河面旺成が29日、同じくJリーグ加入が内定している小出悠太、道渕諒平(いずれも甲府内定)とともに都内で開催された合同記者会見に出席した。

     明治大学・栗田大輔監督から「内に秘めた闘争心や試合のときの厳しさを突き詰められるタイプ」と紹介された河面は、「プレースタイルの特長としては、左足のキックと攻撃参加です。まだまだ質を高めるべきところもありますが、大宮アルディージャでも自分の特長を生かしてチームの勝利に貢献できるように頑張っていきたいと思います」とコメント。芯の強さを感じさせる受け答えを披露した。

     大宮の印象について問われると「今季、J1でもしっかり結果が出ていますし、組織としてしっかり守備から戦えるチームだと思っています。戦術理解は自分の中でこれから課題になってくると思うので、しっかりハマるようにやっていきたいです」と展望し、チームに入っていくイメージを明確に持っていることをうかがわせた。

     ただ、大学での戦いもまだ終わっていない。今季すでに総理大臣杯と関東大学リーグ戦の2冠を達成している明治大学は、12月に行われる全日本大学選手権大会(インカレ)で3冠が懸かる。

    「今まで取り組んできたことには本当に自信を持っているので、結果で表すために一戦一戦しっかり戦って、結果を求めていきたいと思っています」と河面。有終の美を飾り、最高の形でプロの世界へと進みたい。

    文・写真:片村光博(エルゴラッソ大宮担当)

  • 愛媛の来季指揮官に、J3秋田の間瀬秀一監督。児玉雄一強化部長も「クラブが進むべき道を進んでくれる」と期待

    愛媛の来季指揮官に、J3秋田の間瀬秀一監督。児玉雄一強化部長も「クラブが進むべき道を進んでくれる」と期待

     すでに木山隆之監督の退任を発表していた愛媛だが、29日、来季の指揮官として今季J3秋田で指揮を執った間瀬秀一監督が就任することがクラブより発表された。

     間瀬監督は03年から千葉でイビチャ・オシム監督の通訳を務め、その後に千葉、岡山、東京Vなどでコーチを歴任。15年から秋田を率いて監督としてのキャリアをスタートさせ、今季はチーム過去最高順位となるリーグ4位に導く手腕を見せた。

     間瀬監督就任を受けて愛媛の児玉雄一強化部長(写真)は、「昨季、今季の2年間でクラブが進むべき道は見えた。その道を進んでいく上でどういう人が良いかなと考えたときに(間瀬監督なら)進んでいただけるのではないか(と考えた)」と就任要請の理由を話し、「どういう監督が来て、どういうサッカーをするかということは選手たちも一番気になるところ。監督が決まったというのはチームとしてこれから動いていく中で大きい」と来季の新体制構築に向けて大きな前進とした。

     間瀬監督は「愛媛のみなさまとともに喜び合えるよう、覚悟と情熱を持ってそちらに向かいます」とクラブを通じてコメント。詳しい意気込みなどは12月中に発表される予定で、調整中の就任会見にて語られることになる。

     

    文・写真:松本隆志(エルゴラッソ愛媛担当)

  • 鹿島は中村充孝、浦和は李忠成が先発。Jリーグチャンピオンシップは19:25キックオフ

    鹿島は中村充孝、浦和は李忠成が先発。Jリーグチャンピオンシップは19:25キックオフ

     今季のJリーグ王者を決めるJリーグチャンピオンシップ第1戦・鹿島vs浦和のスターティングメンバーが発表された。

     23日に川崎Fと準決勝を戦った鹿島はその試合から1名変更。左MFにはファブリシオに代わって中村充孝が入る。また、久しぶりに柴崎岳がベンチに入った。対する浦和は2シャドーの一角に高木俊幸ではなく、李忠成が入る。

     キックオフは19時25分の予定。

     
    鹿島

    4-4-2

          8土居  33金崎

    13中村                25遠藤

          40小笠原  6永木

    16山本  3昌子  14ファン・ソッコ  22西

           21曽ケ端

     

    浦和

    3-4-2-1

              30興梠

            20李  9武藤            

    3宇賀神               18駒井

           22阿部  10柏木

          5槙野 6遠藤  46森脇

              1西川

  • 名古屋FW川又堅碁が磐田へ完全移籍。「今後さらなる成長をすることが恩返しになると信じて努力する」

    名古屋FW川又堅碁が磐田へ完全移籍。「今後さらなる成長をすることが恩返しになると信じて努力する」

     名古屋は29日、FW川又堅碁(27)が磐田へ完全移籍することになったと発表した。川又は14年の夏に名古屋に加入。昨季はJ1リーグ・33試合に出場し、9得点を挙げていたが、今季は17試合と出場機会が減り、チームもJ2降格という憂き目にあっていた。

     川又は「名古屋グランパスのファン・サポーター、パートナー関係、そしてチームに携わってくれた全ての皆様、この度、ジュビロ磐田に移籍することになりました。2年半前に名古屋グランパスから声をかけていただき、このクラブでプレーできたことを本当に感謝しています。加入してから2年半、満足いく結果を出すことができず悔しくもあり、皆様には申し訳ない思いでいっぱいです。ただ、名古屋グランパスでプレーしたというかけがえのない経験のおかげで、日本代表にも選出され、人としても選手としても大きく成長できたと思います。今後さらなる成長をすることがこれまで支えてくださった皆様への恩返しになると信じて、努力していきたいと思います。2年半、本当にありがとうございました」とコメントしている。

  • 「まだやらなければいけない」。湘南の曺貴裁監督が続投を決めた理由

    「まだやらなければいけない」。湘南の曺貴裁監督が続投を決めた理由

     21日、湘南は来季も曺貴裁監督がチームの指揮を執ることを発表した。そして29日、曺監督の続投発表に対する会見を平塚の馬入練習場で開いた。

     就任5年目を迎えた曺監督だが、今季はJ1・17位という成績でJ2に降格。シーズン終了後は、来季の去就に注目が集まっていた。今回の会見では「監督として6シーズン目になりますが、2017年も湘南ベルマーレとともに戦うことを決めました」と切り出し、続投の経緯を説明した。

    「(降格が決まった)大宮戦を終えたあとには自分の中で無力感も一瞬感じた。それから2、3日は、来季の指揮を執ることは難しいかなと思っている時期もあった。ただ、そこから甲府との試合、名古屋との試合、天皇杯と挟んで、選手の成長とグループの成長、チームの成長が一つになって勝ち点3につなげていく、そういうことにまだ限界はないなと感じた。来季はJ2というステージになるけど、決して簡単なリーグでないことは分かっている。そこで自分が指揮を執ることで、選手個人の成長とそれに伴うクラブの成長に少しでも力を貸せるのであれば、まだやらないといけないと思えたし、逆にやりたいと思えた。最終的にはそこで『来年もお願いします』という話をさせていただいた」。

     来季は監督として6年目のシーズンを迎える曺監督。年末には天皇杯の戦いも残っているが、すでに指揮官は来季の戦いを見据えている。

    「引き受けた限りは、来年は知恵とエネルギーをもっと出していきたい。J2を謙虚に戦っていくというか、その姿勢をなくしてはいけないと思う。今季はどうしても貫かなければいけないところと変化をさせないといけないところで、自分自身も少し思い切りが出せなかった部分もある。それは来シーズンに生かさないといけない。ここでやりたいという選手の最高のパワーを出して、『来年も湘南は生きているな』、『新しいチームになってこういうサッカーができるようになったな』と言ってもらえるようにやっていかないといけないと思っている」。

    文・写真:林遼平(エルゴラッソ湘南担当)

  • スカパー! にてCS決勝第2戦を解説予定の岡田武史氏の視点。「鹿島にも十分チャンスはある」

    スカパー! にてCS決勝第2戦を解説予定の岡田武史氏の視点。「鹿島にも十分チャンスはある」

     スカパー! にて、23日に行われたチャンピオンシップ準決勝・川崎Fvs鹿島の解説を担当し、3日の決勝第2戦・浦和vs鹿島でも解説を担当予定の元日本代表監督・岡田武史氏(現・FC今治オーナー)が、本日キックオフとなる決勝第1戦・鹿島vs浦和戦を前に決勝の展望を語った。

     

     

    ――チャンピオンシップ(CS)決勝の注目点は?

    「浦和は少し特殊なやり方をしていて、(攻撃時には)前に5枚並べてくる。ほとんどのチームがそれを怖がって両アウトサイドを下げて、5枚とか6枚で対応するのだけど、それは逆に浦和の思うツボ。(浦和の)後方の人数の少ないところに勇敢にプレッシャーを掛けて、後ろは浦和が5枚来ようが4枚で守るような勇気があるかどうか。これをやったのはG大阪の長谷川健太(監督)。そのときは本当に勇気を持ってやっていた。そこが浦和の一番苦手なところ。鹿島がそれをできるかどうかだと思う。下がってしまったら厳しい。そういう勇気を持って、プレッシャーを掛けにいけるかどうかがポイントだと思う」

     

    ――CS準決勝の鹿島は堅い戦いをしていたが、浦和の流動性を消すにはどうすればいい?

    「最初から守備陣が受けるのではなく、ボールの出どころを(つぶしてパスを)出させないようにするという発想のほうが良いと思う。浦和に合わせるとやられてしまう。ただ、浦和も今季は勝負強くなってきたけど、まだ“小さなスキを見せない”という部分が鹿島ほど徹底されていない。鹿島にも十分チャンスはある」

     

    ――ポイントになるマッチアップは?

    「マッチアップというより、鹿島はダブルボランチが生命線。ダブルボランチまで柏木などのマークに付いて下がってしまったら終わり。コンパクトさを保ちながらどれだけプレッシャーを掛けられるかが勝負になる」

     

    ――CS決勝は準決勝と違いホーム&アウェイだが?

    「浦和は第2戦がホームなので、第1戦は慎重にいきたいと思うかもしれない。でも、もし1戦目を落としてしまうと、2戦目に焦りなども出てきてしまう。1戦目は絶対に負けたくないと思うので、あまり策を講じずに普通に戦うと思う。(04年の横浜FM監督時代に)僕もCSを戦ったときは、1戦目で浦和に1-0で勝って、アウェイの2戦目に0-1で負けて、最終的にはPKで勝った。あのとき、ウチは一人退場(第2戦の74分に中西永輔が退場処分)にもなっていたので押されていた。でも、どちらかと言えば、『絶対に点を入れないといけない。PKまでいってはいけない』というプレッシャーは浦和のほうがあったと思う。そういう意味では『第1戦はアウェイだから落としたとしても大丈夫』というようなことはないと思う。最初から引き分け狙いもありえないだろうし、浦和は普通に試合に入ると思う」

     

    ――鹿島側は?

    「鹿島はホームだから勝っておきたいでしょう。ある程度アグレッシブに行くと思う。準決勝(川崎F戦・1◯0)は少し抑えていたような感じもあったけど、準決勝以上に前に出ていくと思う」

     

    ―― 一発勝負を勝ち抜く際の一番のポイントは?

    「チームの勢いは大事だと思う。決勝は2試合あるからまだいいけど、今回の鹿島のように準決勝から勝ち上がっていったほうが、試合のない浦和よりも、チームに勢いがついているぶん、第1戦は入りやすい。また、楽勝するより逆転など苦戦して勝ったほうが、勢いはつく。そういうほうが次の試合内容が良いことは多い。素晴らしいサッカーをして5-0とかで勝ってしまったら、次の試合は大抵ダメ。気の緩みとよく言われるが、本人たちは緩んでいるつもりはないんだけど(チームの流れが)良くないことが多い」

     

    ――岡田さんが個人的に注目している点は?

    「あまり注目はしていない(笑)。(オーナーを務めるFC今治がJFL昇格を懸けて地域CL決勝ラウンドを戦うため ※)週末のほうに注目している(笑)。それは冗談として、浦和のあの特殊な戦い方に対して、みんな打開策を見いだせていないのにすごくイライラしているというか、焦れている。打開するようなチームが出てきてほしいと思っている。そういう意味で鹿島がどういう戦いをするのかに注目している」

     

    ※ 取材日は11月23日。その後、FC今治は地域CLで優勝。JFL昇格条件(2位以内)をクリアした。

     

    ――もし岡田さんが鹿島を指揮するとしたら?

    「いまは、浦和に好きなようにボールを回されて、最後のところで抑えるというチームが多い。こうしたら打開できるのではと思うこともある。やってみなければ分からないだろうけど、どこもやらないし、みんな浦和を見て合わせているので、先ほど言ったようなプレーを見てみたいとは思う」

     

    ――ズバリ勝敗予想は?

    「浦和かな」

     

    ――第1戦、第2戦で分けて考えたら?

    「鹿島が勝つなら1戦目だけど…。1戦目は引き分けで、2戦目は浦和というイメージ。まあ、これが当たればこんな仕事はしていない。totoを買っているよ(笑)」

     

     

    スカパー! 放送予定

     

    決勝第1戦 11/29(火) 19:10

    実況/八塚浩、解説/水沼貴史、プレーヤー解説/戸田和幸

    決勝第2戦 12/3(土)19:00

    実況/下田恒幸、解説/岡田武史、水沼貴史、プレーヤー解説/戸田和幸

    2016Jリーグマッチデーハイライト Jリーグチャンピオンシップ 12/3(土)22:50

     

    詳しくは【スカパー Jリーグ】で検索→https://soccer.skyperfectv.co.jp/j1

     

  • 柏に190cmの大型CB橋口拓哉が加入内定。「柏レイソルという伝統あるクラブでプロキャリアをスタートできることは僕の誇り」

    柏に190cmの大型CB橋口拓哉が加入内定。「柏レイソルという伝統あるクラブでプロキャリアをスタートできることは僕の誇り」

     柏は流通経済大のDF橋口拓哉が来季加入することが内定したと発表した。

     橋口は190cmの大型CBで、対人プレーに強く、高校時代はそのキック力を生かして直接FKのキッカーも務めていた。

     橋口は「このたび、柏レイソルに加入することになりました橋口拓哉です。柏レイソルという伝統あるクラブでプロキャリアをスタートできることは、僕の誇りです。1日でも早く、日立台で黄色いユニフォームを着てプレーできるよう頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」とコメントしている。

     

    DF橋口 拓哉(はしぐち・たくや)

     

    生年月日:1994年9月27日

    出身地:宮崎県

    身長/体重:190cm/83kg

    サッカー歴:国光原中→宮崎日大高→流通経済大

     

  • 札幌のMFイルファンが退団。「札幌で過ごした日々、選手やスタッフ、サポーターに感謝しています」

    札幌のMFイルファンが退団。「札幌で過ごした日々、選手やスタッフ、サポーターに感謝しています」

     札幌はMFイルファンと来季契約を更新しないと発表した。

     ツイッターのフォロワー数が489万人とインドネシアで絶大な人気を誇るイルファンは14年にJ1の甲府に加入。その翌年にJ2の札幌に加入し、2シーズンを戦った。J2リーグ戦には7試合出場したが、ゴールはなかった。

     イルファンは「2年間を過ごしたクラブを離れることになり、非常に悲しいです。最高の仲間と素晴らしいサポーターに囲まれ、良い日々を過ごす事ができました。個人としてはプレー時間も限られたシーズンでしたが、常に全力でプレーをしてきましたし、昇格と優勝という形でシーズンを終わる事ができて良かったです。札幌で過ごした日々、選手やスタッフ、サポーターに感謝しています。いつ かまた、皆さんに会えるのを楽しみにしています。ありがとうございました」とコメントしている。

     ちなみに今シーズン前に発行されたエル・ゴラッソ特別編集のJリーグ選手名鑑では好きなおやつの欄に「無印良品の黒こしょうせんべい」と書いてあり、日本に馴染んでいたことがうかがえた。

  • 岐阜の新監督に大木武氏が就任。「週末の試合を楽しみになるような、魅力ある岐阜スタイルを目指す」

    岐阜の新監督に大木武氏が就任。「週末の試合を楽しみになるような、魅力ある岐阜スタイルを目指す」

     岐阜は29日、元日本代表コーチの大木武氏(55)が来季監督に就任すると発表した。

     大木氏はこれまで甲府、清水、京都の監督などを歴任。13年に京都の監督を退任してからは磐田U-18の監督やFC今治のメソッド事業部アドバイザー、バニーズ京都スーパーアドバイザーを務めていた。攻撃的なサッカーを志向し、05年には甲府をJ1昇格に導き、11年度にはJ2の京都を天皇杯準優勝に導いている。

     大木氏は「このたびFC岐阜の監督を務めさせていただくことになりました。週末の試合を楽しみにしてくださるような、魅力ある岐阜スタイルを目指し、ファンやサポーターのみなさんと一緒に戦っていきたいと思います」とクラブを通じてコメントしている。

    写真:星 智徳

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